小売流通企業とメーカーが連携し、 売り場と学校から地域防災を広げる共同プロジェクト 【No 防災 No LIFE】キックオフイベント&記者発表を開催

    -二児の母・タレント 中澤裕子さんと一緒に 「ローリングストック」「減災の知恵」を学ぶ-

    イベント
    2026年3月12日 15:00

    株式会社プチリアン(本社:東京都中央区、代表取締役:菊池 智子)は、九州流通サステナビリティサロン(主催)が2026年3月4日(水)に福岡市大名にある「GROWTH1 イベントスペース」で開催した【No 防災 No LIFE】キックオフイベント&記者発表の運営をサポートしました。


    小売流通企業とメーカーが連携し、売り場と学校から地域防災を広げる共同プロジェクト【No 防災 No LIFE】キックオフイベント&記者発表を開催

    小売流通企業とメーカーが連携し、売り場と学校から地域防災を広げる共同プロジェクト【No 防災 No LIFE】キックオフイベント&記者発表を開催


    本プロジェクトの第一弾施策に参加するのは、小売5社(イオン九州・イズミ・ナフコ・西鉄ストア・ハローデイ)とメーカー4社(大塚製薬・サントリーフーズ・日清食品・ロッテ)の計9社です。普段は店頭で競い合う小売各社が同じ目標のもとに連携し、さらにメーカーとも協力する体制は国内でも前例の少ない取り組みとなっています。


    普段は店頭で競い合う小売各社が同じ目標のもとに連携し、さらにメーカーとも協力する体制は国内でも前例の少ない取り組み

    普段は店頭で競い合う小売各社が同じ目標のもとに連携し、さらにメーカーとも協力する体制は国内でも前例の少ない取り組み


    本イベントは、小売4社(イオン九州、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイ)と、協賛メーカー4社(大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテ)が連携し、日常の買い物の場から防災を身近にする取り組み「はじめよう!ローリングストック」を紹介。あわせて、売上金の一部を活用し、九州の小学校へ「学べる防災バッグ」を寄贈する取り組みについても発表しました。


    小売と協賛メーカーが連携し、日常の買い物の場から防災を身近にする取り組み「はじめよう!ローリングストック」

    小売と協賛メーカーが連携し、日常の買い物の場から防災を身近にする取り組み「はじめよう!ローリングストック」


    ■開催概要

    日時: 2026年3月4日(水)11:00~12:00

    会場: GROWTH1 イベントスペース(福岡市大名)

    主催: 九州流通サステナビリティサロン

    内容: トーク(プロジェクト紹介、ローリングストック、売り場での取り組み紹介、

        メーカー各社クイズ、学べる防災バッグ)、フォトセッション、個別取材


    【登壇者(敬称略)】

    <小売流通>

    ●イオン九州株式会社

     執行役員 人事総務本部長 兼 健康経営推進責任者 兼サステナブル推進責任者

     金子 亮輔

    ●株式会社ナフコ

     総務部 総務部長 宮崎 朗幸

    ●株式会社西鉄ストア

     取締役執行役員(経営企画・営業企画・ICT戦略部担当) 古園 隆一

    ●株式会社ハローデイ

     ハローデイホールディングス専務執行役員 兼 ハローデイ社長執行役員

     長嶺 公

    ※第一弾施策には「株式会社イズミ」も参画しています。


    <メーカー>

    ●大塚製薬株式会社

     ニュートラシューティカルズ事業部 九州第一支店 支店長 笠間 康久

    ●サントリーフーズ株式会社

     執行役員 九州支社長 森本 裕

    ●日清食品株式会社

     事業統括本部 営業本部 九州支店 支店長 松井 隆行

    ●株式会社ロッテ

     九州統括支店長 中村 貴宏


    小売4社(イオン九州、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイ)と、協賛メーカー4社(大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテ)が連携

    小売4社(イオン九州、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイ)と、協賛メーカー4社(大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテ)が連携


    【特別ゲスト】

    ●タレント 中澤裕子


    特別ゲストは、中澤裕子さん

    特別ゲストは、中澤裕子さん


    ■当日レポート

    1. 開会

    九州の小売流通企業とメーカーが一堂に会し、「防災」を共通テーマに掲げました。

    会場には小売・メーカー各社と報道関係者が集まりました。なお本プロジェクトの第一弾施策には、小売5社(イオン九州・イズミ・ナフコ・西鉄ストア・ハローデイ)とメーカー4社(大塚製薬・サントリーフーズ・日清食品・ロッテ)の計9社が参画します。司会の案内で始まったのは、九州流通サステナビリティサロンが進める共同プロジェクト【No 防災 No LIFE】のキックオフイベント&記者発表です。

