ミュージカル「ALICE 〜不思議の国のアリスより〜」 新キャストを迎え「きっと何かを受け取っていただける」作品に!田中夢羽&藤田朋子&ROLLY&吉田要士インタビュー到着
2026年10月31日の小田原三の丸ホールを皮切りに、東京、北海道、宮城、愛知、兵庫、広島、福岡など全国42都市48公演を巡るミュージカル「ALICE 〜不思議の国のアリスより〜」の全国ツアーが行われます。

原作は、1865年にイギリスの数学者チャールズ・L・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説「不思議の国のアリス」。世界中で翻訳され、映画・舞台・音楽からミステリーまで多岐にわたる進化を遂げ、今なお『世界各国で愛され続ける不朽の名作』です。本作は、誰もが知っている「ALICE」の誰も知らなかった物語をミュージカルにした作品です。さまざまな『愛』と冒険の数々を多彩な音楽、そしてダイナミックで華やかなダンスで綴ります。
公演に先立ち、物語の主人公アリス役を務める田中夢羽、ハートの女王役の藤田朋子、帽子屋ハッター役のROLLY、白ウサギ役の吉田要士のインタビューが到着しました!
――田中さん、ROLLYさん、吉田さんは2024年の公演に引き続き、ご出演となります。前回の公演の思い出や手応えを教えてください。
吉田:全国各地で満席になったことが、すごく嬉しかったです。やっぱり満席だと会場の雰囲気が変わってくるんですよ。拍手もウワーッときて。思い出と言われて、それがすぐに思い浮かびました。とにかく楽しいメンバーだったので、常に明るく、楽しくツアーができました。
ROLLY:僕は普段、ロックバンドだったり、1人で歌ったりしているので、こうして毎日同じメンバーで、一緒にフェリーに乗ったり、電車に乗ったりするというのは、学生に戻ったような気持ちでした。これが何十年間続くとなると、キツイかもしれないけれど、終わりが見えているから、すごく楽しめた。
吉田:今回は、ちょっと先が長いですけどね(笑)。
藤田:でも、千穐楽はありますから。劇団となるとずっと続くから変わってくるけれど(笑)。
ROLLY:ロックバンドもそうなんですよ。もう40年くらいずっとだから(笑)。でも、こうした公演は、前回と違うメンバーの方もいますし、本当に一期一会ですよね。それから、この作品の楽曲が僕はすごく好きなんです。ありとあらゆる音楽のエッセンスが愛情たっぷりに詰まっているんですよ。嫌いな曲が1曲もないから全ての瞬間が楽しめた。何と言ってもエンディングの辺りでチェシャ猫が歌うナンバーが素晴らしいです。心が洗われますね。
田中:私もあの楽曲を聞いていると涙が出そうでした。でも、客席を向いていなくてはいけなかったので、「(涙を)流しちゃいけない」と思いながら、必死に耐えていました。めちゃくちゃ覚えています。
吉田:みんながそれぞれの思いで未来を見つめているシーンですよね。そこでチェシャ猫が歌って、僕もそこに加わって。良い曲ですよね。
田中:すてきです。
ROLLY:あの空気感は、何回出演しても「ああ、良いものだな」と思いました。白ウサギさんのセリフも、チャールズさんのセリフもグッとくるんですよね。どれだけ苦しく、大変な稽古があったとしても、ご褒美をいただいたみたいで。それに、我々、チャールズさんと白ウサギさんと帽子屋は3人の楽屋が多かったんですが、楽屋での会話も楽しかった。
吉田:こちらこそ。こうやってROLLYさんいろいろなお話をしてくださって、僕もすごく楽しかったです。
――藤田さんは今回、初参加になりますが、ご出演が決まっていかがでしたか?
藤田:実は、前回公演にROLLYさんが参加されていたので、ビジュアルは早い段階で拝見していて、観たいとすごく思っていたんです。まさか私が出演できると思っていなかったので、「私でいいのかな」という思いの中、今こうしています。
――前回公演はご覧になりましたか?
藤田:映像で拝見しました。ただ、あまり細かく観ない方が良いと思ったので、軽く観ただけですが。再演を重ねている作品に参加するというのは、緊張感があります。これまでの作品を愛していらした方に、どう受け止めていただくのか。またこの公演を観たいと思った方が、新しいものを観てまた新たな楽しみ方を感じていただけるように、私らしい役作りをできたらと思います。前回からのキャストの皆さんが、復習から始まるのに対して、私は初めてのことばかりですから、皆さんが慣れ親しんだ土壌に初めての私がどう植えられていくのか楽しみであり、不安でもありますね。
――毎回、初めてミュージカルを観劇するという方や子どもたちも多く訪れる公演です。子どもたちが多いからこその演じる楽しみもあるのではないですか?
