文庫週間・月間ランキング1位!盛り上がる文豪作品ブーム 三島...

文庫週間・月間ランキング1位!盛り上がる文豪作品ブーム  三島由紀夫のエンタメ小説が発行部数20万部突破

~ 三島作品No.1を決定する緊急国民投票を開催中 ~

株式会社筑摩書房(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:山野浩一)が1998年に刊行した三島由紀夫『命売ります』(ちくま文庫)は売上好調につき、2015年10月13日、累計発行部数20万部を突破いたしました。(2015年10月21日現在 24刷 累計21万1,200部)

命売ります 書影
命売ります 書影

刊行から今年6月までの17年間は4万部という静かな売れ行きでしたが、新しい帯を付けて再展開を始めた今年7月から人気が再燃し、計17万部を重版。この新たな三島由紀夫ブームの広がりをうけ、特設サイトにて「三島由紀夫作品・緊急国民投票」を実施しています。

<『命売ります』 書影>
https://www.atpress.ne.jp/releases/78135/img_78135_1.jpg


■三島作品20万部ヒットの要因・所見
<文庫ランキングで1位獲得>
往年の文豪の隠れたエンタメ小説『命売ります』が、今を時めく現代作家作品に分け入って、各書店の文庫ランキングに続々と登場しています。文豪・三島由紀夫の名前が、映画化やドラマ化されるでもなく、2015年の文庫ランキングに並ぶということは「事件」と言えるかもしれません。

・紀伊國屋書店 新宿本店/文庫週間ランキング1位(10月5日~10月11日)
・有隣堂 アトレ恵比寿店/文庫週間ランキング1位(10月4日~10月10日)
・丸善 丸の内本店/文庫月間ランキング1位(8月)
・青山ブックセンター 六本木店/文庫月間ランキング2ヵ月連続1位(8・9月)

<女性を中心に文豪作品ブーム>
異例のヒットの背景には、“文豪作品再評価”という文庫の新トレンドの兆しがあるようです。30~50代の女性を担い手として、「今までとは違った価値観で文豪作品を読んでみよう」、または「読み直してみよう」とする新たなトレンドが、草の根からじわじわと押し寄せてきていることがPOSデータの分析やSNSの反応から見えてきました。
これは、芥川賞を受賞された又吉直樹さんが、太宰治はじめ、文豪とよばれる作家の魅力を積極的に発信されていることの影響もあるのかもしれません。

今の時代の感性で読んだらとびっきり新鮮に感じられる、自分だけの「隠れた名作」を再発見したい、という文庫に対する読者の要望は高まりつつあります。『命売ります』の突然のブレイクは、新たな文庫ブームの幕開けを告げるものになりそうです。


■「三島由紀夫作品・緊急国民投票」について
今年生誕90年・没後45年にあたる三島由紀夫に関する緊急アンケートを実施しています。「90年目の決着!2015 今の私が1番オモシロイと思う三島由紀夫作品は……」と題し、Webを使って広く、一般の方にも参加していただけるものになっています。
No.1となるのは、やはり王道の名作なのか。それとも意外な作品なのか。今の私たちが感じている(求めている)三島が炙りだされそうです。
集計結果の発表は、三島の命日である11月25日(水)(憂国忌)を予定しています。

<投票期間>
2015年10月15日(木)~2015年11月14日(土)

<プレゼント企画>
投票いただいた方の中から、新潮文庫「HANDY NOTE」&ちくま文庫「月のノオト」を抽選で5名様にプレゼントします。
※本商品はともに非売品となります。

<「三島由紀夫作品・緊急国民投票」投票フォーム>
http://www.chikumashobo.co.jp/blog/news/entry/1214
(新潮社・紀伊國屋書店 新宿本店のウェブサイトからも投票フォームにアクセスできます。)


■紀伊國屋書店 新宿本店オリジナルフェア開催中
ブームとなりつつある文豪作品再評価の波をうけて、紀伊國屋書店 新宿本店では、『紀伊國屋書店新宿本店×新潮文庫×ちくま文庫 共同宣言「1周して!?あたらしいぞ文豪は」フェア』を開催しています。
「“新しい読者”に“新しい価値観”で“文豪作品”を継承してもらいたい。」この思いで3社がスクラムを組み、誰もが知る文豪の代表作や名作、隠れた傑作はもちろん、知名度こそないものの知る人ぞ知るといった文士の発掘作も入れたラインナップになっています。

<開催場所>
紀伊國屋書店 新宿本店 2F

<開催期間>
2015年10月15日(木)~2015年11月14日(土)

<紀伊國屋書店 新宿本店 ホームページ>
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20151015130200.html


■『命売ります』内容紹介
目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくない―。三島の考える命とは。

『命売ります』は1968年(昭和43年)、『週刊プレイボーイ』に連載された長編小説です。物語は自殺に失敗した男が「命売ります」と新聞広告を出すところから始まり、それを利用しようとする人間が次々に現れては騒動を起こしていきます。

従来の三島作品のイメージを覆すような軽いタッチとスリリングな展開に引き込まれ一気読みしてしまう、極上のエンタメ小説です。特に、心変わりしていく男の心理描写や痛烈な皮肉は、さすが三島、と言いたくなる完成度を誇っています。さらに、三島本人がこの2年後に自ら死を選んでいるということを考えて読むと、より一層の奥行きをもった読後感が体験できるかもしれません。


■『命売ります』ちくま文庫
刊行日  :1998年2月
ページ数 :272
定価   :本体680円+税
ISBN   :9784480033727
解説   :種村季弘
カバー装画:山本容子

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