株式会社スエヒロ工業、 「地域インパクト共創ファイナンス」実証プロジェクト  キックオフミーティングを開催

    ~三島信用金庫・静岡大学・インパクトサークルと連携し、 「人への投資」の実証プロジェクトが始動~

    企業動向
    2026年8月5日 13:00

    外装専門工事会社の株式会社スエヒロ工業(本社:静岡県沼津市、代表取締役社長:櫻井 弘紀、以下「当社」)は、三島信用金庫(本店:静岡県三島市、理事長:高嶋 正芳※)、国立大学法人静岡大学(学長:日詰 一幸)、インパクトサークル株式会社(代表取締役:高橋 智志)とともに、地域中小企業に共通する人材採用・育成・定着の課題解決に向けた「地域インパクト共創ファイナンス」実証プロジェクトについて、2026年7月23日、キックオフミーティングを開催しました。

    会では、当社の「人への投資」の取り組みを可視化・評価していくための進め方を共有しました。本プロジェクトは、地域に適した「人材投資モデル」を4者で共同実証する、全国でも先進的な取り組みの一つです。これに合わせて2026年7月23日、4者によるキックオフミーティングを開催し、当社の「人への投資」の取り組みを可視化・評価していくための進め方を共有しました。


    ※「高」ははしごだか


    キックオフミーティングの様子

    キックオフミーティングの様子


    ■1. 本プロジェクト実施の背景

    当社は社是「絆-人と人との断つことのできないつながり-」のもと、人と人との絆を大切にし、地域に愛される会社を目指して、これまで人材の採用・育成・定着に積極的に取り組んでまいりました。

    一方、建設業界では技術者の高齢化や担い手不足が深刻化しており、当社が持続的に成長するためには「人への投資」をさらに強化し、採用から育成・定着までを一体的に進める仕組みづくりが重要な経営課題となっています。

    こうした当社の取り組みが、三島信用金庫が中期経営計画のテーマ「地域を未来に『TUNAGU』」のもとで進める、企業が創出する社会的価値(インパクト)を可視化し、その実現に向けた伴走支援を行う取り組みの趣旨に合致するものとして、本プロジェクトの対象となりました。



    ■2. 「地域インパクト共創ファイナンス」とは

    「地域インパクト共創ファイナンス」は、三島信用金庫が中期経営計画『地域を未来に「TUNAGU」』のもとで提供する枠組みです。当社はこの枠組みを通じて、事業活動が生み出す社会的価値(インパクト)を整理・可視化し、三島信用金庫とともに目指す方向性を共有していきます。融資実行時だけでなく、その後も対話や伴走支援を受けながら、当社の成長と地域課題の解決に向けた取り組みを継続的に進めてまいります。


    【本ファイナンスの概要】

    金額  : 100,000,000円(1億円)

    資金使途: 人的資本経営の推進に係る運転資金

    期間  : 5年間

    特徴  : 人材・D&Iをテーマとしたインパクト評価を実施/ロジックモデル・

          KPIを企業と共同で策定/KPIを活用した対話・振り返り・改善を支援/

          取り組みを地域へ展開し地域課題の解決へ


    【三島信用金庫の評価・意見】

    「人材は『コスト』ではなく『未来への投資』と考えています。本インパクトファイナンスを通じて、人が育ち、人が定着し、企業が成長する仕組みを構築していただくとともに、その成果を地域へ展開することで、建設業界全体の人材不足解消と地域経済の持続的な発展に貢献してまいります。」



    ■3. キックオフミーティングの開催について

    2026年7月23日、当社・本社会議室に、三島信用金庫・静岡大学情報学部(石川研究室)・インパクトサークル株式会社が集まり、本プロジェクトのキックオフミーティングを開催しました。会では、静岡大学情報学部(石川研究室)より、AIを活用したデータ可視化技術についての研究説明が行われました。


    【静岡大学情報学部情報科学科 石川研究室の研究概要】

    石川研究室は「Well-being copilot技術の創出」をミッションに掲げ、テクノロジーによって誰もがWell-being(心身双方の健やかさ)を享受できる仕組みづくりに取り組んでいます。研究の問いは、「人は関わりの中でどのように心を働かせているのか」「人と人、人と機械のインタラクション(相互作用)において、どのような仕組みがあれば目標達成をアシストできるのか」というものです。


