【500人調査】家の中に眠る「使っていない物」が生活を圧迫 “いつか使う”が手放しを妨げる? 年末大掃除を前に、放置物の実態が浮き彫りに
株式会社4U(本社:千葉県松戸市、代表取締役:斎藤 雅史)が運営する「ワンナップLIFE」は、全国の男女500名を対象に「家に眠る使っていない物の実態」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、多くの家庭で“使っていない物”が数ヶ月~数年単位で放置されており、収納スペースの圧迫や散らかった印象、精神的ストレスなど、生活への影響が大きいことが明らかになりました。また、処分の手間や心理的ハードルから片付けが進まない人が多く、年末に向けて片付けの課題がより深刻化している状況も浮かび上がりました。
■家にどれくらい「使っていない物」が眠っている?

家にどれくらい「使っていない物」が眠っている?
「家に使っていない物はどれくらいありますか?」と尋ねたところ、最も多かった回答は「把握しきれない」(38.4%)でした。これは「どこに何があるのか把握できないほど物が積み重なっている」状態を示し、家全体の“物の管理能力”が限界に達している家庭が多いことを意味します。
続いて「4~6個程度」(19.4%)や「1~3個程度」(13.4%)が並びますが、「20個以上」(9.8%)、「11~20個程度」(6.8%)と答える人も一定数存在しており、物量の多さが生活動線の乱れや片付けの負担増へつながっていると考えられます。
■最も使われていない物は?

最も使われていない物は?
放置されている物をジャンル別に見てみると、最も多かったのは「衣類・靴」(43.6%)でした。衣類は“まだ着られる気がする”“いつか着るかもしれない”など、判断基準が曖昧になりやすく、結果としてクローゼットの奥に大量に眠らせてしまう傾向があります。
次に多かったのは「家電」(14.4%)。小型家電や調理器具は壊れていなくても使われないケースが多く、押し入れや棚の奥で存在を忘れられがちです。
さらに、本・紙類(11.6%)、趣味・コレクション品(10.4%)、子ども用品(7%)など、“気持ちの整理が必要な物”ほど手放しにくい傾向が見られました。
■なぜ捨てずに放置しているのか?
放置の理由について尋ねると、最も多かったのは「まだ使える気がして捨てられない」(29.4%)でした。「使っていない」という事実よりも「まだ価値がある」という感覚が判断を鈍らせる典型的な例といえます。
次いで「いずれ使うかもしれない」(23.5%)が挙がり、“未来の可能性”が片付けを後回しにする要因となっていることが分かります。
ほかにも、忙しくて後回し(13%)、思い出があって捨てづらい(10%)、粗大ごみ手続きの面倒さ(8.3%)、捨て方が分からない(6.1%)など、心理的ハードルと物理的ハードルが組み合わさって放置を生む構造が明確になりました。
“存在を忘れていた”(4.6%)という回答もあり、物が多すぎて管理できていない家庭も一定数存在します。
■どれくらいの期間、使わずに放置している?

どれくらいの期間、使わずに放置している?
使っていない物をどれくらい放置しているか尋ねたところ、最も多かったのは「2年以上」(43.6%)でした。続いて「1年程度」(21.2%)が続き、6割以上が1年以上使わずに放置している実態が明らかになりました。
さらに、「いつから使っていないか覚えていない」(18.8%)という回答も多く、物の量が多すぎて把握できていない家庭が少なくないことが分かります。半年以内の放置は少数で、多くが長期間“存在だけ残る不用品”となっている状況です。
■放置物によってどんな困りごとが起きている?

放置物によってどんな困りごとが起きている?
放置された物による影響として最も多かったのは「収納スペースを圧迫している」(44.5%)でした。本来しまうべき必要な物が入らず、収納効率が大幅に低下します。
また、「部屋が散らかって見える」(18.4%)、「必要な物が探しづらい」(12.4%)、「掃除がしにくい」(10.8%)など、生活の質そのものを下げる困りごとが多数挙がりました。
特に、「見るとストレスを感じる」(5.0%)、「生活動線が悪くなる」(2.9%)といった回答からは、放置物が心理面・身体面の両方に悪影響を及ぼしていることがうかがえます。
■年末の大掃除の予定
年末の大掃除について尋ねたところ、最も多かったのは「年末にまとめて行う予定」(36.4%)でした。普段片付けができていない分、年末に一気に片付けようとする人が多いことが分かります。
一方、「やりたいけどできそうにない」(29.4%)という声も多く、時間・体力・気力の不足により片付けが進まないケースが多数見られました。
「すでに始めている」(21.4%)という回答からは、負担軽減のため早めに行動する家庭も一定数存在します。
年末は粗大ごみ予約の混雑や不用品の増加が重なり、片付けが思うように進まない家庭が増えることが予想されます。
今回の調査から、“使っていない物”の蓄積が暮らし全体に大きな影響を与えている実態が明らかになりました。収納スペースの圧迫や散らかり、ストレスの増加など、放置物は日常生活の質を低下させる要因となります。
年末は片付けのチャンスである一方、「やりたいのに進められない」という声も多く、現代の忙しい生活では片付けそのものが負担になっていることが浮き彫りになりました。
ワンナップLIFEでは、重い物の搬出や分別、即日対応など、家庭では難しい作業をサポートしており、年末の大掃除を効率的に進めたい方にとって現実的な解決策となります。
■調査概要
調査名 :年末の大掃除事情に関する意識調査
調査方法:インターネット調査(当社による自主調査)
調査対象:全国の男女500人
実施時期:2025年12月
■会社概要
会社名 : 株式会社4U
所在地 : 千葉県松戸市上本郷2719-3
代表取締役 : 斎藤 雅史
事業内容 : 不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃などの片付けサービス事業
運営サイト : https://one-up-life.com/
お問い合わせ: info@one-up-life.com

















