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    MontaVista Linux、モトローラ社携帯電話に採用

    企業動向
    2003年3月20日 15:00
    2003年3月20日 報道関係各位 モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社 MontaVista Linux、モトローラ社携帯電話に採用 ~Linuxプラットフォームにより、先進のアプリケーション開発がより柔軟に~ 米ニューオーリンズ、CTIA Wireless―2003年3月19日(現地時間)発― MontaVista Software, Inc.(以下、モンタビスタ)は、主力製品である MontaVista ™ Linux®がモトローラ社のA760携帯電話のオペレーティング・システムに 採用されたことを発表しました。これは、LinuxとJavaを搭載した世界初の携帯電話 です。 モトローラ社のA760は、携帯情報端末(PDA)、デジタル・カメラ、ビデオ・プレーヤ 、MP3プレーヤー、スピーカーホン、先進のメッセージング、瞬時のインターネット アクセスおよびBluetooth™のワイヤレステクノロジーの機能を兼ね備えた携帯 電話です。A760は、携帯端末のソフトウェア戦略において重要な柱であるOSにLinux を採用したモトローラ初の携帯電話です。 モトローラ、パーソナル・コミュニケーション・セクタ、スマートフォン&ネットワ ーク・エンターテインメント・プロダクトのシニア・グローバル・マーケティングマ ネージャ、Terence Lam氏は、以下のようにコメントしています。 「この携帯電話は、最もオープンでフレキシブルなソフトウェア・プラットフォーム を特長とする、特別なものである。JavaテクノロジとオープンソースのLinux OSをサ ポートすることにより、モトローラは、最高の使い心地を作り出す環境作りのための 、最も創造的で豊富な環境を提供している。」 モンタビスタは、携帯電話、高解像度デジタルTV、STB、テレマティックスを含むコ ンスーマエレクトロニクス機器向けに特に開発された、初の商用Linuxオペレーティ ングシステムとクロス開発環境である、MontaVista Linux Consumer Electronics Ed itionを最近発表しました。MontaVista Linuxは、既に、携帯電話、PDA、高性能リモ ートコントロール、高解像度テレビ、HDTV、PVR、STB、デジタルレシーバ、テレマテ ィックス、楽器、ゲームマシン、カラオケシステム等を含む数百の製品開発に使用さ れています。SonyやNECもMontaVista Linux搭載製品を発売しています。さらに携帯 電話市場をリードするいくつかのメーカもMontaVista Linuxベースの携帯電話を開発 しています。 モンタビスタのCEO兼社長、Jim Readyは、以下のように述べています。 「携帯電話が急速に進化するとともに、ソフトウエアには、豊富な機能性およびネッ トワーキングをサポートするためにますます堅牢さが要求されている。MontaVista L inuxは、即製品化を可能にする強力なシステム・ソフトウェア・プラットフォームを 提供する。また、モトローラは、携帯電話のソフトウエア戦略として、Linux上での 標準化を行うことにより、先進の家電の新しい世界へ道を切り開いている。当社は、 このようなトレンドをサポートできることを誇りに思っている。」 MontaVista Linuxは、高性能、リアルタイム性、家電製品レベルの信頼性を提供する ことで、モトローラ社のA760のような先進のコンスーマエレクトロニクス製品におけ る、拡張された双方向機能をサポートします。組込み開発のための標準開発プラット フォームを提供することによって、モンタビスタは、コスト効率の良い方法で最先端 の製品の製品化を可能とします。 International Data Corporation(IDC)の最近の市場調査報告書(文書28470)によ ると、組込みOS環境の市場は、複合年間成長率(CAGR)18.6%で、2006年までに14億 ドルに達すると予測されています。さらに、IDC調査報告番号27653、世界のモバイル 組込みオペレーティング環境の市場予測と分析 2002-2006では、この分野で最も急 成長している企業の内の1社にモンタビスタを挙げています。 モトローラについて モトローラ(NYSE:MOT)は、コミュニケーションの統合と組込みエレクトロニクス・ ソリューションを提供するグローバルなリーダである。2002年の売上額は267億ドル 。モトローラは、75年前に設立された時から、倫理のビジネス習慣に専心的、より生 命及び人々のために、より良くする重要な技術を先進的に行うクローバル企業である 。 モンタビスタソフトウエアについて MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、組込 みシステム用のオープンソースシステムソフトウエアのリーディングプロバイダです 。リアルタイム オペレーティング システムの先駆者ジェームス・レディ(James Re ady)によって 1999年に設立され、通信インフラからコンスーマ機器までの幅広いア プリケーション分野を対象とし、MontaVista™ Linux® Professional Edit ion、MontaVista™ Linux® Carrier Grade Edition、およびMontaVista 482; Linux® Consumer Electronics Editionを提供しています。さらに、モンタ ビスタでは、顧客の特定のニーズに対応するため、パワフルなJava開発環境やグラフ ィックス開発機能を提供するアドオン製品も提供しています。モンタビスタソフトウ エアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の100%日本法人として2000年 7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサービ スを提供しています。 米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy Ventu res, US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.,、IBM、Intel Capita l、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha Corporationなどの主要投資 企業より出資を受けた私有企業です。MontaVista Softwareの詳細情報は、同社のWeb サイト(www.mvista.com (英語)、www.montavista.co.jp (日本語))をご参照くだ さい。 Linux は Linus Torvalds の登録商標です。MontaVista は MontaVista Software, I nc. の商標です。 その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。 【問い合わせ先】 モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社 マーケティング部:坪田 TEL: 03-5469-8840 Email: akemi_tsubota@montavista.co.jp
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