コーニング、MACOR(R)ガラスセラミックを精密医療産業向...

コーニング、MACOR(R)ガラスセラミックを精密医療産業向けにアジアで発売  医療および実験室での使用に理想的な、 高い汎用性と市場をリードする加工性を誇る材料 ― 医療産業での利用に最適

コーニング インコーポレイティッド(NYSE:GLW)は、2015年8月20日、MACOR(R)ソリューションを医療および実験室での使用向けにアジア市場で発売開始したことを発表しました。

MACOR
MACOR

昨今の先進セラミックの導入は、医療技術に革新をもたらしています。セラミックは、ガラスや金属、プラスチックなど従来の材料に代わる、コスト効率の良い高性能な材料です。MACORは、その不活性性と低密度組成により、医療機器の開発に応用可能です。通常の金属加工機械で加工することができ,開発時間を大幅に短縮できます。

MACORは信頼ある工学ソリューションであり、米国のスペースシャトル計画でも使用されました。複合・低密度のガラスセラミック材料であり、真空、放射線、電気絶縁などの環境下で使用することができます。工業用セラミックの強度と耐久性、高機能ポリマーの汎用性、そして軟金属の加工性を併せ持つMACORの耐久性と柔軟性を活かして、医療機器・システムで使用される複雑な構造のコンポーネント設計に利用することが可能です。

MACORは、様々な金属と接合することができ、過酷な環境でも本来の性能を発揮します。そのため、すでに欧州および米国の医療・歯科分野で高い信頼と人気を得ています。

耐高温性と不活性性、優れた抗張力、絶縁性、放射線耐性を持つMACORは、医療分野で求められる品質を提供します。コーニングインダストリアルプロダクツ、グローバルマーケティングアンドセールスマネージャーのフランク・ド・ロルジュリルは次のように述べています。「アジアの医療および研究・実験機器メーカーは、高い信頼性への期待に応えなければなりません。従って、メーカーは競合他社から一歩抜きん出た製品を作ることのできる高品質で信頼できる材料ソリューションを用いることが極めて重要になります。コーニングの徹底したカスタマーサービスと併せて、MACORはまさにそうした違いを生み出す材料となり得るでしょう。」


■コーニングについて
コーニング( http://www.corning.com/jp/jp.html )は、材料科学における世界的なリーディングイノベーターの一つです。160年以上にわたり、特殊ガラスやセラミック、光学物性に関する圧倒的な専門知識を活かした製品を開発し、新たな産業を生み出すとともに、人々の暮らしを変えてきました。コーニングは、研究開発への継続的投資、革新的な材料およびプロセスの独自の組み合わせ、そして困難な技術課題の解決に向けたお客様との緊密な協力関係により、大きな成果をあげてきました。コーニングの事業および参入市場は、常に進化しています。現在、消費者向けエレクトロニクス、テレコミュニケーション、運輸、ライフサイエンスなど様々な産業をコーニングの製品が支えています。例えば、耐傷性に優れたスマートフォン・タブレット向けカバーガラス、最先端ディスプレイ向け精密ガラス、高速通信ネットワーク向け光ファイバ、無線技術、接続ソリューション、創薬・製薬のスピードアップに貢献する高信頼性製品、乗用車、トラック、オフロード車向け排ガス制御製品があげられます。

※リリース内容について
このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニングの業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政治および金融情勢、自然災害、悪天候、深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、主要人員の保持、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されています。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
技術・テクノロジー

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