ミズノ株式会社と“未来共創パートナーシップ協定” を締結、共創による社会課題解決へ

    ~“スポーツの力”による官民共創で地域課題を解決していくことを目指す~

    企業動向
    2025年9月8日 17:00

    北海道上川町(町長:西木 光英、以下「上川町」)は、2025年9月8日(月)に、ミズノ株式会社(本社:大阪府、代表取締役社長:水野 明人、以下「ミズノ」)と「未来共創パートナーシップ協定」を締結いたしました。本協定は、スポーツの力を最大限に活用し、子どもの健全育成、世代間交流、地域魅力向上、持続可能なまちづくりといった多岐にわたる地域課題の解決に向けた官民共創を推進するものです。


    今後は、社会資本及びスポーツの力を通じた官民共創により、地域課題の解決を目指すとともに、新しい官民連携の形として共創を深めてまいります。


    パートナーシップ協定調印式写真

    パートナーシップ協定調印式写真


    ■本協定の背景

    上川町は「日本一オープンイノベーションな町」をビジョンに掲げ、町民をはじめ、町外の企業との連携を深めることで、新たな価値創造と地域課題の解決を目指しています。上川町東京事務所を拠点に、都市部企業との連携を加速させる中、スポーツ用品メーカーのリーディングカンパニーであるミズノ株式会社とのパートナーシップは、本町の目指す共創型まちづくりにおいて、極めて重要な一歩となります。



    ■本協定の名称

    北海道上川町×ミズノ株式会社との未来共創パートナーシップ協定



    ■本協定の締結日

    2025年9月8日(月)



    ■本協定の連携事業内容

    スポーツの力による官民共創で地域課題を解決していくにあたり、次に掲げる事項について連携する。


    【「子どもの健全育成、教育」】

    スポーツの力を活用して、子どもの暮らしを取り巻くヒト、モノ、コトを繋ぎ、子どもたちが未来に希望を持てる上川町を共に築きます。


    【「世代間、地域間の交流の機会」】

    スポーツの力を活用して、幅広い世代間及び地域間を結びつけ、交流を通じ、関わる人たちがイキイキとした活力ある上川町を共に築きます。


    【「地域の魅力向上と発信」】

    スポーツの力を活用して、地域に関わる人々、物、情報を連携させ、その魅力を広く発信することで、住民も訪れる人も、誰もが暮らしや活動を心から楽しめるような上川町を共に築きます。


    【「持続可能なまちづくりへの貢献」】

    スポーツの力を活用して、上川町でのまちづくりの成功事例を全国の地方自治体へ展開し、住民が暮らし、働き、遊び、それぞれが有機的に結びついた、豊かな日本社会の実現に貢献します。



    ■今後の展望

    本協定により、ミズノ株式会社の持つ知見とネットワークを最大限に活用し、上川町が抱える地域課題の解決と、スポーツを通じた豊かな地域社会の実現を加速させてまいります。


    【Big Snow Cupの開催】

    2024年12月に実施し、ファミリー層を中心に町内外から数多くの方々にお越しいただいた「Big Snow Cup」。第2回大会では、ミズノ株式会社とのコラボレーションを強化し、「Baseball5」を核とした教育、観光、コミュニティ連携を深化させたイベントとして実施します。このイベントを通じて、上川町が「Baseball5の聖地」として国内外に認識されるような、地域一体となった盛り上がりを目指します。ミズノ株式会社の持つコンテンツ開発力やブランディング力を活かすことで、スポーツの新たな楽しみ方を切り拓き、上川町から多様なスポーツの魅力を発信していきます。


    【「スポーツの力」による地域活性化モデルの構築と全国展開】

    本協定での具体的な取り組みを通じて、上川町が「スポーツを活用した地域課題解決の先進モデル地域」となることを目指します。その成功事例を基盤として、全国の地方自治体への展開を視野に入れた仕組みづくりを進め、持続可能なまちづくりの推進に貢献します。


    【「スポーツを通じた生涯活躍」を支える持続的な仕組みづくり】

    子どもの健全な育成から、高齢者の健康増進、世代間の交流促進まで、あらゆるライフステージの町民がスポーツに親しみ、活力ある生活を送れるよう、持続可能な支援体制を構築します。


    【スポーツツーリズム振興と地域経済への貢献】

    「Big Snow Cup」をはじめとするスポーツイベントの開催や、自然環境を活かした新たなスポーツコンテンツの開発を通じて、スポーツツーリズムを振興します。これにより、地域経済の活性化に繋がるスポーツ関連産業の誘致・育成にも積極的に取り組みます。



    ■上川町 西木 町長のコメント

    「上川町は、スポーツが持つ『人を繋ぎ、地域を元気にする力』を確信しています。この度、その力を最大限に引き出すべく、スポーツのプロフェッショナルであるミズノ株式会社様と、強力なパートナーシップを結ぶことができました。本協定を通じて、私たちは『Big Snow Cup』のような魅力的なイベントをさらに発展させ、子どもたちがスポーツに夢中になれる環境、世代を超えて交流が生まれる機会、そして上川町が持つポテンシャルを全国に発信する機会を創出してまいります。この取り組みが、すべての町民の皆様にとって、より豊かで活力あふれる生活へと繋がることを願っております。共に、スポーツの力で上川町の未来を切り拓いていきましょう!」



    ■ミズノ株式会社 長沼 秀一 執行役員のコメント

    「スポーツには、心身の健康の維持だけではなく、地域や世代を超えたコミュニケーションを生み出し、人や地域の可能性を引き出す大きな力があると私たちは信じています。そのスポーツの力を活用した地域活性化のモデルを作るべく、上川町様と未来共創パートナーシップを締結できたこと、とても嬉しく思います。昨年、上川町様が抱える課題を解決するため、『Big Snow Cup』を共催いたしました。大会当日は年齢・性別問わず多くの町民の方々に楽しんでいただき、スポーツが地域の課題を解決する可能性を強く感じました。上川町様の課題解決のため、イベントの更なる発展はもちろん、他の地域のモデルになることを目指して上川町様と連携していきます。」



    ■上川町の概要 https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/

    上川町は、北海道のほぼ中央に広がる日本最大の山岳自然公園「大雪山国立公園」の北方部に位置し、大雪山連峰と北海道第一の河川、石狩川の清流に恵まれた自然豊かな町。大雪山系の一つ、黒岳への登山口には北海道有数の温泉地である層雲峡温泉があり、秋には「日本一早い紅葉」が見られる。通年型山岳リゾートタウン構想を掲げ、自然や四季を生かして年間を通した観光客の受け入れを目指すとともに、大雪山の自然と共存する暮らし・関係人口の関わり方に挑戦している。

    近年では、上川町での新しい働き方をテーマに移住者や関係人口の創出を図る「カミカワークプロジェクト( https://www.kamikawork.jp/ )」を実施。最近では上川町東京事務所を設立、都市部の企業との連携事業の実施など先駆的な地方創生プロジェクトに数多く取り組んでいる。



    ■ミズノ株式会社の概要

    ミズノ株式会社は1906年創業以来、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念に、スポーツ品の製造及び販売、スポーツ施設の運営、各種スクール事業を展開。近年は日常生活にもスポーツの価値を活用した商品やサービスの開発を積極的に進めている総合スポーツ用品メーカーです。

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