高分子の絶対分子量測定および構造解析が可能 マルチ検出器GPC／SECシステム「OMNISEC」発売
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2015年6月1日 09:30スペクトリス株式会社 マルバーン事業部(事業本部所在地：兵庫県神戸市、代表取締役：山田 英美)は、マルチ検出器GPC／SECシステム「OMNISEC」を発売しました。
OMNISEC(1)従来のGPC／SECシステムでは、示差屈折率(RI)検出器やUV検出器のみによる相対的な分子量測定が行われてきました。「OMNISEC」は、光散乱検出器と粘度検出器を含む最大4種類の検出器を備えることで絶対分子量と固有粘度の測定が可能です。「OMNISEC」は、GPC／SECの送液ポンプおよびオートサンプラーと4種類の検出器をシステム一式として導入いただける装置です。
【マルチ検出器GPC／SECシステムとは？】
マルチ検出器GPC／SEC(※)システムとは、まず、ゲルが充填された「カラム」と呼ばれる分離装置により、測定対象サンプルを高分子の大きさで分離します。その後、示差屈折率(RI)検出器、光散乱検出器、粘度検出器、フォトダイオードアレイ(PDA)検出器の最大4種類の検出器を用いて、分離された高分子サンプルを分析するシステムです。例えば、プラスチック、ゴム、天然ポリマー、タンパク質などの分子量や大きさ、組成などを分析します。特に、光散乱検出器と粘度検出器を利用することで絶対分子量と固有粘度を測定することができます。プラスチックや樹脂を合成する化学業界や、タンパク質を研究対象とする大学や研究機関、製薬業界などの研究開発をサポートする装置です。
※GPCはゲル浸透クロマトグラフィーの略、SECはサイズ排除クロマトグラフィーの略
【「OMNISEC」の特長】
「OMNISEC」は、分離装置OMNISEC RESOLVEと最大4つの検出器からなる検出装置OMNISEC REVEALから構成されています。
●一体型検出器
絶対分子量測定を可能にする光散乱検出器、固有粘度測定を可能にする粘度検出器を備えています。
●優れた温度コントロール
タンパク質のようなバイオ系サンプルは、温度によって状態が変わるため、正確に温度をコントロールすることが重要です。「OMNISEC」は、サンプルを測定前まで4℃に冷却、測定中は20℃～65℃の範囲で一定にすることが可能です。
●高感度な光散乱検出器
従来の光散乱検出器の感度では、バイオ系の少量のサンプルや比較的分子量の小さいサンプルの分子量を得ることが難しい場合がありました。これに比べ、「OMNISEC」の光散乱検出器は感度が大幅に向上しています。
●測定コントロールから分析まで可能なOMNISEC ソフトウェア
測定シーケンスのコントロールから、多角的分析までOMNISEC ソフトウェア1つで完結します。
【「OMNISEC」製品概要】
＜分離装置(OMNISEC RESOLVE)＞
アイソクラティックポンプ、デガッサー、オートサンプラー、カラムオーブン
＜4種類の検出器(OMNISEC REVEAL)＞
示差屈折率(RI)検出器、光散乱検出器、粘度検出器、フォトダイオードアレイ(PDA)検出器
＜測定パラメータ＞
濃度、dRI、dn/dc、dUV、dA/dc、光散乱強度(SLS)、分子量(Mn、Mw、Mz)、多分散性、回転半径、固有粘度、Mark-Houwink の a および Kパラメータ、流体力学的半径(固有粘度より算出)
マルバーンでは、粒度分布測定装置やレオメーターなど工業系からバイオ系など幅広い業界の研究開発をサポートする分析装置を取り扱っています。新たに「OMNISEC」が加わることで、お客様にとって創薬から基礎研究、開発、品質管理などといったトータルな分析ソリューションを提供することをマルバーンは目指しています。
【その他マルバーン製品】
・マルチ検出器GPC／SECシステム Viscotekシリーズ
・タンパク質などの粒子径、ゼータ電位、分子量評価をするゼータサイザーナノシリーズ
・タンパク質など生体分子の安定性や相互作用評価する高感度カロリメーター MicroCalシリーズ
等
OMNISEC： http://www.malvern-talks.jp/form20150525.html
■会社概要
商号 ：スペクトリス株式会社
本社所在地：〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル
設立 ：1980年7月30日
資本金 ：5,000万円
代表者 ：代表取締役 山田 英美
社員数 ：206名(2014年12月末現在)
事業部名： スペクトリス株式会社 マルバーン事業部
所在地 ： 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町5-5-2
神戸国際ビジネスセンター北館511
URL ： http://www.malvern.com/jp/default.aspx
マルバーンブログサイト： http://www.malvern-talks.jp
■スペクトリス株式会社 マルバーン事業部の事業内容
1967年に創業した英国本社Malvern Instrumentsの日本事業部です。英国本社にて製造された粒度分布、粒子形状、ゼータ電位、分子量、流動性・粘弾性などの特性評価を行う科学分析装置の販売・サービス・サポート業務を行っております。
