光英科学研究所が最新のメタボローム解析で 乳酸菌生産物質の1,186種類の成分を特定
~分析技術の進歩により、多様な成分構成をさらに詳細に可視化~
「健やかな腸内フローラへ」をテーマに乳酸菌生産物質の研究・製造・販売を行う株式会社光英科学研究所(本社:埼玉県和光市、代表取締役社長:小野寺 洋子)は、乳酸菌・ビフィズス菌など有用菌16種35株の共棲培養によって製造する「乳酸菌生産物質」について、新たにメタボローム解析を実施しました。その結果、乳酸菌生産物質に含まれる成分として合計1,186種類を特定し、その多様な成分構成をこれまで以上に詳細に可視化することができましたので、お知らせいたします。

乳酸菌生産物質のメタボローム解析
光英科学研究所公式サイトの「乳酸菌生産物質のメタボローム解析」ページ
https://koei-science.com/speciality/metabolomics/
■約15年を経て、乳酸菌生産物質を再びメタボローム解析
メタボローム解析とは、生体や食品などに含まれる多種多様な代謝物を網羅的に解析し、その種類や量を明らかにする分析手法です。分析技術やデータ解析技術の進歩によって、一度に非常に多くの代謝物を解析できるようになっています。光英科学研究所では2010年、2011年にヒューマンメタボロームテクノロジーズ社へメタボローム解析を依頼。乳酸菌生産物質のメタボローム解析としては業界に先駆けた取り組みとなり、34のペプチドやレスベラトロールなど、水溶性235種類・脂溶性117種類、合わせて352種類の成分を確認しました。そして、今回の最新解析では、分析技術や精度の向上により、さらに詳細な成分構成を明らかにすることが可能となりました。
■最新解析で合計1,186種類の成分を特定
今回解析した各素材・原料から検出された成分数は、以下の通りです。
解析対象 :乳酸菌発酵豆乳(原液)
検出された成分数:1,075種類
解析対象 :乳酸菌生産物質粉末「FF16」
検出された成分数:1,117種類
解析対象 :乳酸菌生産物質「S液」
検出された成分数:900種類
加工方法によって変動する成分の差分を合わせると、今回確認された成分は合計1,186種類となりました。2010年の解析で確認された352種類と比較すると約3倍にあたり、分析技術や精度の向上によって、当時確認できなかった成分まで細かく特定できるようになりました。
■アミノ酸、有機酸、ポリフェノールなど多様な成分を確認
原液である乳酸菌発酵豆乳から検出された1,075種類の成分の内訳は、アミノ酸129種類、有機酸170種類、ポリフェノール58種類、核酸関連47種類、ビタミン20種類、その他651種類でした。また、このうち機能性関与成分は102種類確認されました。製品別では、粉末原料「FF16」で113種類、エキス原料「乳酸菌生産物質S液」で94種類の機能性関与成分が確認されています。
■乳酸菌生産物質粉末「FF16」の機能性関与成分の機能

乳酸菌生産物質粉末「FF16」に含まれる機能性関与成分の機能別分類
※1 成分が複数の機能に該当する場合があるため、各機能の成分数の合計は113項目とは一致しません。
光英科学研究所では、機能性関与成分ごとに訴求テーマを整理し、食品メーカーへの原料提案を進めています。メーカーからも「処方組みに役立つ」との反響を得ています。
■乳酸菌生産物質の研究・製品開発へ活用
今回のメタボローム解析によって、乳酸菌生産物質に含まれる多様な成分構成を、これまで以上に詳細に捉えることが可能となりました。光英科学研究所では、今回得られた解析データを、乳酸菌生産物質のさらなる研究や、健康食品素材としての製品開発・原料提案に活用していきます。研究分野では、乳酸菌生産物質に含まれる脂質成分の中から、肌の健康のカギとなるトリリノレインを見出し、日本薬学会での発表や特許取得も行っています。今後も乳酸菌生産物質に含まれる多様な成分とその可能性について研究を進めてまいります。
■食品開発展2026で最新の研究成果を紹介
光英科学研究所は、2026年10月14日(水)から開幕する「食品開発展2026」に出展します。会場では、「乳酸菌発酵豆乳が腸内フローラに与える影響評価―ポストバイオティクスの新たな可能性―」と題し、乳酸菌生産物質のエビデンスデータについてプレゼンテーションセミナーを連日実施する予定です。今回のメタボローム解析による最新データについても紹介し、食品メーカーをはじめとする来場者に向けて、乳酸菌生産物質の研究成果と食品素材としての可能性を提案します。
■食品開発展2026 概要
会期 :2026年10月14日(水)~10月16日(金)
会場 :東京ビッグサイト西1・2・4ホール&アトリウム
ブース:A-085
【会社概要】
会社名 :株式会社光英科学研究所
代表者 :代表取締役会長 村田 公英/代表取締役社長 小野寺 洋子
所在地 :〒351-0115 埼玉県和光市新倉5-1-25
設立 :1969年創立/1994年法人化
事業内容:乳酸菌生産物質の製造・販売、乳酸菌の培養




