田中:舞台上にも、会場の声がたくさん届くんですよ。お子さんたちがたくさんいらっしゃることで、そのとき感じていることをダイレクトに受け取ることができると思いました。親子で来てくださっている方たちは、きっとお父さん、お母さんと子どもたちで感じていることも違うと思います。私が最初にこの作品を観劇したのは高校1年生のときでしたが、やっぱり私もそのときとは感じ方が違います。なので、家族で観ていただいて、「どうだった?どこが面白かった?」とお話ししていただけたら楽しいのではないかと思います。
吉田:思いがけないところで子どもたちの笑い声が聞こえたり、セリフを反復してくれている声が聞こえるのが、本当に嬉しいですし、その声に感動します。ただ、その声を聞き過ぎてしまうと、芝居が崩れてしまうから気をつけないといけない(笑)。アリスの洋服を着ている小さいお子さんもいて。今回は、白ウサギもいないかなと楽しみにしています(笑)。
ROLLY:自分がもし子どもで、この作品を劇場で観たら、「帽子屋をいつかやってみたい」と思ったと思います。その子どもが大人になって、女王陛下の椅子の役になって、「僕は、子どものとき、あなたが演じていたマッドハッターを観て、今、椅子になりました」「それは素晴らしい」って(笑)。そんな変なことばかり想像してしまいます(笑)。実は子どもの頃に『長靴をはいた猫』の舞台を観に行ったことがあったんですよ。それからしばらくは、きょうだいといとこの槇原敬之の4人で、『長靴をはいた猫』ごっこ遊びをしていたんですよ。きっとこの作品を観てくれた子どもたちも「首をはねい!」って遊んでくれていると思います(笑)。
藤田:私は、これまでにも、子ども向けのファミリーミュージカルに出演させていただいたことがあるのですが、やはりお子さんがたくさんいらっしゃる舞台は特別な感じはあります。ただ、私はお客さんがどう動こうと、変わらずに演技をするタイプなので、お客さんからの反応があっても、スンとしていると思います(笑)。
ROLLY:女王陛下にふさわしいですね。
藤田:客席を歩こうと何をしようと、何も変化はないですね(笑)。
吉田:まさに女王様!
――それぞれの役柄についても教えてください。田中さん、ROLLYさん、吉田さんは前回公演を経て、どんなところをブラッシュアップしていきたいですか?
田中:2年、歳をとって、24から26歳になったので、きっと何かが成長しているはずだと自分に期待をしています。(吉田)要士さんに歌のレッスンをお願いすることもあるのですが、そのときにも低い声が出しやすくなっていたり、体の変化を感じるようになってきました。もちろん、精神的にも成長していると思うので、アリスを演じながら自分の成長も感じられたらいいなと思っています。2回目の今年は、お芝居をしながら、自分がどう変化していくのかも楽しみながら演じたいです。
吉田:僕は何と言っても、お慕い申し上げる女王様が藤田さんになりますので、新しく臨んでいけると思います。それが楽しみで仕方ないです。ずっと近くにおりますので、よろしくお願いいたします。
藤田:無礼だぞ!
吉田:ははっ。
全員:あははは(笑)。
ROLLY:僕も前回から2歳、年を取って、とうとう63歳になりましたので、より一層、気持ち悪い、不気味な、ゲテモノお茶会にふさわしい人間になったと思います。コウモリの煮付けやムカデのフライにふさわしい、不気味さをと思っております。
――藤田さんは現時点で、ハートの女王にどんな印象がありますか? また、どう演じたいと考えていますか?
