花と光のムーブメント 小金井公園 ~刻を紡ぐ、夏の浪漫~ 2025年7月18日(金)~8月3日(日)開催

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    2025年6月25日 19:00
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    東京都は、四季を通じた花と光の演出によって、公園の新しい楽しみ方をお届けする「花と光のムーブメント」を実施しています。都内有数の広々とした草地が広がる「小金井公園」では、これまで春、秋と開催してきましたが、2025年は夏に開催。夏の草花で彩られた立体花壇や、江戸から昭和までの各時代をイメージした景色など、ここでしか体感することのできない花と光の演出を、夜間を含め17日間限定で行います。昼夜を問わず、小金井公園特有の歴史と、豊かな自然が調和した幻想的な夏の情景をお楽しみください。

    【会  期】2025年7月18日(金)~8月3日(日)
    【ライトアップ時間】各日17:30~21:00
    【開催場所】都立小金井公園内(たてもの園前広場、宿根草園、蒸気機関車展示場等)
    【料  金】入場無料

    <「花と光のムーブメント 小金井公園」~刻を紡ぐ、夏の浪漫~特設サイト>

    ■実施概要

    歴史と自然が織りなす、刻を超えた美しさが息づく小金井公園。この夏、小金井公園は夏の植物をメインモチーフに、江戸から明治、大正・昭和へと移り変わる時代の息吹を、幻想的な花のデコレーションとライティングによって優美に表現します。
    日中は自然の風と輝く太陽が、日が暮れると瞬く星が、まるで別世界のようなドラマティックな情景をつくり出し、訪れる人々を情緒あふれる特別な空間へと誘います。小金井公園でしか味わえない時代を超えた夏の浪漫をぜひご体験ください。開催期間中は、園内でARフォトスポットやデジタルスタンプラリーが楽しめるほか、キッチンカーの出店も予定しています。花と光で彩る夏の小金井公園を、どうぞ心行くまでお楽しみください。

    ①「魅せる江戸の納涼」(江戸ゾーン/たてもの園前)

    たてもの園前広場では、江戸の夏を象徴する「朝顔」「花火」「風鈴」「水うちわ」に幻想的なライティングが加わり、遊び心のある江戸の世界が広がります。
    広場正面の江戸東京たてもの園ビジターセンター(旧光華殿)は、鮮やかな花のプロジェクションマッピングで彩られ、イベント案内板にある二次元コードを読み取り、カメラを起動すると、カメラ越しにAR花火が音を立てて空に打ちあがります。園路の両側には、夏の風物詩・朝顔に包まれた回廊が登場。夜は幻想的な光に包まれ、夢のような風景が広がります。伝統と遊び心が溶け合った涼やかな江戸の世界をお楽しみください。

    【関連情報】
    8月2日(土)・3日(日)は「江戸東京たてもの園」でも、16:30~20:30まで夜間特別開園「たてもの園下町夕涼み」を行います。あわせてお楽しみください。

    <江戸東京たてもの園について>https://www.tatemonoen.jp/

    ※夜間特別開園の期間はプロジェクションマッピングの演出はありません。

    ▲たてもの園前ライトアップイメージ (カメラ越しに見たAR花火を含む)
    ▲たてもの園前ライトアップイメージ (カメラ越しに見たAR花火を含む)
    ▲たてもの園前回廊イメージ
    ▲たてもの園前回廊イメージ

    ②「万花繚乱の浮世」(江戸ゾーン/宿根草園)

    屏風を表現した立体花壇や瑞々しい花手水、睡蓮鉢がミストとともに涼を誘う幻想的な宿根草園。
    夏に咲き誇る彩り豊かな草花とともに、ここだけの特別な写真撮影をお楽しみください。
    夜は、立体花壇の足元に広がる花壇に、豊かな水を思わせるブルーのライトと点在するスポットライトのイルミネーションにより、普段見ることのできない花の表情をお楽しみいただけます。涼し気な朝顔のアーチには、まるで蛍が舞っているような幻想的な光の演出が施され、非日常空間を皆様にお届けします。

    ▲宿根草園内の屏風をイメージした立体花壇(演出イメージ)
    ▲宿根草園内の屏風をイメージした立体花壇(演出イメージ)

    ③「和魂洋才の幻想庭園」(明治ゾーン/東屋)

