彬子女王[著]・ほしよりこ[絵]の共著書を、2025年秋に発売決定

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    2025年8月5日 11:00
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    株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、三笠宮家の彬子女王殿下と、『きょうの猫村さん』などで知られる漫画家ほしよりこ氏との共著書を、2025年秋に発売することを決定いたしました。ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」ともいえるプリンセスの日常が書かれた珠玉のエッセイに、愛らしく寄り添う挿絵を、彬子女王殿下と交流のあるほしよりこ氏が、心を込めて描き下ろします。

    ■彬子女王殿下の『赤と青のガウン』は38万部を突破

    文庫版『赤と青のガウン』カバー
    文庫版『赤と青のガウン』カバー

    昨年(2024年)の『赤と青のガウン』の大ヒットは、一般読者がXにポストした「プリンセスの日常が面白すぎる」という感想がバズったことがきっかけとなりました。2024年4月に文庫化されると、2カ月足らずで10万部に到達し、世間の注目を大いに集めました。続けて、「徹子の部屋」(テレビ朝日)、NHKのドキュメンタリー番組へのご登場、さらに「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)でラジオパーソナリティを務められるなど、ご活躍のたびに、ご著作への反響も高まり、文庫版『赤と青のガウン』の発行部数は現在38万部を突破しています。新作を期待される読者の方々に、弊社からの新刊発売が決定したことを、いち早くお知らせいたします。なお、タイトルとブックデザイン、価格なども、準備が整い次第、お伝えします。

    ■挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏

    彬子女王殿下は、漫画がお好きでよく読まれることを公言されており、漫画家のほしよりこ氏とは、共通の知人の紹介で約2年前から交流が始まったとのことです。新刊の企画化にあたり、挿絵を添えることを編集者が相談し、ほしよりこ氏への打診が決まりました。本当に描きたいものを描くことを信条とするほしよりこ氏は、「今回の彬子さまの原稿を読んでみたいし、描いてみたい」と即座に諒解され、このたびの企画が実現しました。

    ■新聞に連載したエッセイ計47編で構成

    新刊に収録されるのは、彬子女王殿下が「京都新聞」と「朝日新聞」に連載されたエッセイです。くすっと笑えるものや、心が洗われるものなど、さまざまなテーマの計47編を収録しています。その日常の中で起きた出来事や場面を描いた、ほしよりこ氏の絵が、読者のイメージをさらにふくらませてくれます。

    【著者プロフィール】

    彬子女王

    1981年、故寛仁親王殿下の第一女子として生まれる。学習院大学在学中及び卒業後に、英国オックスフォード大学マートン・コレッジに留学し、女性皇族として初めて博士号を取得(専攻は日本美術)。京都産業大学日本文化研究所特別教授、一般社団法人心游舎総裁などを務める。著書に『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP文庫)、『新装版 京都 ものがたりの道』(毎日新聞出版)、『日本美のこころ イノリノカタチ』(小学館)などがある。

    ほしよりこ

    1974年生まれ。関西在住。2003年から「きょうの猫村さん」をネット上で毎日1コマ連載。2005年に『きょうの猫村さん1』(マガジンハウス)として書籍化されベストセラーになる。2015年、『逢沢りく』(文藝春秋)で第19回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。その他の著書に、『カーサの猫村さん』『僕とポーク』『B&D』(いずれもマガジンハウス)などがある。

    【新刊情報】
    書名:未定
    著者:彬子女王 著/ほしよりこ 絵
    価格:未定
    予定仕様:B6判変型並製240ページ
    発売予定:2025年9月
    発行:PHP研究所

    【既刊情報】
    書名:赤と青のガウン
    副題:オックスフォード留学記
    著者:彬子女王
    定価:1,320円(10%税込)
    仕様:文庫判並製400ページ
    発売日:2024年4月3日
    レーベル:PHP文庫
    発行:PHP研究所

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    文庫版『赤と青のガウン』カバー