    「売り場と学校から広める地域防災プロジェクト」という言葉のとおり、日常の買い物の場と、子どもたちが学ぶ学校を起点に、防災の意識を広げていく考え方が冒頭から紹介されました。

    登壇者紹介では、小売流通4社(イオン九州、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイ)とメーカー4社(大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテ)が並びました。競合関係にもなり得る小売流通企業が横並びで立つ光景からは、今回の取り組みが「共創」であることが自然と伝わってきました。


    「売場で防災」として再現された棚

    「売場で防災」として再現された棚


    2. 中澤裕子さんの最初の一言が、会場を生活者側へ

    特別ゲストの中澤裕子さんのトークでは、家庭での備えについて問われると、「防災グッズは用意している」一方で、

    「ローリングストックっていうのは、ちょっとやってないんですよ」

    と率直に明かします。続けて「どこから始めたらいいか分からない」といった感覚にも触れ、“大切だと分かっているのに続かない”という生活者のリアルが、会場に共有される形となりました。

    この時点で、ここから先の話題が「正しい防災」を説明する場というより、「続けられる防災」を一緒に考える場へ向かっていくような流れができていたように感じられます。


    3. イオン九州・金子氏からサロンとプロジェクトの全体像を提示

    続いて、イオン九州の金子氏がサロンの説明役を担いました。「九州流通サステナビリティサロンは、九州の小売流通が共同で方針づくりから具体的なアクションまで進める組織であり、メーカーから消費者に至るまでを含む形で取り組む」--まずはその前提が丁寧に整理されます。

    そのうえで【No 防災 No LIFE】について、「災害の多い九州から防災の重要性を伝え、未来につなげる」趣旨が説明されました。九州という地域の現実を踏まえ、「まず九州から」という言葉でプロジェクトの出発点が明確になった形です。


    4. なぜ“防災”なのか

    西鉄ストア・古園氏が地域特性を語り、ナフコ・宮崎氏が日常の取り組みを重ねました。

    司会からの「なぜ今、防災なのか」。

    この問いに地域の文脈を添えて答えたのが、西鉄ストアの古園氏でした。

    「九州は梅雨の集中豪雨や台風の影響が多く、洪水・土砂災害・火山災害が起きやすい地域です。さらに、東日本大震災から15年、熊本地震から10年という節目の年にもあたります。こうした背景から、『地域全体で防災を考える機会』として、防災をテーマに据えた」

    という説明がありました。

    そこへナフコの宮崎氏が、企業としての現場感を重ねます。「日頃から売り場で防災商品を展開し、防災イベントへも出展するなど、防災を大事にして取り組んできた」--“特別な施策”としてではなく、“続けてきた行動”として語られた点が印象に残りました。


    5. 第一弾施策「はじめよう!ローリングストック」で、売り場から“気づき”を

    第一弾として紹介されたのが、3月2日からスタートした「はじめよう!ローリングストック」です。西鉄ストアの古園氏は、「協賛メーカー4社とともに啓発活動を行い、売り場でお客様がローリングストックを意識するきっかけをつくっていく」と説明しました。

    「備蓄」と聞くと身構える方も少なくありませんが、ローリングストックは、普段から食べて補充することで無理なく続けられる備え方です。日常の買い物とつながる点が、今回のテーマの中心に置かれていることが伝わってきました。


    6. 第一弾施策に“ローリングストック”を選んだ理由に、中澤さんの実感が重なる

    西鉄ストアの古園氏は、「地域と共に生きる小売流通として『日常の中で防災意識を高めることが重要』」と述べ、売り場を通して伝えられるのがローリングストックだと語りました。

    ここで、中澤さんの冒頭の発言が効いてきます。「ローリングストックっていうのは、ちょっとやってないんですよ」と言い切った中澤さん自身が、話を聞きながら「家に持ち帰って参考にしたい」と、学びを行動に移す方向へ言葉を進めていきました。企業側が伝えたいことと生活者の実感が噛み合う場面が、何度も見られました。


    7. 「売場で防災」として再現された棚に、生活者の目線

    会場には、店頭での展開をイメージした売り場(棚)が再現されていました。「実はスーパーの売り場で学べる」という司会の呼びかけをきっかけに、話題は“売り場での伝え方”へ移っていきます。

