『物流システム(TMS・WMS)/SCMに関するリサーチ結果』を発表

報道関係各位                       2007年9月4日
                    NECシステムテクノロジー株式会社

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   配送計画支援システム「ULTRAFIX」の対象領域である物流システム
    (TMSおよびWMS)についてのマーケティングリサーチを実施、
            分析レポートをWEB上で公開
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NECシステムテクノロジー株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役執行役員
社長:今泉 澄夫、以下:NECシステムテクノロジー)は、このたび配送計画支援
システム「ULTRAFIX(ウルトラフィックス)」の対象領域であるTMSやWMS(注1)
などの物流システム、およびSCMに関するマーケティングリサーチを実施、
リサーチ結果の分析レポート(抜粋版)を本日よりWEB上で公開致します。
SCMの中でも、TMSやWMS領域に特化した調査は少なく、今回公開致します分析
レポートは、主にTMSについてのマーケティング情報を中心に掲載しており、
物流システムの企画および導入に携わる方に有益な情報としてご提供いたし
ます。

分析レポートは以下のURLよりダウンロードいただけます。
https://www.necst.co.jp/product/uf/pdf-form.html
調査内容およびNECシステムテクノロジーについては別紙をご参照下さい。
「ULTRAFIX」についての詳しいご紹介は、以下のURLをご参照下さい。
http://www.ultrafix.jp/

NECシステムテクノロジーでは、配車・配送計画をはじめとする物流トータル
ソリューションの提供により、増大する物流コストの削減や環境への配慮など、
物流をとりまく様々な課題を解決し、サービス品質の向上を実現してまいり
ます。
                                 以上


(注1)TMS(Transport Management System):輸配送管理システム
   WMS(Warehouse Management System):倉庫・在庫管理システム
(注2)ULTRAFIXはNECシステムテクノロジーの登録商標です。


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NECシステムテクノロジー
担当 : カスタマーサポートセンター
電話 : 0120-861-120(フリーダイヤル)
e-mail: info@necst.co.jp


<本件に関する報道機関からのお問い合わせ先>
NECシステムテクノロジー
担当 : 経営企画部 広報 川村
電話 : 06-6945-3411
e-mail: press@necst.co.jp


<別紙>

■調査の概要
1.調査目的
  物流システム(TMS・WMS)/SCMに関する企業の取り組み状況を把握する
  ために実施
2.調査期間
  2007年7月9日(月)から12日(木)の4日間
3.調査地域
  全国(日本)
4.調査方法
  インターネット定量調査
5.対象者
  現在勤務先で物流業務に携わっている方
6.調査内容
  TMSやWMSの利用状況、使用満足度
  販売物流における配送計画や調達物流における調達計画の状況や課題
  今後の物流業務への取り組み見通し など
7.有効回答数
  300人
8.調査主体
  株式会社パワー・インタラクティブ



■特徴的な傾向

(1) 輸配送管理システム(TMS)のパッケージ選定にあたって重視する
  ポイントは「現場での使いやすさ」

  パッケージ選定時に重視するポイント1位は、「現場での使いやすさ」が
  最も多く、次いで「SIerやシステムベンダー(技術力・企業規模)」が
  重視されていました。パッケージの選定時、まずは自社内業務に適応した
  使いやすいシステムかどうかと合わせて提供元のSIerやシステムベンダー
  を比較していると思われます。ついで重視ポイント2位は、
  「基本機能の充実」や「倉庫・在庫管理システム(WMS)との連携」など
  が高くなる傾向で豊富な標準機能や他のシステムとの連携ができるかと
  いった点が重視されていました。重視ポイント3位から「サポート体制」
  や「価格」などが高くなる傾向が見られました。


(2) 輸配送管理システム(TMS)に求められる機能は、「リアルタイム進捗
  管理」「最適化シミュレーション」「配送実績管理」など

  輸配送管理システム(TMS)の機能について必要と思うといった意見で
  高かったのは、「リアルタイム配送進捗管理」「最適化シミュレーション
  機能」「配送実績管理」「倉庫・在庫管理システム(WMS)との連携」
  などでした。この様な機能が実際に現場にて使いやすくなっているかと
  いった点が重要であると思われます。


(3) 輸配送管理システム(TMS)の満足度は、不満の割合の方が高い傾向

  輸配送管理システム(TMS)について満足が高い評価は、「配送実績管理」
  「積付計画」「リアルタイム配送進捗管理」などでした。ただ不満より
  満足の評価の割合が多いのは、「配送実績管理」「積付計画」のみとなり
  ました。特に不満が高かったのは、「位置情報管理」「リアルタイム配送
  進捗管理」などでリアルタイムに運行状況を把握できるといった点への
  評価は低い傾向にありました。また改正省エネ法報告への満足度は最も
  低くシステムでの対応がまだ十分進んでいないと思われます。


(4) SCMの推進状況は「既にSCMを構築済み」が7.7%

  SCMの推進状況は、「既にSCMを構築済み」が7.7%。現在構築中から構築
  予定を含めると約3割がSCMを推進している状況でした。一方で構築する
  予定はないとする回答も約3割を占め取り組み状況は分かれました。また
  会社の従業員規模別で見ると、規模が大きくなるに従い既にSCMの構築済
  みが多くなり3000人以上で26.1%でした。また現在SCMを構築中も含める
  と約5割を占めました。


(5) 物流業務への取り組み見通し(3PL・委託)は、全ての物流業務を外部化
  の予定が約1割

  今後の物流業務への取り組み見通しで3PL・委託の意向は、全ての物流
  業務を外部化する予定とする回答が約1割。一部外部化する予定を含める
  と約4割が外部への委託を検討している傾向にありました。今後も全て
  自社で行う予定は、約2割に留まりました。また会社の従業員規模別で
  見ると、従業員が1000人以上では、全て自社で行う予定が減少し、外部
  への委託を行う予定が多くなる傾向にありました。


(6) CO2排出量に対する目標を設定しているは、21.6%

  物流に関して目標設定の有無について尋ねたところCO2排出量では21.6%
  が目標を設定していました。さらに目標を設定し改善策を実行していると
  の回答は5.3%と改正省エネ法が施行されるも依然低い傾向に留まりました。
  CO2排出量について数量を把握している・していない別に見ると把握して
  いる企業では約7割が数値目標の設定があり、うち改善策の実行ができて
  いるとの回答が21.2%と高い傾向が見られました。



■NECシステムテクノロジー 会社概要
所在地 : 大阪本社
       大阪府大阪市中央区城見1-4-24 NEC関西ビル
      東京本社
       神奈川県川崎市中原区下沼部1753 NEC玉川ルネッサンスシティ
代表者 : 代表取締役執行役員社長:今泉 澄夫
売上高 : 892億円(2006年度)
従業員数: 3,710名(2007年3月末現在)
主な事業内容:
      IT基盤ソフトウェア事業:ITの基盤となるソフトウェアの開発
      および情報システムインフラの構築
      SIサービス事業:官庁・公共・企業システムのアプリケーション
      構築およびサービス
URL   : http://www.necst.co.jp

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