【六甲高山植物園】冬季特別開園 ~雪を割って咲くバイカオウレンの群落~

    イベント
    2025年11月20日 15:15

    六甲山観光株式会社(本社:神戸市灘区 社長:妹尾昭孝)が運営する六甲高山植物園は、2025年12月1日(月)から2026年3月13日(金)まで冬季休園となりますが、雪を割って咲く早春の花々を観賞していただくため、2026年2月21日(土)から3月8日(日)までの土日祝に「冬季特別開園」を実施します。

    この時期の六甲山はまだ厳しい冬の寒さに包まれていますが、約50平方メートルと日本有数の植栽面積を誇るバイカオウレンが凜と咲く様子からは、春の息吹を感じることができます。バイカオウレンは、植物学者・牧野富太郎博士が、生涯愛した花として知られています。


    ◆バイカオウレン(キンポウゲ科)

    林下に生育する高さ4~15cmの多年草。当園では、早春に最も早く開花する花で、梅に似た花と端正な五角形の常緑の葉が特徴です。植物学者・牧野富太郎博士が幼少時、自宅すぐ裏の金峰神社で見てから生涯愛した花として知られています。


    【日時】2026年2月21日(土)~3月8日(日)の土日祝

    10:00~16:00(チケット販売は15:30まで) ※西入口のみ開門

    ※荒天中止。開花状況等、詳細はホームページで発表します。

    [URL] https://www.rokkosan.com/hana/

    【料金】大人800円、小人400円 ※特別割引料金で入園していただけます。

    【催し】早春の花を巡る、花のガイド(10:30~/13:00~)

    ※3月7日(土)は沖和行先生による「ぶらぶら園内ガイド」を開催。

    【特典】

    (1)2月21日(土)のみ、先着100名様にヒメアジサイの苗プレゼント

    (2)入園回数券(8回券)を特別割引価格で販売

    ※特別割引価格:4,500円→3,200円 1,300円お得

    (3)六甲高山植物園オリジナルカレンダープレゼント


    六甲高山植物園の特別開園を彩る早春の花々!


    ◆セツブンソウ〈キンポウゲ科〉

    【花期】2月下旬~3月中旬

    まばらな温帯夏緑林の林内や草地に生える小型の多年草。茎は高さ5~15cmになります。5枚の白色の萼片から覗く黄色い花弁はよく目立ち、蜜を出して虫を呼び寄せます。本州の関東地方以西に分布する日本の特産種で、石灰地域によく見られる傾向にあります。当園は約20,000球のセツブンソウを植栽しています。


    ◆フクジュソウ〈キンポウゲ科〉

    【花期】3月上旬~4月上旬

    林の周縁部等に生える多年草です。花の咲いている時期は約15cm程度の高さですが、花後は根茎から多数のひげ根を出し、30cm程に達します。金色に咲く花はその姿からおめでたい花としてなじみ深く、「福寿草」と記されます。パラボラ型の花で太陽光を中心に集め、その熱で寒い時期に飛ぶ昆虫を呼んでいると考えられています。


    ◆ザゼンソウ〈サトイモ科〉

    【花期】3月上旬~下旬

    雪が溶けると間もなく、濃い茶色の仏炎苞(ぶつえんほう)がむっくりと顔を出します。その姿が、達磨大師が座禅を組んでいるようにみえるため、「ザゼンソウ」と和名が付けられ、別名「ダルマソウ」とも呼ばれます。まだ雪の残る中で咲くこともある本種は、開花直後に自ら発熱し、仏炎苞の中は20℃前後になることが知られています。ミズバショウと同じ仲間で、葉は花が終わるころに伸びてきます。


    ◆ヘレボルス・チベタヌス〈キンポウゲ科〉

    【花期】3月中旬~4月上旬

    「幻のクリスマスローズ」と呼ばれ、クリスマスローズの仲間の中で唯一、アジアに分布しています。ジャイアントパンダやハンカチノキを発見したプラントハンターのアルマン・ダヴィッド神父が1869年に中国の四川省付近で採集しており、当時その近辺をチベットと呼んでいたことから、学名に「チベタヌス」と入っています。当植物園では自生地に近い環境で植栽しています。


    ◆営業概要

    【開園期間】開園中~11月30日(日)

    【開園時間】

    10:00~17:00(16:30チケット販売終了)

    土日祝のみ「ひかりの森~夜の芸術散歩~」17:00~20:00(夜パスまたは昼夜パス要)

    【入園料】大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円

    【駐車料金】1,000円

    ※荒天等により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります。


    六甲山上で開催中のイベント

    「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」

    神戸・六甲山上を舞台に、自然とともに現代アート作品を楽しめる芸術祭。16回目を迎える今回のテーマは「環境への視座と思考」です。今年は奈良美智や、川俣正、村松亮太郎/NAKED, INC.など国内外で活躍する61組のアーティストによる多彩な作品が展示されます。


    【会期】開催中~11月30日(日)

    【時間】10:00~17:00

    ※営業日・時間は会場により一部異なります。

    【会場】

    ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、天覧台、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、トレイルエリア、みよし観音エリア、六甲ガーデンテラスエリア、風の教会エリア

    【料金】◆鑑賞パスポート ※大人=中学生以上、小人=4歳~小学生、3歳以下無料

    ※当芸術祭会期限定で上記に大人+800円、小人+400円で「シダレミュージアム2025 エモい展」に割引入場できるセット券も販売。(利用期間は~11月24日(月・休)まで)

    <販売窓口>

    総合インフォメーション(ROKKO森の音ミュージアム前、六甲遊山案内処ショップ737)、各有料会場窓口、プレイガイド・Webチケットサービス各社、市街地窓口(神戸市総合インフォメーションセンター、鉄道各駅等)※詳しくは公式Webサイト内鑑賞パスポートページをご確認ください。


    ◆エリア入場券

    各有料会場に個別で入場できる「エリア入場券」も取り扱います。

    ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)=大人1900円、小人950円

    天覧台=大人500円、小人200円

    風の教会エリア(風の教会・六甲山芸術センター・旧六甲スカイヴィラ)=大人1200円、小人500円

    トレイルエリア(バンノ山荘・MOWA)=大人500円、小人200円

    みよし観音エリア=大人800円、小人300円

    <販売窓口>各エリア窓口でのみ販売





    <夜間イベント>

    「ひかりの森~夜の芸術散歩~」

    夜間限定の光のアート作品が、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を幻想的に彩ります。また、会場に設置された作品が光に照らし出され、昼間とは違った表情をお楽しみいただけます。10月中旬~11月中旬には、ライトアップされた木々の紅葉もお楽しみいただけます。

    【会期】開催中~11月30日(日)の土日祝

    【時間】17:00~20:00

    ※夜パス販売開始ならびに入場開始時間は16:00

    【会場】ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園

    【料金】上記、夜パスまたは昼夜パスのとおり



    六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com/


    リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/4edacb5f7a4c873189546bd7c3a2a11217d88e4a.pdf


    発行元:阪急阪神ホールディングス

        大阪市北区芝田1-16-1

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