ママが働きながら大型免許を取得 茨城県の運送会社でトラガール育成プロジェクト開始！！

国交省ではトラック運送業における女性の活性化を推進していますが、求人してもほとんど応募がないというのが実情です。一方で、子育て中のママさんは、将来社会復帰したいと思いつつ、特段の就労スキルを持っていないケースが多く、職業の選択肢が限られているという現状があります。

そこで、リーディングサポートでは、子育て中の女性を社員として採用し、働きながら大型免許を取得してキャリアアップが図れるシステムとして、トラガール育成プロジェクトを立ち上げました。

●30代から40代前半の女性の大型免許取得者数が増加
警視庁の運転免許統計によると、女性の大型免許取得者数は20代前半のピークを境に激減しますが、30代後半、最近では40 代前半の女性に再び増加がみられます。これらのデータから、子供が就学年齢に達したママさん世代において、大型免許取得の意欲があることが伺われます。

図．女性の年齢別新規運転免許証交付件数（警察庁運転免許統計より）

しかし、免許取得後の女性に対して、運送業界では就労に繋がる具体的なシステムがないこともあり、トラガールの増加につながっていません。

●トラガール育成プロジェクトとは
免許取得意欲のある30 代後半から 40 代前半の地元の女性を社員として採用した上で、勤務しながら大型・中型免許を取得できる免許取得支援制度によりトラガールの育成を行うものです。この支援制度は、免許取得後の所定年数の勤務を条件に、取得にかかる諸経費を会社が負担するもので、勤務先を確保した上でのキャリアアップが可能となっています。

●これまでの免許取得支援制度の取り組と成果
これまでも、若者が就労しながら中型・大型免許の免許取得ができるよう”免許取得支援制度”を導入し、自社内でのドライバー育成に力を入れてきました。同制度を利用して、免許を取得したドライバーは、離職率が低く雇用の安定化につながっています。

これらのことから、求人ではなかなか獲得できないトラガールですが、地元で採用した女性を自社内で育成することにより、運送業界で長く勤務してもらえる人材となることが期待されます。

●女性が長く勤められる環境を整備
　大型免許取得による給与のアップに加えて、子育て中の女性が無理なく勤務を続けられるよう、ワーキングシェアや子供の病気などによる突発的な休暇にも対応できるよう、労働環境の整備も行っています。
現在、ホームページおよびハローワークにて、トラガールを志す女性の求人募集を行っています。

●今後の取り組み
社内で育成したトラガールは、一人住まいの女性の引っ越し専門部門に配属するなど、女性ドライバーの活動分野の開拓を行っていきます。また、女性ならではの様々なスキルや資格の取得も支援し、 有資格者ドライバーが活躍できる事業プランを企画しています。

【高埜広司 プロフィール】
茨城県生まれ。株式会社リーディングサポート代表取締役。
神職を志し、國學院大學にて神社本庁階位検定「明階位」を取得。しかし、神職としての職が得られず、大手運送企業に入社。同社において優秀社員表彰等多数受賞するも、過労により体調を崩して10年で退職。
その後、前職の経験を活かし、軽貨物自動車1台で独立開業し、毎年倍々の売上増にて３年で年商１億５千万円に。その中で、多くの軽貨物事業主が詐欺的FC加盟により借金に苦しむ姿を見て、一念発起。借金や仕事の獲得で苦しむ事業主の支えとなる組織を作ろうと、『先導と支援』の名を冠して有限会社リーディングサポートを設立。個人事業主の労働環境の改善や救済活動を行う。

当社ではマスコミの方のご取材を随時お受けしております。 本件に関するより詳細情報をご提供させていただきますので、是非お問い合わせください。
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【会社概要】
社名 　 　　　 　：株式会社リーディングサポート
代表t取締役　：高埜　広司（たかの　ひろし）
所在地　　　　 ：〒305-0035 茨城県つくば市松代 1 丁目 28 番地 6 号
電話 　　 　　　 ：029-858-1155
URL 　　　　　 ：http://www.leadingsupport.co.jp