神戸、東京、福岡を拠点とし、神戸と東京のオフィスにはラボを設置。装置のデモンストレーションや、サンプル測定、ユーザ研修など、様々なお客様のニーズにお応えします。
また科学分析に関する経験と知識を最大限お客様にご利用いただけるよう、セミナー、ユーザートレーニング、インターネットで行う無料ライブウェブセミナー、アプリケーション情報などもご提供しております。
【マルチ検出器GPC／SECシステムとは？】
マルチ検出器GPC／SEC(※)システムとは、まず、ゲルが充填された「カラム」と呼ばれる分離装置により、測定対象サンプルを高分子の大きさで分離します。その後、示差屈折率(RI)検出器、光散乱検出器、粘度検出器、フォトダイオードアレイ(PDA)検出器の最大4種類の検出器を用いて、分離された高分子サンプルを分析するシステムです。例えば、プラスチック、ゴム、天然ポリマー、タンパク質などの分子量や大きさ、組成などを分析します。特に、光散乱検出器と粘度検出器を利用することで絶対分子量と固有粘度を測定することができます。プラスチックや樹脂を合成する化学業界や、タンパク質を研究対象とする大学や研究機関、製薬業界などの研究開発をサポートする装置です。
※GPCはゲル浸透クロマトグラフィーの略、SECはサイズ排除クロマトグラフィーの略
【「OMNISEC」の特長】
「OMNISEC」は、分離装置OMNISEC RESOLVEと最大4つの検出器からなる検出装置OMNISEC REVEALから構成されています。
●一体型検出器
絶対分子量測定を可能にする光散乱検出器、固有粘度測定を可能にする粘度検出器を備えています。
●優れた温度コントロール
タンパク質のようなバイオ系サンプルは、温度によって状態が変わるため、正確に温度をコントロールすることが重要です。「OMNISEC」は、サンプルを測定前まで4℃に冷却、測定中は20℃～65℃の範囲で一定にすることが可能です。
●高感度な光散乱検出器
従来の光散乱検出器の感度では、バイオ系の少量のサンプルや比較的分子量の小さいサンプルの分子量を得ることが難しい場合がありました。これに比べ、「OMNISEC」の光散乱検出器は感度が大幅に向上しています。
●測定コントロールから分析まで可能なOMNISEC ソフトウェア
測定シーケンスのコントロールから、多角的分析までOMNISEC ソフトウェア1つで完結します。
【「OMNISEC」製品概要】
＜分離装置(OMNISEC RESOLVE)＞
アイソクラティックポンプ、デガッサー、オートサンプラー、カラムオーブン
＜4種類の検出器(OMNISEC REVEAL)＞
示差屈折率(RI)検出器、光散乱検出器、粘度検出器、フォトダイオードアレイ(PDA)検出器
＜測定パラメータ＞
濃度、dRI、dn/dc、dUV、dA/dc、光散乱強度(SLS)、分子量(Mn、Mw、Mz)、多分散性、回転半径、固有粘度、Mark-Houwink の a および Kパラメータ、流体力学的半径(固有粘度より算出)
マルバーンでは、粒度分布測定装置やレオメーターなど工業系からバイオ系など幅広い業界の研究開発をサポートする分析装置を取り扱っています。新たに「OMNISEC」が加わることで、お客様にとって創薬から基礎研究、開発、品質管理などといったトータルな分析ソリューションを提供することをマルバーンは目指しています。
【その他マルバーン製品】
・マルチ検出器GPC／SECシステム Viscotekシリーズ
・タンパク質などの粒子径、ゼータ電位、分子量評価をするゼータサイザーナノシリーズ
・タンパク質など生体分子の安定性や相互作用評価する高感度カロリメーター MicroCalシリーズ
等
OMNISEC： http://www.malvern-talks.jp/form20150525.html
■会社概要
商号 ：スペクトリス株式会社
本社所在地：〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル
設立 ：1980年7月30日
資本金 ：5,000万円
代表者 ：代表取締役 山田 英美
社員数 ：206名(2014年12月末現在)
事業部名： スペクトリス株式会社 マルバーン事業部
所在地 ： 〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町5-5-2
神戸国際ビジネスセンター北館511
URL ： http://www.malvern.com/jp/default.aspx
マルバーンブログサイト： http://www.malvern-talks.jp
■スペクトリス株式会社 マルバーン事業部の事業内容
1967年に創業した英国本社Malvern Instrumentsの日本事業部です。英国本社にて製造された粒度分布、粒子形状、ゼータ電位、分子量、流動性・粘弾性などの特性評価を行う科学分析装置の販売・サービス・サポート業務を行っております。
神戸、東京、福岡を拠点とし、神戸と東京のオフィスにはラボを設置。装置のデモンストレーションや、サンプル測定、ユーザ研修など、様々なお客様のニーズにお応えします。
また科学分析に関する経験と知識を最大限お客様にご利用いただけるよう、セミナー、ユーザートレーニング、インターネットで行う無料ライブウェブセミナー、アプリケーション情報などもご提供しております。
