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    株式会社グリーンエネルギー北陸

    富山の森林資源を活かした環境価値の提供を開始

    ―日の出屋製菓産業株式会社に「かがやきGREEN RE100」を通じた 木質バイオマス由来の電力を供給―

    企業動向
    2025年9月4日 10:30

    株式会社グリーンエネルギー北陸(本社:富山県射水市、代表取締役:加治 幸大)は、2025年9月1日より、富山県南砺市にある日の出屋製菓産業株式会社(以下、「日の出屋製菓産業」)の配送センターに対し、当社の木質バイオマス発電所由来の環境価値提供を開始いたします。


    本取り組みは、当社が富山県内で行う未利用間伐材を活用したFIT認定バイオマス発電事業による再生可能エネルギーを、北陸電力株式会社の提供する「かがやきGREEN RE100」メニューを通じて供給するものです。この電力には、トラッキング付FIT非化石証書による環境価値が付加されており、供給先企業におけるCO2排出削減と森林保全への貢献を同時に実現します。


    木質バイオマス発電所[発電規模【5,750kW】]

    木質バイオマス発電所[発電規模【5,750kW】]


    ■地域内資源循環モデルの実現

    本取り組みは、当社が推進する「森海つなぐでんきプロジェクト」の商用第1号案件であり、単なる電力提供にとどまらず、「森」「まち」「企業」を結ぶ地域内資源循環モデルの構築を目指しています。

    日の出屋製菓産業の配送センターでの年間電力使用量は約90,000kWhにのぼり、これは未利用間伐材に換算して約140トン分に相当します。これにより、約40トンのCO2排出削減が見込まれます(北陸電力 令和5年度排出係数に基づく試算)。


    地域内資源循環モデル

    地域内資源循環モデル


    ■森林支援金による還元の仕組み

    当社が構想・推進する「森海つなぐでんきプロジェクト」では、再生可能エネルギーの活用を通じて、森林と社会をつなぐ地域循環の新たなモデルの構築を目指しています。

    具体的には、木質バイオマス発電の燃料となる間伐材の買い取り価格に森林支援金を上乗せすることで、林業者の経済的な安定と、持続的な森林整備を支える体制を構築します。これにより、森林のCO2吸収源としての機能回復や、防災・水源涵養などの公益的機能の維持にも寄与することを目指しています。


    自社山林の間伐作業【富山県内】

    自社山林の間伐作業【富山県内】



    ■今後の展開

    当社は今後も、富山県内外の企業・自治体と連携しながら、再生可能エネルギーを軸とした地域循環型の仕組みを構築・拡大してまいります。

    本事例のように、再生可能エネルギーの導入が企業価値向上や地域環境保全につながる好循環を生むことを広く発信し、地域とともに歩む再エネ事業者としての使命を果たしてまいります。



    ■会社概要

    会社名:株式会社グリーンエネルギー北陸

    代表者:代表取締役 加治 幸大

    所在地:〒934-0037 富山県射水市片口久々江674-1

    設 立:2013年6月

    出資金:311百万円

    https://www.geh.co.jp/

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