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    双日テックイノベーション、 東洋製罐グループホールディングスへDatabricksを導入

    ~過去の分析から未来の予測へシフトし、データドリブン経営を加速~

    企業動向
    2025年12月2日 10:00

    双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:西原 茂、略称:STech I[エス・テック・アイ]、以下 STech I)は、東洋製罐グループホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中村 琢司、以下、東洋製罐GHD)へデータインテリジェントプラットフォーム「Databricks」を導入しました。


    幅広い産業分野に容器・包装を提供する東洋製罐GHDは、環境配慮型製品の開発やCO2排出削減、プラスチック使用抑制などの取り組みを進めています。本導入により、経営判断の高度化とスピード化、AIエージェントによる業務負担軽減・コスト削減を推進し、「過去の分析から未来の予測」へとシフトしたデータドリブン経営の実現を加速します。


    東洋製罐グループホールディングス株式会社 永井 恒明氏(左から3番目)、清水 秀平氏(左から4番目)

    東洋製罐グループホールディングス株式会社 永井 恒明氏(左から3番目)、清水 秀平氏(左から4番目)


    ■導入の背景

    東洋製罐GHDは、デジタル化社会におけるグループのあるべき姿として「Group Digital Vision 2030」を掲げ、データ活用の高度化を重要な戦略テーマの1つに位置づけています。しかし、日本の製造業によくある、基幹システムは整備されているものの、蓄積されたデータを十分に業務や経営判断に活かしきれていない課題がありました。


    従来のBIツールでは、リアルタイム性や多角的な分析に限界があり、現場では依然として勘と経験に依存する場面も少なくありませんでした。環境配慮型製品の開発をさらに加速するためにも、高 度なデータ分析基盤とAI活用の必要性が高まり、グループ横断でデータを統合・活用できる次世代プラットフォームが求められていました。


    こうした課題解決に向け、東洋製罐GHDはDatabricksを採用。まず傘下のメビウスパッケージング株式会社でトライアルを実施し、製品原価の可視化、ヘルプデスク対応の効率化、設計書レビューの工数削減などのテーマで、その有効性を検証しました。



    ■STech Iの提案が評価された理由

    STech Iは構想段階から活用のロードマップを明確化し、Databricksに精通した専門家による設計・構築支援を提供。AIエージェント構築においては、対象業務内容を深く理解したうえで最適な設計を実現しました。


    データレイクハウスアーキテクチャの先駆的提案

    ● データウェアハウスとデータレイク双方の利点を兼ね備えたデータレイクハウスを、国内市場に先駆けて紹介。


    「過去の分析から未来の予測へ」転換するデータドリブン経営を具体化

    ● 単なる過去分析にとどまらず、未来予測を活用するデータ活用手法を提示し、東洋製罐GHDの方向性と合致。


    AIエージェント構築の実務理解と最適設計

    ● 対象業務を深く理解したうえで、業務要件に即した最適なエージェント設計・設定を実現。



    ■導入後の効果

    Databricksによるデータレイクハウス基盤を構築したことで、経営判断に必要なデータをリアルタイムで可視化し、「過去の分析から未来の予測」へとシフトした新しいデータドリブン経営に向けた取り組みを加速。また、AIエージェントのPoCにより、業務効率化とコスト削減への一定の効果が出ることが確認されています。

    ● 変動する製品原価(材料費、人件費、電気代、保管料など)のリアルタイム可視化を実現

    ● グループ全体のデータを統合し、横断的に分析できるプラットフォームを構築


    【AIエージェントへの期待】

    ● ヘルプデスク対応:30~40%の工数削減を想定

    ● 設計書レビュー:約30%のコスト削減を想定

    ● 従来は業務部門が担っていたレビュー作業の一部を自動化することで、負担を軽減できる見込み



    ■東洋製罐グループホールディングス株式会社からのコメント

    <東洋製罐グループホールディングス株式会社 執行役員 情報システム部長 永井 恒明 氏>

    デジタル化時代においては、人材育成に加え「AI育成」も重要であると考えます。

    PoCでの成功体験を踏まえ、AIとの協働を具体化し、データ連携を強化することで、データドリブン経営を加速させます。STech Iとの連携により、AI活用の好循環を創出し、常に進化し続ける企業を目指します。



    ■双日テックイノベーションについて

    社名  : 双日テックイノベーション株式会社

    所在地 : 東京都千代田区二番町3-5麹町三葉ビル(受付6F)

    設立  : 1969年2月24日

    URL   : https://www.sojitz-ti.com/

    事業内容:

    国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、システム開発、​運用・保守などのサービス提供、およびデジタルトランスフォーメーション支援。



    ■お知らせ

    2024年7月1日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、10月1日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。


    STech Iブランドシンボル

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