藤田:私らしく演じたいと思います。ファンタジーの世界の中で、より血の通った、肉となる人間として落とし込んで、周りを巻き込んで演じるということが私の課題です。コスチュームやシチュエーションが現実とはかけ離れているけれども、そこに生きている人間の感情の流れは、親子や友達との絆という共感しやすいと思うんです。それを説教くさくならないように、観る方が物語に没入できるような立ち居振る舞いができたらいいなと思っています。作品の大小に関わらず、そこに命がなければ演じている意味がない。なので、不条理劇などの地面に足がつきにくい作品であっても、そこに自分なりの筋道を立てて、心から音として言葉を発することができるような感情を作り上げることを探っていきたいと考えているんです。この作品は、再演を重ねているので、それはつまり台本の中に必ず意味があって、理由付けがあるはずなので再演を重ねている方々と足並みをそろえて、きちんと踏み込んでいけるように理解していきたいなという思いがあります。
――改めて、公演に向けた意気込みと読者の皆さまへのメッセージをお願いします。
田中:生の舞台って大きな影響力があるものです。私もその影響を受けて今、この仕事をして、ここに立たせていただいています。なので、この作品をご覧になった皆さまも、きっと何かを受け取っていただけるのではないかと思います。この不思議の国の登場人物に自分を投影して、「自分はこういうときにどういう気持ちになるんだろう」と少しでも考えていただけるきっかけになればいいなと私は思っています。楽しんでいただきたいです。
吉田:音楽がきらびやかで、どの曲を聴いても楽しい。クラシックな曲もあれば、ROLLYさんやチェシャ猫が歌うロック調の曲もあるので、それだけでも楽しめます。その上、衣裳もきらびやかで素敵。僕たちだけでなく、卵だったり、イモムシだったり、いろいろなキャラクターが登場するので、ビジュアル的にも楽しめます。1分でも、1秒でも、とにかく楽しんでいただけたら嬉しいです。
ROLLY:お客さまもさることながら、僕はこの舞台に出ることで、48回も感動を味わえます。やっぱりお客さまが入って、お芝居をすることで一層、胸に迫るものがあるんですよ。すごく楽しみです。実は、僕は、このミュージカルと同時進行で、毎年、『不思議の国のアリス』の原作本を一言一句変えずに、朗読する公演を行なっているんですよ。それが、やっと今年で終わるのですが、この物語は、『不思議の国のアリス』の原作本とは違うところもたくさんあります。とても分かりやすくて、初めて観る方もすぐに物語に入っていけると思うので、ぜひ気負わずに、楽しみに来ていただければと思います。
藤田:現実ではわずらわしいことや悩み事がある方も、この異空間を楽しみに、ぜひ劇場に足を運んでいただいて、ひととき夢の中に入っていただいて、心の洗濯をして、家に持ち帰っていただければいいなと思います。初めて舞台を観る方も、舞台というジャンルのとりこになるのにはぴったりだと思いますので、ぜひ気軽にお越しいただけたらと思います。
【STORY】
オックスフォードに住むアリスは妹たちに自分の創った物語を聞かせていた。そこへ洋服を着たおかしなウサギが現れ、アリスはそれを追いかけて木の根元に空いていた不気味な大穴へ飛び込んでしまう。すると穴の中には、アリスが今まで見たことがない不思議な世界が広がっていた。
そこで同じようにこの世界に迷い込んだ小説家のチャールズと出会い、二人は摩訶不思議な冒険へと旅立つ。そこにはハートを失くしたハートの女王、イカれたフリした帽子屋、自由気ままでセクシーなチェシャ猫など個性豊かな不思議の国の住人達がアリスの到着を今か今かと待ちわびていた…。

【公演概要】
タイトル:ミュージカル 「ALICE 〜不思議の国のアリスより〜」
上演台本・音楽・演出:西田直木
出演:
アリス 田中夢羽
ハートの女王 藤田朋子
帽子屋ハッター ROLLY
チェシャ猫 土屋アンナ 星野真衣(Wキャスト)
白ウサギ 吉田要士
チャールズ 松村雄基
ドルディ 植松恵理
ドルダム 真樹めぐみ
アンサンブル:
菅原聡史 西野純一郎 日野樹 前山浩之介 彌益凜 朝丘奈津実 市川由希 月紫えりか 姫岡ゆき 松井純菜
<愛知公演>
2027年2月7日(日)
会場:アイプラザ豊橋(〒441-8141 愛知県豊橋市草間町字東山143-6)
チケット:S席 10,000円
A席 8,000円
プレイガイド先行:2026年9月19日(土)12:00~10月12日(月・祝)23:59
一般発売:2026年10月17日(土)12:00~
主催:NIB長崎国際テレビ・ヴィガーK2株式会社
共催:アイプラザ豊橋(指定管理者:㈱ケイミックスパブリックビジネス)
<東京公演>
2027年2月11日(木・祝)〜14日(日)
会場:シアターH(〒140-0012 東京都品川区勝島1-6-29)
チケット:S席 11,000円
A席 8,000円
プレイガイド先行:2026年9月19日(土)12:00~10月12日(月・祝)23:59
一般発売:2026年10月17日(土)12:00~
主催:NIB長崎国際テレビ・ヴィガーK2株式会社
他、全国公演の詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.nib.jp/nib_nagasaki/alice/
宣伝:キョードーメディアス

























