<新刊>心学者・円 純庵が初著書『恕 ひとに求めない生き方』を発売  15年間 毎日発信している心学メッセージをもとに“恕(じょ)”の心を語る

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    2015年8月17日 12:00

    日本心学院の院長であり心学者の円 純庵は、人間関係の最大のキーワードである「恕(じょ)」についての書籍『恕 ひとに求めない生き方』を2015年8月10日に発売致しました。

    表紙

    『恕 ひとに求めない生き方』
    http://www.seishun.co.jp/book/16302/


    ■「恕」とは
    「恕」というのは、中国の孔子が最も大事にしたと言われる人生訓で、徳の基本とされる心の持ち方です。
    簡単に説明すると、「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない」という教えです。つまり、「他人の痛みや苦しみ、喜びを自分のことのように感じ、人を思いやることが出来る心」ということになります。
    しかし、言葉ではわかっていても、現実には悪口やいじめ、妬み・恨み・蔑みなどが存在します。
    この本の著者である円 純庵は、「現代の社会では、個人の自由主義が主流になり、他人を思いやる“おたがいさま”という心が欠けているのではないか。そして、この“恕”の心がわかれば、もっと人は生きやすくなるのではないか」という観点から、思いやる心・慈しむ心について書いています。


    ■徳ある人間は、陰口や悪口を吐かない
    人間誰もが、人を思いやり、いい人間関係を築きたいと思っていますが、どうしても批判したい気持ちや責めたい気持ちになることがあります。しかし、ただの批判は相手のためではなく、相手を批判する自分に満足しているだけなのです。
    本書には、「徳が低い人間ほど、相手の立場や環境を無視して、自分の都合が良いように相手を責める」と書かれています。そしてこれは、自分の心にある「妬み・ひがみ・劣等感」の表れだとも分析されています。
    徳が低ければ、その感情が表に出やすくなり、他人を傷つけ、徳が高ければ、その感情を抑えられ、言動に表して他人を傷つけることはないのです。そのため、徳を高く積むことをこの本では勧めています。


    ■怒りの燃料を与えているのは自分
    怒りの炎は心に燃料がなければ燃えません。そしてこの炎は自分自身が燃料を与えることによって燃え続けます。怒りは自分の心を傷つけ、悩みを増やし、心身を疲れさせます。しかし、その割には、怒りの対象者は影響を受けていないことが多くあります。つまり怒りの感情とは、「割の合わない疲労」です。
    怒りの燃料を与え続けるのも自分で、消すのも自分です。本書には、怒りを消すポイントである、徳を高めることについても綴られています。


    ■書籍概要
    書籍名 : 恕 ひとに求めない生き方
    著者  : 円 純庵
    発売日 : 2015年8月10日
    出版社 : 青春出版社
    体裁  : 192ページ
    価格  : 1,200円+税
    URL   : http://www.seishun.co.jp/book/16302/


    ■著者 心学者 円 純庵 経歴
    心学者。京都在住。日本心学院院主。和学研究所代表。心身養生学院院長。竹の糸研究所理事長。
    西行や松尾芭蕉、千利休、良寛を好み、人生とは?心とは?を思考し続ける。
    特に人生の無常観を強く感じ、それを追及するために、老子、孔子、仏陀、朱子、王陽明、石田梅岩などの思想を研究し、自分自身の言葉で「心学」を綴ってみようと思い至る。以来、自分の人生を通して毎日欠かすことなく「心学」を書き、それを配信することが自分自身への挑戦と思い、15年間一日も休むことなく「心学」を綴り、配信を行っている。
    最近はFacebookでのアクセス数が1日5~6万アクセスになっており、時には14万アクセスを超すこともある。
    Facebook「心学」URL: https://www.facebook.com/shingaku001

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