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    日本アビオニクス株式会社

    高画素・高機能 赤外線サーモグラフィカメラ  インフレック R500EXシリーズの発売  高画素モデルの動画収録機能を強化し、豊富なラインアップのレンズも同時発売 ~電子製品の熱設計や試験・評価でさらに威力を発揮~

    商品
    2016年1月12日 10:00

     日本アビオニクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:秋津 勝彦)は、クラス最高水準となる最大120万画素(1280×960画素)で熱画像の記録が可能な赤外線サーモグラフィカメラ「インフレック R500シリーズ」を改良した「インフレック R500EXシリーズ(以下 本製品)」を2016年1月12日に発売いたします。

    R500EX本体

    <本製品>
    https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_1.jpg

    <基板熱画像>
    https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_2.png

     本製品は、PCへのリアルタイム転送速度を従来製品の2倍となる30Hzに向上させ、温度変化をより高速に記録することが可能になりました。また、カメラ本体への外部トリガー信号入力により、PCソフトウェアが自動で動画記録を開始する「自動収録開始機能」を新たに搭載しました。これにより、試験装置や現場設備と連動した確実なデータ収録を手軽に行うことができます。さらに、熱電対では測定できない微小物の温度測定を実現する21μmおよび52μm近接拡大レンズや、120万画素の解像度を活かしながら水平93°の広角で測定できる3倍視野拡大レンズを新たにラインアップしました。

     このように、動画収録機能とレンズラインアップを強化した本製品は、電子部品等をはじめとした、様々な研究開発分野でさらに威力を発揮します。

     当社は、お客様視点に立った魅力ある製品の開発・サービスの提供と一層の品質向上をはかり、『安心・安全で環境にやさしい社会』に貢献できる事業を目指してまいります。

    <本製品イメージ>
    (正面) https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_3.png
    (背面) https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_4.png


    ■ラインアップ・価格
    用途に応じて選べる3種類のモデルをご用意しました。
    仕様の詳細につきましては、以下URLにてご確認ください。

    仕様表URL: https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/att_86141_1.pdf

    ・R500EX-Pro
    測定温度範囲 -40~+2,000℃/フル機能R&D用モデル
    時系列データの測定を行うR&D分野や、高温物の測定に最適。
    希望小売価格:2,380,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬

    ・R500EX
    測定温度範囲 -40~+500℃/設備診断用モデル
    高所となる電気設備やプラントの配管などの点検に最適。
    希望小売価格:1,980,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬

    ・R500EX-S
    測定温度範囲 -40~+120℃/構造物診断用モデル
    コンクリート構造物や建築物外壁の剥離診断に最適。
    希望小売価格:1,800,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬


    ■レンズラインアップ・価格
    ・3倍視野拡大レンズ
    測定視野角 :93°(H)×72°(V)
    希望小売価格:980,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬

    ・21μm近接拡大レンズ
    測定視野範囲:13mm(H)×10mm(V)
    希望小売価格:980,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬

    ・52μm近接拡大レンズ
    測定視野範囲:33mm(H)×25mm(V)
    希望小売価格:680,000円
    出荷開始  :2016年1月下旬


    ■新機能ならびに従来モデルからの変更点
    1.高解像度はそのまま、PCへのリアルタイム転送速度を30Hzに向上
    ・従来15HzだったPCへのリアルタイム転送速度を、640×480画素の高解像度のまま30Hzに向上させました(熱画像のみ転送の場合)。
    ・解析可能な熱画像データを、USB2.0で可視画像と同時にリアルタイム転送します。〔*1〕

    2.カメラへの外部トリガー信号により、解析ソフトウェアが自動で動画記録を開始
    ・カメラ本体に外部トリガー信号が入力されると、PCの解析ソフトウェアが自動的に動画記録を開始します。
    ・I/O機器を使ったシステムを構築せずに、より簡単に試験装置や現場設備と連動したデータ収録を行うことが可能です。

    <自動動画収録機能>
    https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_9.jpg

    3.最新の画像フィルタリング機能(デノイズ)により、温度分解能をさらに向上
    ・NEC中央研究所が開発した最新のノイズ処理技術を搭載しました。測定対象物の輪郭を鮮明に保ったまま、空間フィルタ処理でランダムノイズを低減します。
    ・0.025℃(at30℃)の温度分解能を実現〔*2〕、わずかな温度差を鮮明に捉えたい非破壊検査に最適です。

    4.微小物の測定や広範囲の測定に最適な3種類のレンズを同時発売
    ●電子部品など微小な対象物の温度計測を実現する2種類の近接拡大レンズを追加
    ・21μm近接拡大レンズ(作動距離:22mm、空間分解能:21μm)
    ・52μm近接拡大レンズ(作動距離:56mm、空間分解能:52μm)
    ●120万画素の高解像度で93°の広角撮影ができる視野拡大レンズを追加
    ・3倍視野拡大レンズ

    <21μm近接拡大レンズ熱画像>
    https://www.atpress.ne.jp/releases/86141/img_86141_8.jpg

    〔*1〕:熱画像と可視画像の同時転送の場合は、転送速度は15Hz
    〔*2〕:S/N改善時


    ■会社概要
    商号  : 日本アビオニクス株式会社
    代表者 : 秋津 勝彦
    所在地 : 〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-5 五反田光和ビル
    設立  : 昭和35(1960)年4月
    資本金 : 58億9千5百万円
    事業内容: 情報システム、接合機器、プリント配線板、
          赤外線サーモグラフィ製品の製造販売
    URL   : http://www.avio.co.jp/

    すべての画像

    R500EX本体
    基板熱画像
    R500EX正面
    R500EX背面
    21μm近接拡大-IRL-C21UB20
    52μm近接拡大-IRL-C052UB
    3倍視野拡大-IRL-WX03D
    21μm近接拡大レンズ熱画像
    自動動画収録機能
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