奈良県五條市と近畿大学農学部が連携協定を締結 スマート農業による農業の発展や特産品開発等をめざして連携

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    2024年7月19日 16:30
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    五條市長 平岡清司(左)、近畿大学農学部長 森山達哉(右)
    五條市長 平岡清司(左)、近畿大学農学部長 森山達哉(右)

    奈良県五條市と近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、令和6年(2024年)7月19日(金)に連携協定を締結しました。

    【本件のポイント】
    ●五條市と近畿大学農学部が地域活性化を目指し、連携協定を締結
    ●スマート農法による柿栽培や地域資源を活用した商品開発、魅力的な地域づくりに取り組む
    ●地方創生を志す学生に実践的な学びの場を提供

    【本件の内容】
    五條市と近畿大学農学部は、平成28年(2016年)9月に締結された「奈良県と近畿大学との包括的連携に関する協定書」に基づき、令和元年(2019年)から令和2年(2020年)にかけて、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構受託事業「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」として、五條吉野土地改良区及び旭ヶ丘農業生産販売協同組合との共同研究「先端技術導入による中山間地域の特産品生産スマート化への展望」をはじめ、情報通信技術(ICT、IOT)を活用した柿などの果樹栽培のスマート化の試みやシンポジウムの開催などにおいて、これまでにも協力関係を築いてきました。
    本日締結した連携協定により、五條市の基幹産業である柿などの果樹類への農業情報通信技術の導入推進をはじめ、農業を活性化させて市の経済を豊かにする6次産業化や、地域全体の活性化を実現する10次産業化への転換による、持続的かつ効率的な農業経営の確立をめざします。また、地域特産物の開発や、地域コミュニティの活性化による市の賑わい創出など、さまざまな分野で近畿大学農学部の知識や技術、学生の発想力を生かした取り組みを行い、地方創生を志す学生に実践的な学びの場を提供します。

    【主な連携事業内容】
    (1)地域農業の持続的発展にかかる開発研究及び人材育成に関すること
     ①持続可能で効率的な農業経営
      (スマート農業、農業分野の6次産業化、農地の集積・集約化等)
     ②地域の特産物の開発研究
     ③地域の担い手、賑わい創出人材等の育成
     ④新規就農者・担い手の確保、都市農村交流による関係人口の創出
    (2)地域全体の賑わい創出に関すること
     ①情報発信の強化
     ②地場産業・農林業の活性化
    (3)その他本協定の目的に沿うこと

    【関連リンク】
    農学部
    https://www.kindai.ac.jp/agriculture/

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