無線LANの通信状態を“光”で見える化 ~現場DXを支える高信頼・高効率な通信基盤の構築~

    技術・開発
    2026年6月30日 13:30

    日本電業工作株式会社(代表取締役社長:太口 努)は、「発光アンテナによる可視化型無線通信ソリューション」を開発し、2026年4月より建設現場にて運用を開始しました。

    本ソリューションは、高品質アンテナと無線LAN通信機器を組み合わせ、通信状態を“光”で直感的に把握できる点を特長としています。従来は見えにくかった通信の状態を現場で即時に確認できるため、通信環境構築の効率化と品質の安定化を実現し、建設DXの推進に貢献します。


    製品の外観

    製品の外観



    三角の発光アンテナ(通称:ねこみみアンテナ)を搭載


    設備との組み合わせ例

    設備との組み合わせ例

    ねこみみアンテナ搭載マーク

    ねこみみアンテナ搭載マーク


    ■開発の背景

    建設工事現場では施工管理の高度化に伴い、カメラ映像伝送やIoT機器の活用など、通信を前提とした業務が急速に拡大しています。一方で、工事の進捗に伴う構造変化などにより電波遮蔽が発生し、安定した通信環境の構築が課題となっていました。

    当社は、こうした課題に対し「通信状態を誰でも一目で把握できる仕組み」の必要性に着目し、アンテナ技術と無線設計ノウハウを融合することで、発光による可視化機能を備えた新たな通信ソリューションを開発しました。



    ■製品概要

    本ソリューションは、無線LAN機器と発光アンテナを組み合わせた通信システムです。アンテナの発光パターンにより、有線LAN接続の有無や通信状態など、ネットワークの状況を視覚的に確認できます。

    通信品質の低下時に、機器不良によるものか電波遮蔽によるものかを現場で即座に判別することが可能となり、トラブル対応の迅速化に貢献します。

    また、有線LANの拡張ポートを備えており、カメラによる映像伝送や、IoT機器との接続・連携など、現場でのデータ活用を容易にします。

    さらに、アンテナと無線LANアクセスポイント(AP)本体を分離した構成により、現場で使用中の金属筐体などへアンテナのみを筐体外に設置できます。これにより、高品質な通信を確保しながら、様々な装置と柔軟に組み合わせて運用できます。



    ■本製品の特長

    ・現場環境に強い安定通信

    高性能アンテナとメッシュネットワークにより、電波遮蔽やレイアウト変更にも柔軟に対応

    ・通信状態の可視化

    アンテナの発光パターンにより、通信状態やアンテナの位置を直感的に把握

    ・任意の場所にアンテナを設置可能

    アンテナはマグネットによる着脱式であるため、任意の場所に設置することで、広い通信エリアを構築可能

    ・幅広い応用性

    仮設・本設を問わず多様な装置と組み合わせ、さまざまな設備・環境で通信環境を構築でき、ICTによるデータ活用をスムーズに開始可能



    運用イメージ

    運用イメージ

    構成品

    構成品


    ■今後の展開

    今後は、本発光アンテナソリューションをさまざまな現場における通信インフラとして展開してまいります。

    多様な利用シーンに対応するため、製品ラインアップや適用形態の拡充を進め、安定した通信基盤の提供を通じて、データ活用と現場DXの推進に貢献してまいります。



    ■関連情報

    製品の購入、アンテナやアクセスポイントなど関連技術に関する情報はこちら

    URL: https://solutions.den-gyo.com/luminous-ap/a01



    ■会社概要

    会社名 :日本電業工作株式会社

    代表者 :代表取締役社長 太口 努

    所在地 :〒101-0045東京都千代田区神田鍛冶町3-5-2KDX鍛冶町ビル6階

    設立  :1947年6月

    資本金 :1億円

    事業内容:アンテナ・フィルタ・無線通信機器の開発、製造、販売

    URL   :https://www.den-gyo.com/

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