    文明開化により、和と洋が交差する明治時代。天井いっぱいに咲きこぼれる花々に、レトロなステンドグラスの輝き、ほんのり灯るガス灯をイメージした照明とふわりと舞う蛍の光。浪漫感じる幻想的な庭園をイメージした装飾が施された東屋が、皆様をお迎えします。夏の夜に、明治の浪漫を感じながら、心地よいミストとともに、優雅なひとときをお過ごしください。

    ▲装飾を施した東屋(イメージ)
    ▲装飾を施した東屋(イメージ)

    ④「タイムトラベル大正浪漫」(大正・昭和ゾーン/ 蒸気機関車展示場)

    蒸気機関車展示場では、蒸気機関車を中心に大正時代の浪漫あふれる風景を演出します。夏の風物詩のひまわりにモダンな大正柄、そして緋毛氈(ひもうせん)が敷かれたSL階段。明治から昭和に活躍していた蒸気機関車が、ひまわり畑を駆け抜けるように令和の時代に現われます。夜にはガス灯を模したやわらかな光とSLの幻想的なライティングにて、このイベント期間しか見られない妖艶さと華やかさを感じる浪漫あふれる景色を演出します。昼には、澄んだ青い空と鮮やかなひまわりの黄色のコントラストが美しい、夏の景色をお楽しみください。

    ※蒸気機関車展示場開場日程:期間中の土・日・祝日10時~16時
    (上記期間外は柵の外からのご見学となります。)

    【蒸気機関車展示場について】

    C57形機関車とスハフ32型客車を展示している蒸気機関車展示場は、今年で50周年を迎えました。C57形機関車は戦後直後の1946年に製造され、1975年の運用終了まで全国各地を巡った後、小金井公園に搬入されました。また、スハフ32型客車は1929年から製造開始された鋼製客車で、国内唯一の保存車両です。

    ▲蒸気機関車展示場(イメージ)
    ▲蒸気機関車展示場(イメージ)

    ■会場

    【ライトアップエリア詳細マップ】

    ■「花と光のムーブメント」とは

    都立公園にて、新たな魅力ある大規模花壇を創出し、四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方を届けることを目的に行われている東京都の取組です。

    <特設サイト>

    【イベント期間中の園内施設情報】

    小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」では、7月19日(土)より、新しい展示が始まります。あわせてお楽しみください。

    武蔵野の歴史と民俗~「武蔵野郷土館」がのこしたモノたち~
    2025年7月19日(土)~12月14日(日)

    ■注意事項

    気象災害等により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。ご来園前に「花と光のムーブメント」特設サイトにて最新情報をご確認ください。
    なお、本文中の写真・画像は全てイメージ画像で、実際のものとは異なる場合があります。

    小金井公園について

    玉川上水沿いに位置した、面積約80ヘクタール(日比谷公園の5倍、上野恩賜公園の1.5倍)の広大な公園です。この公園は広々とした草地、それを取り巻く雑木林、桜の園、わんぱく山、弓道場、SL(C57)展示、16面のテニスコートと内容豊かな公園です。この公園の前身は、昭和15年の紀元2600年記念事業で計画された小金井大緑地です。戦後、東宮仮御所に使用され、また農地解放により4割を失いましたが、29年に都市公園として開園されました。

    ◇所在地
    小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、
    小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台町六丁目、武蔵野市桜堤三丁目

    ◇交通案内
    JR中央線「武蔵小金井」から
     西武バス「小金井公園西口」下車
     関東バス「江戸東京たてもの園前」・「小金井公園前」・「スポーツセンター入口」下車
    JR中央線「東小金井」からCoCoバス「小金井公園入口」・「たてもの園入口」下車
    西武新宿線「花小金井」から西武バス「小金井公園西口」下車

    ◇駐車場(有料・24時間)
    ※土・日・祝日のご来園は、五日市街道が渋滞しますので、公共交通機関をご利用ください。
    ※公道での小金井公園駐車場への入庫待ちはご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
    また、混雑状況により、入庫規制をさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

    ◇問い合わせ先
    小金井公園サービスセンター
    〒184-0001 小金井市関野町1-13-1
    042-385-5611

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    ▲たてもの園前ライトアップイメージ (カメラ越しに見たAR花火を含む)
    ▲たてもの園前回廊イメージ
    ▲宿根草園内の屏風をイメージした立体花壇(演出イメージ)
    ▲装飾を施した東屋(イメージ)
    ▲蒸気機関車展示場(イメージ)
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    花と光のムーブメント 小金井公園 ~刻を紡ぐ、夏の浪漫~ 2025年7月18日(金)~8月3日(日)開催 | 公益財団法人 東京都公園協会