富山の森からスタジアムへ 森の恵みが電気になるまでを1日で巡る カターレ富山アカデミーが再エネを学ぶ環境教育プログラムを実施
森林・未利用間伐材・木質バイオマス発電を現場で体験 ― 10月のホームゲーム3試合ではバイオマス発電由来の再エネ価値を活用 ―
株式会社グリーンエネルギー北陸(本社:富山県射水市、代表取締役社長:加治 浩和、以下「GEH」)は、2026年9月6日、株式会社カターレ富山および富山県と連携し、カターレ富山アカデミー(U-14、U-13)の選手30名を対象とした環境教育プログラム「森からスタジアムへ。富山の再エネを学ぶ一日」を実施しました。
本プログラムでは、富山市八尾の森林、未利用間伐材を燃料チップへ加工する工場、木質バイオマス発電所を巡り、富山の森で生まれた資源が電気となり、地域やスポーツを支えるまでの流れを、実際の現場を通して学びました。
さらに、カーボンニュートラルや環境とスポーツの関係について説明を受けた後、最後に振り返りワークショップを実施。アカデミー選手一人ひとりが、今回学んだことを振り返りながら、「10月のホームゲームで来場者に何を伝えたいか」を考えました。
今回の学びは、10月に開催されるカターレ富山ホームゲームで展示・発信される予定です。

振り返り・意見交換1

間伐された森林で集合写真
■「森を育てる」
●株式会社グリーンマテリアル北陸 所有山林 富山市八尾町上笹原
最初に訪れた富山市八尾の森林では、森林保全や間伐について説明しました。森林には、CO2の吸収だけでなく、水源涵養、土砂災害の防止、生物多様性の保全など、地域の暮らしを支えるさまざまな役割があります。
一方で、森林は放置するのではなく、間伐など適切な手入れを行うことによって健全な状態を維持していく必要があります。
森林を利用しながら守り、次の世代へつないでいくことの重要性を伝えました。企画段階でも、「森は手入れすることで元気になる」「元気な森は、水を守り、土を守り、まちを守る」を重要なメッセージとして位置づけています。

森林保全と間伐材について学ぶ1

森林保全と間伐材について学ぶ2
●未利用間伐材を「地域のエネルギー」へ
続いて、株式会社グリーンマテリアル北陸のチップ加工工場を見学しました。
山から運ばれてきた未利用間伐材が、受け入れ、仕分け、チップ加工を経て、木質バイオマス発電の燃料になるまでの工程を見学し、建築材などとして利用することが難しい木材も、燃料チップとして活用することで、地域の再生可能エネルギーを支える大切な資源になります。今回のプログラムでは、「使い道がない木ではなく、電気のもとになる木。」という考え方を伝え、未利用材を価値ある資源として活用することが、森林の手入れを継続していくことにもつながることを学びました。

チップ加工工場を見学1

チップ加工工場を見学2
●カーボンニュートラルについて
施設見学後には、資料を使って、カーボンニュートラルや環境問題について説明しました。今回の環境教育では、森林やエネルギーを単独で考えるのではなく、気候変動、災害、水、土、エネルギー、そしてスポーツが相互につながっていることを学びます。気候変動は遠い将来の問題ではありません。気温上昇や豪雨などによる環境変化は、スポーツを行う環境にも影響を与えています。今回のプログラムでは、「スポーツを楽しめる未来は、地域の自然とエネルギーの上にある。」という視点から、森林や再生可能エネルギーについて考えました。資料でも「感じる・知る・伝える」の3段階で学びを組み立て、最終的には自分の言葉で森・木・電気・スポーツの関係を説明できることを目標としています。

カーボンニュートラルについて学ぶ
●「学んだことをどう伝えるか」を考えるワークショップ
プログラムの最後には、アカデミー選手による振り返りワークショップを実施しました。今回の環境教育は、現場を見学して終わりではありません。
森林、未利用間伐材、木質バイオマス発電、カーボンニュートラルについて学んだ内容を振り返り、「10月のカターレ富山ホームゲームで、来場者やサポーターに何を伝えたいか」を選手自身が考えました。ワークショップでは、一人ひとりが考え、学んだことや感じたことを自分自身の言葉にする時間としました。今回の環境教育で大切にしたのは、環境について「知識を得る」だけではなく、自分の言葉で誰かに伝えることです。そのため、「伝える」までを一つの環境教育プログラムとしています。

学びをどう伝えるか1

学びをどう伝えるか2

振り返り・意見交換2

自分の思いを書く1

学びをどう伝えるか3

自分の思いを書く2
●学びは10月のホームゲームへ
今回アカデミー選手が学び、考えた内容は、10月11日(日)に富山県総合運動公園陸上競技場で開催されるカターレ富山ホームゲームで発信する予定です。PRブースなどを通じ、森 → チップ → 発電 → スタジアムという富山県内の地域資源循環の流れや、アカデミー選手が今回感じたこと、来場者に伝えたいメッセージなどを紹介します。そして、10月のホームゲーム3試合では、株式会社グリーンエネルギー北陸が木質バイオマス発電由来の環境価値を提供し、実質再エネ電気を活用した試合運営が行われる予定です。
今回、選手たちが実際に見た森林。そこから運ばれた未利用間伐材。その木をチップにし、電気をつくる発電所。そして、その先にあるのが自分たちがプレーし、応援するスタジアムです。
「今日の試合の電気は、富山の森とつながっています。」森林保全、再生可能エネルギー、スポーツをつなぎ、子どもたちの学びから地域全体へと発信していきます。
■主催・協力
主催 :株式会社カターレ富山
特別協力:株式会社グリーンエネルギー北陸、富山県
協力 :日の出屋製菓産業株式会社、株式会社Asian Bridge、株式会社NOREACH
■関連会社
社名 :株式会社グリーンマテリアル北陸
事業内容:山林の買取り、伐採等の林業
■施設概要
商業運転開始:2015年6月
ボイラ形式 :循環流動層(CFB)ボイラ
発電規模 :5,750kW(一般世帯 約10,800戸分)
最大蒸気量 :25t/h
燃料使用量 :約7万t/年
稼働時間 :24時間

企業設備画像
■会社概要
株式会社グリーンエネルギー北陸
所在地 : 富山県射水市片口久々江674-1
設立 : 2013年6月
代表者 : 代表取締役社長 加治 浩和
URL : https://www.geh.co.jp/
事業内容: 木質バイオマスによる発電。発電した電力の販売
















