国産FSC(R)認証材を使用した木造店舗が 「ウッドデザイン賞2015(新・木づかい顕彰)」受賞
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2015年12月10日 16:15 ミニストップ株式会社(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:宮下 直行、以下:ミニストップ)が2009年より取り組んでいる国産FSC(R)認証材を使用した店舗が、本年より創設された「ウッドデザイン賞2015(新・木づかい顕彰)」を受賞しましたのでお知らせいたします。
moku「ウッドデザイン賞」とは「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する今年度初めて創設されたアワードです。ミニストップの「FSC(R)認証材木造店舗」は、ソーシャルデザイン部門にて同賞を受賞いたしました。
ミニストップは、木材の有効活用を考え、2009年より「FSC(R)認証材木造店舗」 の建設を進めています。
FSC(R)認証材を使うことにより、伐採から使用にいたるまでのサプライチェーンをトレースすることが可能となり、森林の環境保全と地域社会の利益に貢献する持続可能な調達に貢献しています。
FSC(R)認証材は、価格変動が激しい鋼材に比べて価格が安定しており、中長期的に建設計画を立てやすいというメリットがあります。建物を軽量化することで基礎工事を簡素化(※1)することができ、従来の鉄骨工法に比べ、CO2の約33%削減、工期の削減(約10日)、さらに、建屋を分解し組み直しが可能なため、リユースにも対応できるなど多くのメリットをもたらします。
2015年11月末現在、ミニストップ出店エリア27都府県中、1都1府17県・136店舗を建設しています。
今後もミニストップは、 FSC(R)認証材を積極的に使って店舗を作り続けることにより、環境と社会面で持続可能であることに努めてまいります。
※1:主要構造材を工場で生産することで、現場工事での廃材を大幅に削減し、資源採取から資材生産の過程で発生するCO2を約33%削減。
《FSC(R)認証とは》
FSC(R)(Forest Stewardship Council(R):森林管理協議会)とは、森林環境保全に配慮し、地域社会の利益にもかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材を第三者認証する国際的な会員制の非営利団体です。FSC(R)の認証システムは、森林管理を認証する「FM認証(Forest Management 認証)」と、加工・流通過程を認証する「CoC認証(Chain of Custody 認証)」の2種類の認証があり、両方の認証を得たサプライチェーンを通じて使用した木材だけが、FSC(R)認証木材を使っていると呼ぶことができます。
[適切な森林管理の流れ]
間伐によって整備された森林は、残された樹木の生長を促進させ、たくさんのCO2を吸収し地球温暖化の防止に貢献します。また、山崩れなどの山地災害を防ぎ、森林が持つ水源のかん養機能を高めたり、多様な生態系を育み、さらには緑豊かな生活環境の保全・形成等を目指す治山事業にも貢献しています。




















