神谷町デンタルクリニックでは、
「70歳で矯正治療」というプレスリリースに対して寄せられた反響をきっかけに、
年齢を問わず歯並びや噛み合わせについて相談する動きが目立っている。
特にに寄せられているのは、
「若い頃より歯並びが悪くなってきた気がする」
「年齢とともに歯並びが変わってきた」
といった、大人世代からの声だ。
矯正治療は若い人のためのものというイメージが根強い一方で、
実際には大人になってから歯並びの変化を自覚する人は少なくない。
今回の反響を通じて、歯並びの悩みが年齢を問わず存在していることが、あらためて浮き彫りになっている。
「歯並びは第一印象を左右する」と回答した人は72.6% 「自分の歯並びに自信がない」と感じている人は46.2%
日本臨床矯正歯科医会が行った意識調査(*1)では、
「歯並びは第一印象を左右する」と回答した人は72.6%にのぼる一方、
「自分の歯並びに自信がない」と感じている人は46.2%と、
約半数に達している。
また、「歯を見せて笑うことに抵抗がある」と答えた人も25.9%と、
4人に1人が口元に何らかの不安を抱えている実態が浮かび上がっている。
こうした数字は、歯並びに対する悩みが一部の人だけのものではなく、
多くの人に共通する課題であることを示している。
歯は一度並んだら終わりではなく、年齢を重ねても少しずつ動き続けるとされている。
大人になってから歯並びが変化する背景には、
・加齢による歯の移動
・噛み合わせの変化
・歯周病による歯の支持力低下
・舌や口周りの筋力低下
・日常の癖
・食いしばりや歯ぎしりといった生活習慣
など、複数の要因が重なっているケースが多い。
その結果、
「前歯が重なってきた」
「すき間が目立つようになった」
「噛み合わせが以前と違う」
といった変化を感じる人が増えていると考えられる。


実際に当院に寄せられている相談では、
若い頃は問題なかったものの、ここ数年で歯並びが変わったと感じている人や、
過去に矯正治療を受けたものの後戻りが気になるという声、
年齢的に今さら矯正治療をしてよいのか迷っているといった、50代以上の大人世代からの相談も多く見られる。
これらの相談は特別なケースではなく、
大人になってから誰にでも起こり得る変化として捉えられている。
人生後半の健康と向き合う「歯並び」というテーマ
歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく、
食事や発音、口腔内の健康状態とも深く関わっている。
大人の歯並び変化に対して重要なのは、
放置せず、現在の状態を正しく把握することだ。
歯並びや噛み合わせ、歯周病の有無などを確認した上で、
必要に応じて無理のない範囲での選択肢を検討することが求められている。
近年では、AIによるシミュレーションと歯科医師の診断を組み合わせることで、
治療の進め方や期間の目安を事前に確認した上で検討できる環境も整いつつある。
短期集中治療を提供する神谷町デンタルクリニックでも、30分で歯のデジタルデータスキャン、歯並びなどの写真撮影を行い、約1週間後、歯のデジタルデータや口腔内の状態をもとに、歯科医師が歯並びや噛み合わせの状況を確認し、治療の考え方や進め方について説明を行う矯正相談を行っている。(自費診療)
歯並びは「若い人だけの問題」ではなく、
人生後半の健康や生活の質に深く関わるテーマになりつつある。
「少し気になる」「以前と違う気がする」
そう感じたタイミングこそが、
歯並びや噛み合わせを見直す一つのきっかけになるかもしれない。
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