    同研究室は、現場のデータを「1.データ化」「2.可視化」「3.介入」の3段階で扱うアプローチを重視しています。まず映像・音声・テキストなどの現場の情報をAIで構造化して蓄積し(データ化)、ドメインの知識を踏まえて課題を整理・可視化したうえで(可視化)、意思決定を支援し実践の評価と軌道修正につなげる(介入)、という一連の流れです。

    本プロジェクトでは、この「データ化→可視化→介入」の手法を、当社の人材採用・育成・定着に関する取り組みの評価に応用し、従業員の本音を引き出しながら真のアウトカムを評価し、改善につなげる仕組みづくりを目指します。



    ■4. 「人への投資」の可視化とKPI・モニタリング目標(初年度:2026年7月~2027年7月)

    三島信用金庫・静岡大学との連携のもと、当社の「人への投資」の取り組みは、活動・アウトプット・初期アウトカム・中長期アウトカムに至るロジックモデルとして整理されています。


    「人への投資」の可視化とKPI・モニタリング目標

    「人への投資」の可視化とKPI・モニタリング目標


    ■5. 各機関の役割

    スエヒロ工業   : 人材施策を実践する

    三島信用金庫   : 企業に伴走し、地域へつなぐ

    静岡大学     : 効果を検証し、知見を蓄積する

    インパクトサークル: 成果の可視化を支援する


    産学金連携で「人材投資モデル」実証する

    産学金連携で「人材投資モデル」実証する


    ■6. コメント

    【三島信用金庫からのコメント】

    「株式会社スエヒロ工業の取り組みは、自社の人材確保にとどまらず、地域企業が共通して抱える人手不足という課題の解決につながるものと考えています。当金庫は、本取り組みが着実に実現されるように、継続的な対話と伴走支援を通じて企業価値と地域価値の向上を支援してまいります。」


    【株式会社スエヒロ工業 代表取締役社長 櫻井 弘紀 コメント】

    「当社は2009年の現社長就任以降、社員や協力会社を『一つの大家族』として捉え、誰もが『働きがい』をもって持続的に活躍できる組織づくりに取り組んでまいりました。しかし、建設業界が直面する『人手不足』や『高齢化』という社会課題は依然として深刻です。この壁を突破し、地域に深く根差し成長を続けるためには、社内だけでなく地域社会との結びつきをより強固にすることが不可欠です。当社の取り組みを地域へと共有し、ともに持続可能な未来を創り出すことで、地域社会とのさらなる深い繋がりを築いていきたいと考えております。」



    ■7. 今後の展開

    当社は本プロジェクトを通じて、以下の取り組みを推進してまいります。

    ● 人事評価制度の本格導入・運用(社長判断による査定から、目標達成率による査定への移行)

    ● 静岡大学情報学部情報科学科(石川研究室)と連携した従業員満足度の第三者評価・データに基づく可視化

    ● 多様な人材(女性・シニア・外国人・LGBTQ+等)が活躍できる環境整備の推進

    ● 地域企業向けの講演・勉強会の実施によるノウハウの横展開


    また、本プロジェクトで得られた知見は、三島信用金庫が運営する「こちら三島の人事部」とも連携しながら、地域企業への展開を進めていく想定です。

    当社は本件を「第一弾」の発信と位置づけ、取り組みの進捗について、今後も継続的に情報発信を行ってまいります。



    【会社概要】

    会社名 : 株式会社スエヒロ工業

    本社  : 静岡県沼津市足高287-29

    東京支店: 東京都千代田区外神田2丁目2-19 MKビル2F

    設立  : 1991年5月(有限会社スエヒロ工業として設立、創業は1987年5月)

    資本金 : 2,000万円

    売上高 : 約13.5億円(2025年)

    従業員数: 31名

    代表者 : 代表取締役社長 櫻井 弘紀

    事業内容: 大規模修繕工事、総合防水工事、新築・リフォーム工事、

          ヘルスケア・ウェルネス事業(トレーニングジム「eIGHT GYM」運営)

    URL   : https://www.suehiro-kogyou.co.jp/

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