
手荒れは季節的な悩みと思われがちですが、実は職業によっても大きく左右されます。
特に医療従事者、美容師、飲食業の方は、日常的に手を酷使する環境にあり、慢性的な手荒れに悩まされている方も少なくありません。
今回は、こうした職業に従事される方々に多い手荒れの原因と、それに対する具体的な対策を下記サイトで公開しました。
なぜ手が荒れやすい?職業別の主な原因

【医療従事者】
○頻繁な手洗いやアルコール消毒
○手袋の長時間着用によるムレと摩擦
○手術や処置での消毒薬との接触
医療の現場では清潔を保つために1日に何十回も手を洗い、消毒を行う必要があります。その結果、皮膚のバリア機能が失われ、乾燥やひび割れが起こりやすくなります。
【美容師】
○シャンプー・カラー剤・パーマ液など化学物質との接触
○水仕事の多さ
○タオルやドライヤーによる摩擦
美容室では多種多様な薬剤に触れる機会が多く、刺激によるアレルギーや接触性皮膚炎のリスクも。水や薬剤によって皮膚の脂分が奪われ、バリアが弱くなります。
【飲食業】
○食材や洗剤との接触
○頻繁な手洗い・衛生管理の徹底
○長時間の厨房作業による乾燥と熱
飲食業では衛生が最優先。そのため、手洗いや食材処理、水仕事が欠かせません。油や調味料、洗剤も手荒れの一因になります。
職業性手荒れを防ぐ5つの対策

1. 保湿は“こまめに・たっぷり”
手洗いや消毒のたびに、低刺激のハンドクリームや保湿剤を使用。
グリセリン・セラミド配合のものがおすすめ。
2. バリア機能を守る手袋の使い分け
ゴム手袋の下に綿手袋を着用し、汗や摩擦による刺激を軽減。
パウダーフリーの手袋を選ぶと肌トラブルが起こりにくい。
3. 洗浄剤や薬剤の見直し
弱酸性や無香料、低刺激のハンドソープを使用。
美容師・飲食業の方は薬剤を取り扱う際、できるだけ手袋を着用。
4. 就寝前の集中ケア
夜はハンドクリームを厚めに塗り、手袋をはめて保湿パックに。
肌の再生が進む就寝中は、修復のゴールデンタイム。
5. 症状が重い場合は皮膚科へ相談を
手荒れが慢性化すると、かゆみや炎症、亀裂に発展することも。
専門の保湿剤や外用薬による治療が必要になる場合があります。
プロの現場で使えるハンドケアに「PURE BARRIER/ピュアバリア」

元々医療現場での「テープかぶれ予防」のために開発された保湿剤なので速乾性があり、べたつきません。(無香料・パラベンフリー)
「守る」「潤す」「整える」3つの機能のスキンケア・肌保護ジェル
◉3つの特徴
①守る:お肌に薄いヴェールを形成することでお肌の水分をしっかりキープします
②潤す:皮膚の角質層の細胞間にあり、保湿の役割を果たす「セラミド」と同じ成分アミノ酸系セラミド〔角質柔軟化作用・バリア機能の向上・水分保持作用〕が配合されています
③整える:混合植物エキス〔温清飲〕が荒れたお肌を整えます
◉主な用途
・お顔を含む全身の保湿として
・手荒れやマスクかぶれの予防、ケアとして
◉お顔へのオススメの使用手順
① 洗顔後のタオルドライを終えて30秒以内にパール大のピュアバリアを塗ります(セラミド成分でしっかり水分を与えます)
② 普段お使いの化粧水や乳液、オイル、美容液などをお使いください
③ ②から2分ほどおいてパール大のピュアバリアをもう一度塗ります(バリア膜が水分や美容液が外に逃げないように透明パックの様な働きをします) ※化粧下地の前では、少量のピュアバリアを塗っていいただくことで荒れにくいお肌作りができます