■ 電動車椅子で生きるシンガーソングライター「おりせ らふ」
電動車椅子で生活するシンガーソングライター・おりせ らふが、
全国路上ライブツアー実現に向けたクラウドファンディング
「サラダの輪を全国へ!全国路上ライブツアープロジェクト」
を開始した。期間は2026年3月24日まで。
おりせは、生まれつき骨の障害があり、日常生活ではヘルパーのサポートを受けながら一人暮らしをしている。
2018年頃からシンガーソングライターとして活動を開始し、
大阪を中心に路上ライブやライブハウスでの演奏を続けてきた。

■ 「違いを混ぜ合わせる」オリジナル曲「サラダ」に込めた想い
音楽活動の中で彼女が大切にしてきたテーマは、
**「違いを否定せず、そのまま認め合うこと」**だ。
今回のツアーの中心となるオリジナル曲「サラダ」には、
人はそれぞれ違っていて当たり前であり、
その違いを混ぜ合わせることで社会はもっと豊かになる、
というメッセージが込められている。
「しんどいのは障害者やマイノリティだけじゃない。
誰もがそれぞれの場所で、必死に生きている。
だからこそ、声の小さな想いに寄り添える音楽を届けたい」
■ 路上ライブという選択――誰もが立ち止まれる場所で歌う
そう語るおりせにとって、路上ライブは特別な意味を持つ。
ライブハウスには段差などの物理的な制約が多く、
車椅子利用者にとって立ちづらい環境も少なくない。
一方、路上ライブは、障害の有無や年齢、立場を超えて、
同じ空間で音楽を共有できる場所だ。
街角で偶然出会う音楽だからこそ、
より多くの人に想いを届けられると考えている。

■ 全国へ挑戦するためのクラウドファンディング
今回のクラウドファンディングで集めた資金は、
全国各地への遠征費、路上ライブ時のサポート費、
音楽機材費、広報費などに充てられる予定だ。
全国をまわるためには、移動やサポート体制の確保が欠かせず、
個人の力だけでは難しいのが現実である。
■ その先に見据える夢――紅白歌合戦のステージへ
「電動車椅子に乗っていても、夢を語っていい社会であってほしい。
全国で『サラダ』を歌い、その先にある夢として、
いつか紅白歌合戦のステージでこの曲を届けたい」
この挑戦は、音楽活動にとどまらず、
多様性を尊重し合える社会のあり方を問いかける取り組みでもある。

■ 応援する人とともに広げる「サラダの輪」
おりせは
「このプロジェクトは私ひとりの挑戦ではありません。
応援してくれる人たちと一緒に、“サラダの輪”を全国へ広げていきたい」
と話す。
音楽を通じて人と人をつなぎ、
誰もが生きやすい社会を目指す挑戦が、今、動き出している。















