鳥取初のコミュニティシアター「シネマドア」が誕生へ!クラウドファンディング実施中
シネマドア鳥取合同会社(所在地:鳥取県鳥取市川端2-119、代表:金塚敬子)は、鳥取市内に「映画」と「出会い」をテーマとしたコミュニティシアター「シネマドア」を2026年4月にオープンするため、クラウドファンディングを実施しています。目標金額は400万円で、内装工事費や映写機・音響設備の購入に充てられます。
映画砂漠・鳥取に、新たな文化拠点を創出
かつて鳥取市内には9館もの映画館が存在していましたが、現在では「鳥取シネマ」1館のみとなり、ミニシアター作品を鑑賞するには大阪や神戸まで一日がかりで出かける必要がある状況です。鳥取に住む人々からは「出会いがない」「時間はあっても居場所がない」という声も多く聞かれます。
こうした背景から、2025年1月に東京から鳥取に移住した金塚敬子氏が「鳥取では観たい映画を観る場所がない。だったら、小さなシアターをつくりたい!」と提案。移住者支援団体「鳥取ふるさとUI会」の協力を得て、同年2月に「鳥取まちなかを映画で元気に!」プロジェクトが立ち上がりました。
その後、鳥取で55年にわたり自主上映活動を続けてきた清水増夫氏や、鳥取大学地域学部の竹内潔准教授、地元高校生、NPO団体など多彩なメンバーで実行委員会を結成。2025年7月には運営会社「シネマドア鳥取合同会社」が設立され、「令和7年度鳥取県公民連携推進事業補助金」や鳥取銀行「青い鳥基金」にも採択されています。
「映画」×「出会い」で人生を豊かにする小さなシアター
シネマドアは約20席のこじんまりとした映画館ですが、コンセプトは「観たい、会いたい、話したい。『映画』×『出会い』で鳥取暮らしを豊かにする」。座り心地の良い椅子、映画を観ながら楽しめるフリードリンク、フィンガーフードを用意し、上映後には30分程度の「カフェタイム」を設けて観客同士が映画の感想を語り合える場を提供します。
1日3本程度の上映を予定しており、往年の名作から話題の新作、アニメ、ドキュメンタリーまで幅広いジャンルの作品を取り上げます。また月に1回は鳥取ゆかりの映画や地域おこしに関連した作品の特集上映も計画中です。すでに複数の配給会社や映画監督から直接連絡があり、他の映画館ではまだ上映されていない作品の提案も受けているとのことです。
映画人からの熱い応援
本プロジェクトには多くの映画監督から応援の声が寄せられています。足立紳氏(映画監督・脚本家)、伊勢真一氏(映画監督)、大島新氏(ドキュメンタリー監督)、甲斐さやか氏(映画監督)、佐々木誠氏(映画監督/映像ディレクター)、山内ケンジ氏(映画監督)など著名な映画人たちが、地方での自主映画館の取り組みを高く評価。「映画文化の地方創生」「新たな映画コミュニティの形成」という観点からも注目されています。
プロジェクト概要
【名称】コミュニティシアター「シネマドア」
【所在地】鳥取市桜土手の袋川沿いビル1階(かつて映画街だった川端通りの近く)
【開業予定】2026年4月(3月下旬プレオープン)
【座席数】約20席
【上映内容】洋画邦画を問わず様々なジャンルの映画を1日3本程度上映
【特徴】
・上映後30分の「カフェタイム」で観客同士の交流が可能
・フリードリンク、フィンガーフードの提供
・月に1回は特集上映を企画
【クラウドファンディング概要】
・目標金額:4,000,000円
・使途:内装工事費および映写機・音響設備の購入
・リターン:鑑賞券、一年間観放題チケット、オープニングイベントオンライン参加権、オリジナルグッズなど
・URL:https://motion-gallery.net/projects/cinemadoortottori(MOTION GALLERYにて実施中)
・形式:All-in方式(目標金額未達でも実施)
会社概要
会社名:シネマドア鳥取合同会社
所在地:鳥取県鳥取市川端2-119
代表者:金塚敬子
設立:2025年7月
事業内容:映画上映事業、カフェ運営
SNS:X(Twitter)@cinemadoor2025

















