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経済産業省委託事業 平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業 「インドネシアがん化学療法センター実証事業」の最終報告完了

 株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川 淳)は、経済産業省からの委託事業として平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業「インドネシアがん化学療法センター実証事業」を推進していましたが、この度、最終報告を実施しましたのでお知らせします。

遠隔読影システムの導入(OMNI病院)
遠隔読影システムの導入(OMNI病院)

 「インドネシアがん化学療法センター実証事業」は、キャピタルメディカを代表とし、双日株式会社(がん診療に関する制度調査、導入実証)、株式会社DIC(画像診断に関する制度調査、導入実証)などが協力機関として協業するコンソーシアム形式でインドネシアOMNI病院(がん病棟の導入実証)において実証を行ないました。最終報告では、OMNI病院で実施した画像診断・遠隔読影の導入実証、がんの日本式化学療法の導入実証の結果などを報告しています。

 インドネシアにおけるがんの死亡率は近年増加しています。しかし、発見から治療までの一連の医療提供体制は未だ確立していません。本事業では、効率的で質の高い日本式の画像診断、治療サービスをOMNI病院のがん病棟へ提供し実証を行ないました。

 具体的な実施項目は以下の通りです。
(1) 日本人医師による遠隔画像診断(セカンドオピニオン提供)の実施
(2) 化学療法の治療プロトコル・計画書の策定
(3) 抗がん剤の準備から患者への薬剤投与、そして副作用対策までの一連の工程について導入実証
(4) 日本式医療の理解を深めるため、OMNI病院の医師、看護師、放射線技師を日本に招き、がん研有明病院、東札幌病院をはじめとする6病院で研修の実施

 キャピタルメディカは引き続きインドネシアのローカルマーケットに適合する日本式医療の提供体制を模索するとともに、早期発見から治療までのがんに関するサービスを総合的に提供するがんセンターの運営を検証、事業化を推進していきます。

 また、本委託事業の詳細については、経済産業省およびキャピタルメディカのホームページに追って掲載されます。

【株式会社キャピタルメディカ】
所在地   : 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル10階
事業内容  : ヘルスケアセクター向け運営・経営支援業務
資本金   : 1,355.5百万円(2015年1月現在)
ホームページ: http://capimedi.com/

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
医療 ビジネス全般

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