    ハローデイの長嶺氏は、日常の買い物の場で気づきを生み、ローリングストックの継続につなげたいと説明しました。一方で、「防災」「ローリングストック」というテーマだけでは購買に結びつきにくい難しさにも触れ、古園氏も同様の課題感を共有します。そこで、複数社が連携し、店頭の訴求と学校への啓発を同時に進める狙いが語られました。

    中澤さんは売り場を見ながら、「見たことある!」「企業の皆さんからのメッセージを見逃していた」といった反応を示し、売り場を見る目が変わったことを口にしました。棚そのものが会話のきっかけになることを、生活者の言葉で補う形になっていました。


    中澤さんは売り場を見ながら、「見たことある!」「企業の皆さんからのメッセージを見逃していた」

    中澤さんは売り場を見ながら、「見たことある!」「企業の皆さんからのメッセージを見逃していた」


    8. メーカー4社のクイズ

    【いつもの商品が「もしもの時」にも役立つ--中澤裕子さんがその場で“自分ごと化”】

    MCからの「ローリングストックについて、クイズで学んでいこうと思います」

    --そんな呼びかけで始まったのが、協賛メーカー4社による“減災の知恵”コーナーです。

    中澤裕子さんは「しっかり学んでいこうと思います」と応じ、会場は一気に参加型の空気に変わっていきました。


    サントリーフーズ:ペットボトルの水が“照明”になる実演に「知らなかった!」


    サントリーフーズの森本さんによるペットボトルの水が“照明”になる実演

    サントリーフーズの森本さんによるペットボトルの水が“照明”になる実演


    トップバッターはサントリーフーズの森本さんです。災害時、飲料水・生活用水として欠かせないペットボトルの水が「飲む以外にも使える」としてクイズが出題されました。

    正解は「照明」。スマホのライトの上に水の入ったペットボトルを置くと光が拡散し、簡易ランタンのように使えるという説明が続き、会場では実際に照明を落として実演も行われました。

    この実演に中澤さんは、「あら、全然知らなかったです。これ使えますよね」と思わず素直なリアクションを見せます。さらに「小さいペットボトルでも大丈夫?」と確認しながら、「知っているだけで安心感が変わる」「知ってた方が絶対いいですね。…これを知っているだけでも、全然気持ちが変わります」と話しました。

    話題は「災害の時だけじゃなく、キャンプやレジャーでも使えそう」と平時利用の発想にも広がり、会場の温度が一段と上がった場面でした。


    中澤裕子さん「災害の時だけじゃなく、キャンプやレジャーでも使えそう」

    中澤裕子さん「災害の時だけじゃなく、キャンプやレジャーでも使えそう」


    日清食品:カップヌードルの賞味期限クイズで「食べたら補充」が腹落ちしました


    日清食品・松井さん「もしもの時に食べるものこそ、普段食べ慣れたものが安心」

    日清食品・松井さん「もしもの時に食べるものこそ、普段食べ慣れたものが安心」


    第2問は日清食品・松井さんです。もしもの時に食べるものこそ、普段食べ慣れたものが安心--そんな前置きで、ローリングストックにおすすめとして「カップヌードル」を挙げ、賞味期限(製造日からどれくらいか)をクイズにしました。

    中澤さんは「大好きですけど…」と言いながら「3カ月くらい?」と回答します。

    正解は「6か月」。長持ちするからこそ置いたまま忘れがちになりやすく、ローリングストックとして定期的に見直して「食べて補充」が大切、という説明につながり、

    中澤さんも「食べたら買って…」と復唱し、理解を行動に落とすように言葉を重ねていました。


    ロッテ:ガムは「口の中のリフレッシュ」と「緊張感の緩和」です


    ロッテ・中村さん「水が使いづらい状況でもガムを噛むことで唾液が分泌され、口を清潔に保てること、さらにストレスが溜まりやすい環境で精神面の支えにもなる」

    ロッテ・中村さん「水が使いづらい状況でもガムを噛むことで唾液が分泌され、口を清潔に保てること、さらにストレスが溜まりやすい環境で精神面の支えにもなる」


    第3問はロッテ・中村さんです。「地震などで被災した時」を想定し、ローリングストックにおすすめのアイテムとしてガムを提示し、おすすめの理由を2つ答えるクイズが出題されました。

