日本初、大型バスの遠隔監視・操作による 自動運転を営業運行で実施<相鉄バス・群馬大学・日本モビリティ・横浜市経済局>

    横浜市I・TOP横浜 路線バス自動運転プロジェクト

    サービス
    2020年9月17日 14:30

    相鉄グループの相鉄バス(株)(本社・横浜市西区、社長・菅谷雅夫)と(大)群馬大学(所在地・群馬県前橋市、学長・平塚浩士、以下:群馬大学)、日本モビリティ(株)(本社・群馬県前橋市、社長・小峰千紘)では、「秋の里山ガーデンフェスタ」(横浜市旭区)の開催期間中である2020年10月5日(月)と14日(水)に遠隔監視・操作による自動運転の実証実験を行います。大型バスの遠隔監視・操作による自動運転を営業運行(ガーデンネックレス横浜実行委員会より受託し、貸切営業として運行)で実施する実証実験は、日本で初めてとなります。

    また、10月6日(火)・7日(水)と12日(月)~14日(水)には、昨年の秋に続いて2回目となる運転席に運転士を配置した自動運転バスを営業運行します。

    遠隔監視・操作システム」で走行中の自動運転バス
    遠隔監視・操作システム」で走行中の自動運転バス

    10月5日(月)と14日(水)に行う実証実験は、横浜市の「I・TOP横浜 路線バス自動運転プロジェクト」の一環として、7月27日と29日に行った、日本初の「大型バス」「運転席無人」「遠隔地に運転士」による実証実験の成功を受けて行うものです。今回は、お客さまに遠隔監視・操作による自動運転バスへご乗車いただき、横浜市内の人気スポットであるよこはま動物園ズーラシアと、自然豊かな里山と色とりどりの花々が織りなす風景美を望む里山ガーデンフェスタ会場をつなぐ、全長約900mを運行します。

    今後もさまざまな実証実験を通じて自動運転に関する社会受容性を向上させるとともに、公共交通機関網強化の可能性を検証し、自動運転「レベル4」による営業運転を目指します。

    ■自動運転 実証実験の概要

    ①「遠隔監視・操作システム」による自動運転バスの実証実験(営業運行)について

    実施期間:2020年10月5日(月)と14日(水)の14時台と15時台にそれぞれ2往復を予定。詳細な運行時間などは相鉄グループウェブサイト(https://www.sotetsu.co.jp/news/bus/info-bus-467-2020-09-17/)をご覧ください。
    コース:よこはま動物園正門と里山ガーデン正面入口間(約900m)
    運賃:無料(ガーデンネックレス横浜実行委員会より受託し貸切営業として運行)    
    車両:相鉄バス所有の自動運転バス(日野ブルーリボン ハイブリッド)
    定員:各便25人を予定(先着順となります) ※車検証上の定員:77人、座席数:27席

    【実証実験のポイント】
    ・【日本初】大型バスの運転席無人と「遠隔監視・操作システム」による営業運行での自動運転
    ・旭営業所内に「遠隔監視・操作システム」を設置し、そのシステムによる走行と停止
    ・保安者が車両に乗車し、異常があれば、緊急停止スイッチを操作することで安全性を向上
    ・自動運転の社会実装に向け、より多くの方に自動運転バスの体験機会を提供

    ②自動運転バスと「遠隔監視・操作システム」について

    【自動運転バス】
    ・車両には、遠隔で監視・操作する運転士が車両の運転席から運転する場合と同様の環境が得られるように、カメラ、マイク、スピーカーを装備

    【遠隔監視・操作システム】
     ・車両に取り付けられた遠隔監視用のカメラの映像表示やマイクでの集音、スピーカーによる車内外への呼びかけが可能
    ・ハンドル型コントローラを備えており、遠隔地から操作や操縦をすることが可能

    ③運転席に運転士を配置した自動運転バスの営業運行について

    開催期間:2020年10月6日(火)・7日(水)、12日(月)~14日(水)の5日間、10時台~15時台 1日10往復を予定。 ※12日(月)は、14時台~15時台の運行となります。14日(水)は、10時台~12時台の運行となります。
    詳細な運行時間などは相鉄グループウェブサイト(https://www.sotetsu.co.jp/news/bus/info-bus-467-2020-09-17/)をご覧ください。
    コース:よこはま動物園正門と里山ガーデン正面入口間(約900m)
    運賃:無料(ガーデンネックレス横浜実行委員会より受託し、貸切営業として運行)    
    車両:相鉄バス所有の自動運転バス(日野ブルーリボン ハイブリッド)
    定員:各便25人を予定(先着順となります) ※車検証上の定員:77人、座席数:27席

    ④共同研究の目的

    相鉄バスと群馬大学は2019年4月に大型バスの自動運転に関する共同研究契約を締結し、大型バスの自動運転「レベル4」による営業運転を目指しています。

    相鉄バスでは、就労人口の減少に伴う運転士不足への対応のひとつとして自動運転技術の導入が不可欠と考えており、より安全な運行サービスを提供することでお客さまの利便性向上が図られることから、迅速な技術導入を目指します。

    群馬大学研究・産学連携推進機構次世代モビリティ社会実装研究センターでは、大型バスの自動運転適用における課題解決や運行実務に即した技術の実現により、自動運転「レベル4」の実用化につなげたいと考えています。

    この共同研究では、営業路線を中心に、大型バスの自動運転による実証実験を継続的に実施します。群馬大学の技術提供により、相鉄バスが、大型バスの自動運転車両をバス事業者としては日本で初めて自社所有し、自動運転「レベル4」による営業運転を目指します。

    ■相鉄バスの新型コロナウイルス感染予防の主な取り組み

    ・バス車内の換気扇・デフロスター(外気導入)を使用、窓を開けての運行
    ・バス車内の手すり、吊り革などの定期的な消毒
    ・乗務員の出勤前の検温、手洗いおよびうがいの励行、マスクの着用

    ※詳細は相鉄グループウェブサイトをご覧ください
    URL:https://www.sotetsu.co.jp/news/bus/info-bus-436-2020-02-26/

    ■詳細な運行時間など

    ■運行区間の「里山ガーデン」と「よこはま動物園ズーラシア」の概要

    ■各社概要

    ■印刷用 報道発表用資料

    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    Loading...
    日本初、大型バスの遠隔監視・操作による 自動運転を営業運行で実施<相鉄バス・群馬大学・日本モビリティ・横浜市経済局> | 相鉄グループ