氾濫・決壊等の予見に 機能一体型防災監視ロガーを9月16日に発売  ~ 計測・検知・録画・警報を1台で 3キャリアLTEに対応 ~

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    2015年9月15日 14:00
    台風18号の影響による相次ぐ河川の氾濫で被害の予見や防災対策に改めて注目が集まっていますが、エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也)は、防災監視に必要不可欠な計測・検知・録画・警報の4つの要素を1台の端末で実現できる「クラウドロガーLTE」を9月16日に発売し、同日から3日間開催される「センサエキスポジャパン2015」に出展・出品いたします。 エコモット株式会社 製品紹介サイト http://www.ecomott.co.jp/product/ ■オールインワンで安価・省電力・小型化を実現 当社は2007年の創業時から一貫してモバイルデータ通信を活用した遠隔監視・遠隔制御技術を提供してきましたが、計測や検知、録画といった機能はそれぞれ専用の端末で対応していました。複数の機能を同時に実現するには個別に端末を用意する必要があるため、コストが増加するほか、台数分の電力も確保しなければならず、機能を盛り込む分だけおのずと大型化する傾向にありました。 一方で、IoT(モノのインターネット)に対する社会的関心が高まる昨今、遠隔監視や遠隔制御へのニーズは多様化・複雑化してきていることから、3G回線専用だった従来品のLTE化対策に伴い、個々の機能を1台の端末に集約することで、さまざまなニーズに対応しつつ安価で省電力・小型化を実現した「クラウドロガーLTE(型式:DLX-400)」の開発に至りました。 ■高い汎用性で既存の設備とも連動可能 従来品のクラウドロガー3Gは、KDDIのモバイルデータ通信網を使い、水位計や雨量計、風速計といった各種計測機器のデータを専用のクラウドサーバで記録・解析でき、事前に設定した値に応じてメールで通知したり回転灯などの警報装置を作動させたりすることが可能で、赤外線センサーやフロートスイッチなどとも連動して警報出力を得ることができます。 クラウドロガーLTEではこれらの機能に加え、ネットワークカメラとの連係も実現。SIMフリーとすることで、ドコモやソフトバンクの通信網にも新たに対応しました。KDDIモデルでは、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、国や地方公共団体が配信する災害・避難情報などを受け、警報装置の作動やメール通知することも可能となっています。3キャリアいずれも通信圏外の場合でも、衛星通信サービス「ワイドスター」のモデムとダイレクトに接続・通信することができます。 また、従来品ではアナログ入力・デジタル入力中心でしたが、RS-232C、RS-485、Modbus、USBなど多彩なインターフェースを備えたことで、防災施設などで導入されている既存の設備とも接続できる可能性が高まりました。 待機時電力は0.3Wと非常に低消費で、商用電源を用意できない山岳部や災害現場などでも、ソーラー電源による長期稼働を実現します。-20~50℃と幅広い温度環境にも対応しました。 ■オープンプライス、3年で1,000台目標 クラウドロガーLTEの価格はオープンプライスです。市場流通予想価格は1台9万円前後と見ています。 9月16日~18日に東京ビッグサイトで開催される「センサエキスポジャパン2015」への出展・出品を機に販売開始し、防災現場や建設土木現場などを中心に、向こう3年で1,000台の販売を目指します。 ■会社概要 商号  : エコモット株式会社 代表者 : 代表取締役 入澤 拓也 所在地 : 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 設立  : 2007年2月 事業内容: ワイヤレスセンシングとクラウドアプリケーションを活用した       モノのインターネット(IoT)関連事業 資本金 : 5,350万円 URL   : http://www.ecomott.co.jp/ <本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先> エコモット株式会社 営業部第2グループ TEL:0120-985-368

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