    正解は、「口の中のリフレッシュ」、「緊張感の緩和」の2つ。

    水が使いづらい状況でもガムを噛むことで唾液が分泌され、口を清潔に保てること、さらにストレスが溜まりやすい環境で精神面の支えにもなることが説明されました。

    中澤さんは「日常にあるものだから、あんまりそういう(備えの)発想がなかった」と言いながらも、「ぜひストックとして用意しておきたい」と受け止めていました。


    大塚製薬:カロリーメイトは「五大栄養素」。“ミネラル”に中澤さんも反応


    大塚製薬・笠間さん「災害時の栄養バランスを支え、常温保存ができ、コンパクトで調理不要な点がポイント」

    大塚製薬・笠間さん「災害時の栄養バランスを支え、常温保存ができ、コンパクトで調理不要な点がポイント」


    最後は大塚製薬・笠間さんです。クイズは「ローリングストックにカロリーメイトがおすすめなのは、何がとれるから?」

    正解は「五大栄養素」。災害時の栄養バランスを支え、常温保存ができ、コンパクトで調理不要な点がポイントとして紹介されました。

    中澤さんが「栄養がとれるのは分かるけど…」と悩みつつ、答えが「五大栄養素」と示される流れに乗っていきます。特に反応が出たのは「ミネラル」でした。

    「まさにミネラルって、意識しないと取れない栄養素なんですよ」

    と、自分の生活感覚に引き寄せてコメントし、最後は「日常で小腹がすいた時にも食べている」と、普段使いの延長で備えるイメージを口にしていました。


    9. 「地域で防災」

    【小学校へ「学べる防災バッグ」を寄贈し、家庭の会話へ】

    後半は、九州の小学校へ「学べる防災バッグ」を寄贈する取り組みが紹介されました。店頭施策の売上金の一部を活用し、子どもたちが有事に必要なものを手に取って学べるようにするという内容です。

    バッグには日常品に加え、ローリングストックを身近に感じられる内容を揃える考えも示され、メーカー各社の商品も入れながら展開していく方針が語られました。

    母親としての視点で中澤さんは、子どもが学校で学んだことを家庭に持ち帰る力に触れ、家庭の会話が増えることへの期待をにじませました。小売流通・メーカーの取り組みを家庭の中へ運ぶ役割を学校が担う、という見え方がここで具体的になりました。


    「学べる防災バッグ」の中身も実物で紹介され、普段あまり手にしないアイテムに話題が移ります。中澤さんが手に取ったのは、薄く折りたたまれたアルミブランケットでした。「広げると意外と大きいんですね」と驚きながら実際に広げ、体に巻いて保温する用途が説明されると、「ちょっと広げてみてもいいですか?」と興味深そうに確認します。


    中澤さん「あったかいかも。こんな短時間で?」」

    中澤さん「あったかいかも。こんな短時間で?」」


    室内では分かりにくい、と前置きがありつつも、触れてすぐに中澤さんは「でも、あったかいかも。こんな短時間で?」と反応。さらに「こんなに薄いなんて…」と軽さにも驚いた様子を見せました。バッグに入れて子どもが持つことを考えると、軽量であることが大切だという話にもつながり、実物に触れることで“備えのイメージ”がより具体的になっていきました。


    九州流通サステナビリティサロンの「ローリングストック」のポーズ

    九州流通サステナビリティサロンの「ローリングストック」のポーズ


    10. 締め

    【中澤さんの振り返りと、ハローデイ 長嶺氏の呼びかけ】

    終盤、MCから「今日学んだこと」について問われた中澤さんは、学びの実感を語り、家庭での行動につなげたい旨を述べました。続いて長嶺氏が、九州の中でもローリングストックの認知が十分ではない現状に触れ、参加小売流通・メーカーが協力して店頭の訴求を進めていくこと、さらに「学べる防災バッグ」も含めて取材・発信を呼びかける形で締めくくりました。


    中澤裕子さん「家に持ち帰って参考にしたい」

    中澤裕子さん「家に持ち帰って参考にしたい」


    ■九州流通サステナビリティサロンについて

    九州流通サステナビリティサロンは、九州の小売流通業が結集し、共同施策の実行によって九州の社会課題の解決量拡大と生活者の行動変容を目指す取り組みです。メーカー・商社・物流など多様な業態との関係性が深く、生活者とも密接な小売流通の強みを活かして活動しています。


    九州流通サステナビリティサロン

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