ハンドベル開発に人生を懸けた奏者、唯一無二の練習用ベル 『プロローグ』が特許取得!12月3日よりクラッパー機構の 発明者・福﨑技術士のもとで展示会に初出展 <静かに世界を変える挑戦が始まる。>
ハンドベルの世界で「ソリスト」として生きる者は、世界的にもごくわずか。 その希少な道を進む中で、たったひとりの奏者が2023年 “存在しない楽器”の開発に乗り出した。
株式会社奏音楽企画(代表取締役:藤田美千子)は、独自開発したハンドベル練習用モデル『プロローグ』が特許を取得したことをお知らせいたします。
【発明の名称】クラッパーアーム揺動機構及びこれを備える練習用ベル
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200

ハンドベル奏者 藤田美千子
さらに、2025年12月3日(水)から5日まで東京ビッグサイトで開催される「高精度・難加工技術展2025」に、『プロローグ』のクラッパー機構の発明者である福﨑昌宏技術士が、柏商工会議所からの共同出展で参加。『プロローグ』8音の展示が決定しました。試打可能です。
https://biz.nikkan.co.jp/eve/hds/

ハンドベル【プロローグ】
■「なぜこの楽器は、誰も作らなかったのか」
プロローグ開発の原点は、藤田の“違和感”だった。
音大にも専門学校にも「ハンドベル専攻」は存在しない。
プロ奏者を志す若者は、練習環境の貧しさや指導者不足から、才能を活かせないまま諦めていく。
「このままでは、奏者が育たず、文化そのものが消えてしまう」
その焦燥を胸に、藤田はハンドベルという楽器の練習環境の整備を決断する。
「ないなら作ればいい。ハンドベルの未来を変える楽器を。」
ヘラ絞り職人、地元企業との協働を重ね、既存の常識を壊しながら、“練習用ハンドベル”という前例のない領域を切り開いた。
■特許出願は「譲らない信念」の証
今回の特許出願では、
イングリッシュハンドベル演奏に移行しやすい重量・操作性の設計思想
それはすべて、ひとりの奏者の経験と身体感覚から生まれたものだ。
特許化は技術保護のためだけではない。
“次世代に残す文化装置としてのハンドベル”を守り抜く決意表明でもある。
■12月3日、プロローグが初めて展示会に姿を現す
これは単なる楽器発表ではない。成果発表でもない。
日本のローカルから世界の音楽文化を変えていく、静かな革命の始まり
練習用ハンドベル『プロローグ』は、12月3日より東京ビッグサイトで発明者 福﨑技術士事務所 代表 福﨑昌宏氏のもとで初展示される。
プロのハンドベル奏者であり開発者でもある藤田美千子が、イングリッシュハンドベルの練習環境を整えるために立ち上げた練習用ハンドベル開発プロジェクト。藤田の信念に基づく行動力とに加え、すべてのパーツを設計し、創意工夫の末発明品となるクラッパー機構を生み出した福﨑昌宏氏の柔軟な発想と技術力がなければ、『プロローグ』は生まれなかった。
プロローグは、世界でも前例のほとんどない“練習専用ハンドベル”です。
初心者が正しい奏法を身につけられ、上級者が高度なコントロールを磨ける。
その両方を満たす設計思想が、細部にまで込められています。
ぜひ展示会で手に取って鳴らしてみてください。

福﨑昌宏氏
■代表コメント(藤田美千子)
「私は、この『プロローグ』にハンドベルの未来を託します。プロローグは、才能の芽をつぶさず、誰もがハンドベルを学べる世界をつくるための“最初の一歩”です。このハンドベルで練習して、ハンドベルという楽器に夢を持ち、奏者を目指して取り組んでみようと思う人材が生まれてきますように」

組み立てする藤田美千子
■会社概要
株式会社奏音楽企画
代表取締役: 藤田美千子
所在地 : 千葉県柏市
事業内容 : ハンドベル演奏・教育・開発・ハンドベル製造販売
公式サイト: https://kanade-ongaku.com























