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製剤設計用卓上型MRI PharmaSense(TM)日本での販売開始

オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:北浦 二郎)は、製剤設計者向けの卓上型MRI(磁気共鳴イメージング(注1)) PharmaSense(TM)の日本での販売を開始いたしました。
投入直後
定価は3,500万円、病院で画像診断装置として普及しているMRIを卓上型に小型化することで、錠剤が溶媒に溶けていく様子を画像で記録し計測することが可能です。USP-4(注2) フローセルを組み込み、主に錠剤の溶出制御設計用に特化した製品といたしました。製薬会社の研究所を中心に販売する予定です。

(注1) MRI
水素原子の核磁気共鳴現象を利用し、水分の濃度を画像化する装置。病院では脳腫瘍診断などで利用されているが、大きな強い磁場を作るために高価な磁石が必要、また電磁波ノイズを減らすためのシールドルームを必要とする。PharmaSense(TM)では小型の永久磁石を使い、シールドルームも不要で維持費もかからない。

(注2) USP-4
United States Pharmacopeia(米国薬局方:処方薬や市販薬、ヘルスケア製品の品質基準など公的規格を制定する機関)が定めるフローセル型の溶出試験規格。


■PharmaSense(TM)の撮像例
試験用錠剤の水和化

※付帯情報「投入直後」「4時間後」「7時間後」をご参照ください。

黒い部分は固形部、白い部分は水和によるゲル状部分を示す。
中央左右に黒く見えるのは錠剤のホルダー、下はガラスビーズ。


■会社概要
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社は、英国 Oxford Instruments plc(注3)の日本法人です。

社名  : オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
本社  : 〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-6 長谷萬ビル3F
設立  : 1991年6月
資本金 : 1億円
代表者 : 代表取締役社長 北浦 二郎
事業内容: 科学研究機器、半導体プロセス装置、分析機器の輸入販売及び保守管理
URL   : http://www.oxford-instruments.jp/


(注3) Oxford Instruments plcについて
http://www.oxford-instruments.com/

先端機器のグローバルリーダーとして、Oxford Instrumentsはナノサイエンスの先端基礎研究やそれをナノテク応用製品へ転用するのに必要とされるツールやプロセスやソリューションを幅広く提供しています。最小のスケールで物質を観察したり、加工したりすることが出来る一連のユニークな技術を使って、Oxford Instrumentsはナノスケールの物質や構造やデバイスの特性解明や加工のためのソリューションや、また基礎的なナノサイエンスを行う上での環境を提供します。この最初のテクノロジービジネスは40年以上前にオックスフォード大学からのスピンアウトによって生まれ、現在では1,200名以上の社員が働き、グローバルなビジネスを行っており、ロンドン株式市場(OXIG)に上場しています。

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