眠りづらさの正体──「睡眠中にストレスがかかり続ける」という実態|寝ると呼吸が弱くなるを解説するシリーズ第11回”脳が休めなくなる理由"

    寝ると呼吸が弱くなる→ストレスがかかり続ける→"睡眠の質と認知機能の低下"

    その他
    2026年8月21日 17:28

    トラタニ株式会社(石川県かほく市)は、 睡眠中に呼吸が弱くなることで脳の環境が乱れ、 「寝ても疲れが残る」「朝からぼんやりする」といった 脳が休みにくくなる原因(体の上流構造の乱れ) を体系化する研究を進めています。

    本シリーズでは、医学がバラバラに扱ってきた 脳血流低下・自律神経の乱れ・脳の老廃物蓄積といった現象を、 睡眠中の呼吸低下から不眠症、認知機能や脳まで続く ひとつの因果の流れ として結び、 脳が回復しにくい理由を分かりやすく説明しています。

    ■脳が"休めないまま劣化を続ける"のはなぜか

    睡眠中に「呼吸が浅く」なると、 体は休息モードではなく 戦闘モード(交感神経) のままになります。

    その結果、

    心拍が下がらない

    血流が回復モードに入らない

    脳の代謝が重いまま

    老廃物が流れない

    グリンパティックが働かない

    つまり、

    眠っているのにストレス状態。脳が休めないまま朝を迎える。

    これが、脳が"休みにくく、疲れが取れない流れ"の始まりです。

    ■ストレスは「仕事中」だけで起きているわけではない

    ストレスがなぜ体に悪いのか。ということをご存じない方も多いはずです。

    ストレスは体内環境には次のような理由で、大いにマイナスとなるのです。

    多くの人は「ストレスは仕事中に起きるもの」と考えています。 しかし構造を見ると、ストレスがかかると呼吸が浅くなる。呼吸が浅いと、交感神経優位で、これもストレスになる。つまりストレスと呼吸は相関にあるのです。

    現代人は、

    浅い呼吸

    長時間座位

    姿勢の崩れ

    過剰な光刺激

    スマホ

    情報過多

    これらによって 交感神経が切れないまま夜を迎えています。

    つまり、

    仕事中だけでなく、眠っている間もストレスを浴び続けている。 現代人は"24時間ストレス負荷"の構造になっている。

    ■人は寝姿勢になると必ず呼吸が弱く、浅くなる構造である

    人間は寝姿勢になると、構造的に呼吸が弱くなる生物です。

    内臓が横隔膜を押し上げる

    背中の沈み込みで胸郭が狭くなる

    頭頸部の角度で気道が折れやすい

    舌根沈下・下顎後退

    重力方向の変化で筋張力が弱まる

    つまり、

    人は寝た瞬間に呼吸が弱くなる構造を持っている。 これは誰も逃れられない"生物としての宿命"。

    この構造が、睡眠中ストレスの"土台"になっています。

    人間は寝姿勢になると 構造的に呼吸が弱くなる 生物です。

    ■ さらに:呼吸を弱める7つの原因

    当社が世界で初めて整理した「睡眠の質を下げる7つの原因」は、 すべて呼吸を弱める方向に働きます。

    姿勢

    重力

    背中の沈み込み

    横隔膜の押し上げ

    気道の折れ

    舌根沈下

    呼吸筋の張力低下

    これらを排除しない限り、 睡眠中の呼吸は弱いまま → ストレスが止まらない。

    ■"脳が休みにくくなる流れ"はこう進む(因果の構造)

    寝姿勢の構造(誰もが呼吸が弱くなる)

    呼吸を弱める7つの原因(排除しない限り弱いまま)

    浅い呼吸

    交感神経が切れない(過覚醒)

    眠っているのにストレス状態

    脳の血流低下・代謝低下

    老廃物の蓄積(グリンパティック停止)

    脳の炎症

    自律神経の乱れ

    さらに呼吸が浅くなる

    この流れが続くことで、 脳が休みにくい状態が固定されてしまう のです。

    ■結論:現代人は「眠りながら脳を疲れさせている」

    浅い呼吸で眠りながらストレスを浴び続ける構造は、 脳環境を静かに悪化させ、 脳が休みにくい状態を止められなくします。

    つまり、

    現代人は、昼だけでなく夜もストレスを浴び続けている。 24時間ストレス負荷が、脳の休みにくさを固定している。

    これが第11回の核心です。

    ■第12回につながる"出口"

    次の第12回では、 この"脳が休みにくくなる流れ"を逆方向にたどり、 脳が働きやすい状態へ戻す 回復ルート(対策の流れ) を扱います。

    呼吸 姿勢 CO₂バランス 横隔膜の動き 睡眠中の呼吸環境

    これらを整えることで、 脳が自然に回復方向へ向かう流れを解説します。

    ■呼吸は変えられる──健康の最上流を整える

    体内環境の乱れは、細胞や臓器に負荷を与え、心身の不調につながる可能性があります。
    だからこそ、睡眠中の呼吸の質を整えることは、健康の最上流にある対策です。
    呼吸は変えられます。構造を理解し、呼吸の質を高めることは、体内環境を守る最も根本的なアプローチです。

    ■会社情報

    トラタニ株式会社は、世界的にも研究が進んでいない 「睡眠中の呼吸環境」という未踏領域に挑み、 呼吸・睡眠・生理学・物理学・解剖学を横断して研究を進めています。

    アパレル3D設計で培った立体構造技術を応用し、 体内環境に関する特許技術を30件以上保有。 人類の健康に新しい選択肢を提供することを目指しています。

    公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/

    著書:すごい睡眠呼吸(あさ出版)

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