企業のBCP・リスクマネジメント・危機管理担当者の必読書『危機管理白書2026』いよいよ発刊

    今年1年間の危機管理担当者が押さえるべき重大ニュースと業界動向を網羅し、2026年 に企業を脅かす10のリスクキーワードを実務者目線で解説した年間分析レポート

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    2025年12月11日 09:00

    今年1年間、危機管理担当者が押さえるべき重大ニュースと業界動向を網羅し、2026年に企業を脅かす10のリスクキーワードを実務者目線で解説した『危機管理白書2026』がいよいよ発刊になります。2025年に顕在化した課題を総括し、来年に向けた多角的なリスク整理と具体的な備え方を一冊に凝縮した保存版資料です。

    巻頭言

    地政学、気候、サイバー空間、インフラ、生態系… 崩壊するレッドライン

    レッドライン(Red Line)とは、外交や軍事の世界で「越えてはならない一線」を指す。この線を越えれば、相手国による武力報復や制裁、あるいは取り返しのつかない被害が待っているという、最後通告の境界線である。2025 年を振り返ると、世界各地でそのレッドラインが「無視され」「じわじわと侵食され」「結果として正常に機能しなくなりつつある」姿が浮かび上がる。地政学だけではない。気候やサイバー空間、社会インフラ、さらには生態系でもレッドラインは崩壊し始めている。

    2025年 危機管理・重大ニュースを振り返る 法制度・ガイドラインをめぐる動き

    2026年リスク地図を読み解く 危機管理キーワード10

    #1 止まる前提のサイバー対策
    #2 都市+自社インフラの老朽化
    #3 常態化する複合災害
    #4 頻度・影響度ともに増した火災
    #5 異常気象がもたらす別世界
    #6 海外事業におけるレッドライン
    #7 「2025年の崖」が招くOTリスク
    #8 Gメンで強化される下請法
    #9 謝罪会見で問われる組織の本質
    #10 危機の警鐘 リスク連鎖

    改善ワークシート付

    特集2

    危機管理をアップデートせよ! DXが変える防災・BCP

    地震・豪雨・停電──災害はいつ、どこで、どの規模で起きるか予測できない。従来のBCP では対応しきれない局面が増える中、DX による防災の進化が注目されている。空からの状況把握を可能にするドローン、通信途絶を防ぐ災害通信ネットワーク──これらの技術は、事業を止めないための「新しいインフラ」だ。本特集では、企業が直面するリスクと、それに備えるためのDX 活用事例を紹介する。

    #1 ドローン

    ドローンが防災・BCPを変える
    ドローン減災士協会に聞く、ドローンの活用の可能性と課題

    事例1
    BCPと顧客サービスの交差点にあった「ドローン」
    地域密着の保険代理店が見据える防災・減災活用
    株式会社ぱれっと

    事例2
    ラストワンマイル問題をドローンで解決へ
    BCPの開拓領域に挑む
    富士産業株式会社

    調査
    防災・BCP 分野におけるドローン活用実態調査結果

    #2 災害時通信システム

    災害通信の現在と未来
    能登半島地震で総務省は4機種を貸し出し

    事例1
    災害時の至上命題はインフラ復旧活動
    通信強化の本質は多様な代替確保
    大成建設

    事例2
    本店被災を想定したスターリンク導入
    災害時の社内連携はより強固に
    東京海上日動火災保険

    調査結果
    企業における災害時通信システム実態調査結果

    【読者参加型企画】 AIプロンプトコンテスト2025 防災・BCP の現場を変える12 作品

    災害を想定し、考え抜く力がこれまで以上に求められている。そこで本誌は、読者から「実務でそのまま使えるAI プロンプト」を募るコンテストを初開催した。本特集では、選ばれた12 作品の概要を紹介するとともに、全プロンプトを全文公開する。

    編集 リスク対策.com
    発行 株式会社 新建新聞社
    A4判100ページ(本文96ページ)、カラー
    価格 書籍版 4,400円(税込み)

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