角川グループホールディングスが、人気動画共有サイト「YouTube」の動画識別技術実証実験に参加

報道関係各位 プレスリリース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2007年7月27日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 株式会社角川デジックス ---------------------------------------------------------------------- 　　　　　　　　　　角川グループホールディングスが 　　　人気動画共有サイト「YouTube」の動画識別技術実証実験に参加 ---------------------------------------------------------------------- 角川グループ事業会社の株式会社角川デジックス（代表取締役社長： 福田 正）は人気動画共有サイト「YouTube」が開発中の動画識別技術の実証 実験に参加することに合意しました。この合意は、角川グループ全体の機能 会社として、著作権者を守りながらもインターネットユーザーのニーズを 満たし、コミュニティーを保護する方法について、YouTubeと積極的な議論 をかわして来た結果です。本実験にはディズニーやタイム・ワーナー等の 大手コンテンツプロバイダーが先行して参加していますが、日本からは 角川グループが初めての参加となります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　記 YouTubeが著作権対策に積極的に取り組む一方で、YouTube日本版開始以前 より、『涼宮ハルヒ』、『らき☆すた』といった角川グループが著作権を 所有するアニメコンテンツや映画などの約15万の動画ファイルが、YouTube で閲覧可能な状態にありました。それらが大変多くの閲覧数であることから、 角川グループではその管理方法について検討を重ねてきました。 本実験への参加は、従来の管理ツールに加え、動画認識技術も含む著作権 管理が実現することにより、ただ動画を削除するというだけでなく、 ユーザー（ファン）の楽しみを尊重し、同時に著作権者の権利を守ることが できる、新しいテクノロジーの確立に、大きな一歩を踏み出すものです。 角川グループでは、YouTube日本版をコンテンツの宣伝媒体としても積極的に 利用していく予定です。ユーザーがコンテンツを楽しむと同時に、 クリエーター（著作者）の権利保持と利益拡大を推進できる、新たな動画 共有モデルの確立を目指します。 【本リリースに関するお問い合わせ先】 株式会社角川デジックス 担当　： 本山／永井 TEL　 ： 03-5840-7800 E-MAIL： info@k-digix.co.jp URL　 ： http://www.k-digix.co.jp/