ICTを活用した生コンクリート品質管理装置 「スマートアジテーター(R)」 長野県内で初めてとなる、デバイスの現場導入事例

    ~ドラム内コンクリートの品質(スランプ・空気量)の見える化を実現~

    企業動向
    2026年5月14日 13:00

    GNN Machinery Japan 株式会社(ジーエヌエヌ マシナリー ジャパン)は、守屋建設株式会社のご依頼により、ICT技術を活用した生コンクリート品質管理装置、スマートアジテーター(R)を用いた施工品質管理方法を長野県内で初めて適用いたしました。

    本件は長野県による伊那市内での発注工事であり、システムを取り付けた車両による運搬中の生コンクリート情報をリアルタイムに把握することで、スランプロス予測による品質向上とロス削減だけでなく、配車最適化と現場・工場の省力化の効果が確認できました。

    打設最終日には現場見学会を開催し、長野県土木施工管理技士会伊那支部の土木関係者様ら多数が来場し、システムの概要、有用性、省力化などシステムがもたらす様々な価値を実際に現場にて感じていただく事ができました。


    本システムは、アメリカ合衆国に本社を置く、生コンプラント制御システム会社Command Alkon社との共同開発により、日本独自仕様等を盛り込み、約5年の歳月をかけて開発された日本初のシステムです。

    その有用性を検証すべく、国内ゼネコン11社様との共同実験研究会を立ち上げ、実証実験にご協力いただき、本装置の高い性能を確認するとともに、日本建築学会、土木学会、日本規格協会等で論文発表や、講演等により、本装置の有効性についてご報告させていただいております。また、第2回経済産業省主催IoT推進ラボセレクションにおいて、ファイナリストに選考される等、各方面で高い注目を頂いております。

    建設業界における高度な品質管理や、人口減少による労働力不足の解決策として、生コン製造事業者だけでなく、施工者、管理者等、エンドユーザー双方にメリットを感じていただけるシステムと確信しております。


    (都)環状北線 伊那市 山寺~中央1工区

    (都)環状北線 伊那市 山寺~中央1工区


    現場見学会での土木関係者(長野県土木施工管理技士会伊奈支部)

    現場見学会での土木関係者(長野県土木施工管理技士会伊奈支部)


    ●実施日

    令和8年4月24日 金曜日


    ●実施場所

    長野県伊那市


    ●工事概要

    発注者   :長野県 伊那建設事務所

    工事名   :令和7年度 防災・安全交付金(街路)工事

    工事場所  :(都)環状北線 伊那市 山寺~中央1工区

    工事内容  :橋梁下部工 P1橋脚 H=13.4 mの橋梁下部工事

    工事期間  :令和7年9月2日~

    請負額(当初):162,998,000円

    受注者   :守屋建設株式会社


    ●プロジェクトパートナー

    合同会社yasstyle

    株式会社大和興業

    炭平興産業株式会社

    GNN Machinery Japan 株式会社


    ●技術研修内容

    勉強会プログラム

    1.スマートアジテーターの概要と仕組み

     ドラム内センサーによる性状記録の仕組み

     クラウド連携とシステム構成

    2.リアルタイム取得データの解説

     性状データ(スランプ・温度・空気量・積載量)

     運行データ(現在位置・ドラム回転・作業状況)

    3.データの具体的な活用方法

     スランプロス予測による品質向上とロス削減


    【参考資料】

    1.既存のスマートアジテーター(R)システム概要

    アジテーター車ドラム内の生コンクリートの状態(スランプ、コンクリート温度、積載量等)をリアルタイムに計測、記録し、インターネット回線が使用可能な環境下において、何時でも何処からでも確認することが可能なシステムです。土木工事および建築工事において、普通コンクリートをはじめ、高流動コンクリート、再生骨材コンクリート、環境配慮型コンクリート等の各種コンクリートの運搬から荷卸し時の品質確認での多数の採用事例があります。


    参考資料

    参考資料


    *国土交通省新技術情報提供システム登録済

    (NETIS登録番号:CB-240013 -A)URL:NETIS新技術情報提供システム

    https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=CB-240013%20


    *建設材料性能証明取得済(GBRC 材料証明第22-04号)

    URL:一般財団法人日本建築総合試験所>性能証明技術一覧【2019年5月1日~】

    https://www.gbrc.or.jp/building_confirm/kentikuzairyo_shomei/list/

    URL:評価シート https://www.gbrc.or.jp/assets/documents/center/zairyoshomei/gbrcza_22-04.pdf


    データは、10~30秒間隔で取得、ディスプレイ等に表示され、4G回線を使用してクラウドにアップロードされます。

    時系列にグラフ化されたデータはインターネットを介して、施工現場や工場など、ネット環境があればどこからでも閲覧可能で、必要に応じてエクセルファイル形式でダウンロードも行えます。



    2.システム構成

    (1)「センサー」      :センサー(圧力、温度測定、ジャイロ等)

    (2)「コントロールユニット」:データ演算、Bluetooth送信モジュール内蔵

    (3)「ソーラーパネル」    :電源供給バッテリーを内蔵した電源ユニット

    (4)「ディスプレイ」    :データの受信・表示をする外部表示装置

    (5)「I/O box」       :ディスプレイとケーブルで接続され、ゲートウェイ(タブレット)にデータ送信

    (6)「タブレット」     :運転席でのデータ確認用端末として、また取得データをサーバに送信するゲートウェイとして機能


    システム構成

    システム構成


    3.アウトプットデータ

    (1)車両外部のディスプレイでの生コン情報(スランプ、温度、積載量、ドラム回転速度、方向等)の表示ができます。

    (2)ドライバー向けタブレットによる生コン情報の表示ができます。

    (3)地図に表示される車両位置情報等と共に、生コン情報の表示ができます。

    (4)当日運行開始から確認時点までの生コン情報をグラフ表示、エクセルデータとして入手できます。

    (5)現場入退場時間等、車両位置情報の情報表示ができます。


    アウトプットデータ

    アウトプットデータ


    4.製造社情報

    製造元 Command Alkon:1800 International Park Drive Suite 400 Birmingham, AL 35243 US

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