営業戦略ノベル『猿の部長』を発売

話題の会計ノベル『会計天国』の著者による書き下ろし文庫

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は2014年12月3日(水)、竹内謙礼・青木寿幸 著『猿の部長』(PHP文庫)を発売しました。

『猿の部長』書影
『猿の部長』書影

《本書のあらすじ》
 アメリカの大学でMBAを取得した滝川は、中堅総合商社・ライフ商事への入社直前、こっそり忍び込んだ猿ケ島での祭礼中に気を失ってしまう。
 目覚めるとそこは、経済の中枢を猿が牛耳り、人間をこき使うパラレルワールドだった!! 滝川は、ライフ商事の5つの事業部で、猿の部長たちにマーケティング戦略を提案し、年間利益10億円を目指すのだが……。
 「即日完売なのに、利益が出ない不動産事業部」「立地も広告も有利なのに、赤字続きの美容室事業部」「データ分析をしても、ヒット商品が出ないキッチン用品事業部」「徹底的なコスト削減をしても、利益ゼロの寝具事業部」「絶品スイーツなのに、全く売れないインターネット事業部」など、問題だらけの事業部を建て直すことはできるのか?
 そして滝川は、元の世界に戻れるのか?
 マーケティング知識ゼロでもよくわかる実践的なマーケティング戦略を満載した一冊。最後まで目が離せない、笑いと恐怖の新感覚ビジネスノベルです。
文庫書き下ろし。


《目 次》
第1章:一戸建てを「即完売」させることが、なぜいけないのか?
     ――儲かる市場規模を探し、そこで儲かるポジショニングを取る
第2章:商品が売れない理由は、お客との付き合い方に問題がある
     ――「自分で考える」強い組織に作り変える
第3章:競合も多く、価格競争も激しい業界で生き残る方法
     ―― 商品点数を絞り、スピードを上げて、売れる機会を逃さない
第4章:新しい市場を自分たちで作る
     ――競争のない次の市場を探し、意図的に拡大させる
第5章:マーケティングを実行するときに必要になること
     ――「売れ筋」を予測し、成功するまで戦略を修正する


《著者紹介》
竹内謙礼(たけうち・けんれい)
有限会社いろは代表取締役。大企業、中小企業問わず、販促戦略立案、新規事業、起業アドバイスを行う経営コンサルタント。雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。青木氏との共著として、『会計天国』『戦略課長』(以上、PHP文庫)ほか多数。

青木寿幸(あおき・としゆき)
公認会計士・税理士・行政書士。日本中央税理士法人代表社員、株式会社日本中央会計事務所代表取締役。明海大学講師。アーサー・アンダーセン会計事務所、モルガン・スタンレー証券会社、本郷会計事務所を経て、平成14年1月に独立し、現在に至る。会計・税金をベースとして、会社の再生、株式公開の支援、IR戦略の立案、ファンドの組成、事業承継対策などのコンサルティングを中心に活動。


《定価・判型》
定価:本体740円(税別)
判型:文庫判並製/352ページ

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