ANAの新自動チェックイン機で、クラウド型決済プラットフォー...

ANAの新自動チェックイン機で、クラウド型決済プラットフォーム 「シンカクラウド」が全国空港で展開

― 国内の51空港で順次導入開始 ―

 トッパン・フォームズ株式会社のグループ企業であるTFペイメントサービス株式会社(以下、TFPS)は、クラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」が全日本空輸株式会社(以下、ANA)に採用され、ANAが就航する国内51空港において順次導入が開始されたことを発表いたします。導入は2015年度中に完了する予定です。
 今回導入されたサービスで、小型化した新自動チェックイン機にトッパンフォームズ製の電子マネーリーダー(TC63CUT021)を採用いただきました。また、省スペース化と同時にシンクライアント型の特長である低コストでの電子マネー決済を実現しました。

新型自動チェックイン機全体図
新型自動チェックイン機全体図

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 現在、本端末では「楽天Edy」による電子マネー決済での支払いが可能ですが、ソフトウェアの更新だけで、「シンカクラウド」に対応する各種電子マネーもご利用が可能になります。また、電子マネーリーダーとして搭載されている「TC63CUT021」はNFC技術に準拠し、ソフトウェアの更新によって住民基本台帳カード、および個人番号カード(マイナンバーカード)が対応可能で、今後のマイナンバーの利用範囲拡大に伴う新しいサービスへの展開にも対応することができます。

【今後の展開】
 TFPSは今後、「シンカクラウド」での電子マネー決済のみならずクレジット決済に対応した非接触決済の統合プラットフォームとして機能の拡充を図ります。利用範囲が広く、より安価なインフラコストで利用できるサービスを利用者や加盟店に拡販して参ります。
 トッパンフォームズグループは「シンカクラウド」を中心にNFC関連事業を成長させ、2017年度に20億円の売上を目指します。

以上

※「楽天Edy」は楽天グループのプリペイド型電子マネーです。
※「Thincacloud/シンカクラウド」はTFペイメントサービス株式会社の登録商標です。
※その他記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。

【参考情報】
■NFC(Near Field Communication:ISO/IEC18092、21481)について
 全世界で20億個出荷されている「MIFARE」の開発元であるNXP Semiconductorsと、日本やアジアで普及し、4億個出荷されている「FeliCa」の開発元であるソニー株式会社が共同開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格で、2003年12月に国際標準規格(ISO/IEC)で認定されました。
【NFCの基本機能 】
1、カードエミュレーション
 「FeliCa」や「MIFARE」などのICカードとして機能します。
2、リーダー・ライターエミュレーション
 「FeliCa」や「MIFARE」などのリーダーライターとして機能します。
3、端末間通信
 NFC対応の機器間で、煩雑な機器間の認証操作なしで双方向通信ができます。
 また、認証だけをNFCで行い、それから先をより高速なBluetoothやWi-Fiに通信を引き継ぐことができ ます。

■TFペイメントサービス株式会社について
社   名:TFペイメントサービス株式会社
本社所在地:東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル5F
設   立:2011年12月
代 表 者:代表取締役社長 黒羽 二朗
事 業 内 容:インターネットを利用した情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、開発
      インターネットを利用した商取引、決済処理に関する業務の受託およびその代行、集金代行      業務、及びその周辺業務。
U R L: http://www.thincacloud.com/

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