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    修理完成記念特別公開 重要文化財「芦引絵」五巻 全巻展示

    イベント
    2025年9月3日 14:45

    阪急文化財団が運営する逸翁(いつおう)美術館は、現在の阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三(こばやしいちぞう)(1873~1957)の雅号「逸翁」を冠し1957年に開館(2009年に現在地に移転)、逸翁が収集した5,500件の美術工芸品や約22,000枚の役者絵等の歌舞伎関連資料などをもとに、年数回の企画展を開催しています。


    逸翁美術館が所蔵する重要文化財16件のうちのひとつ「芦引絵(あしびきえ)」は、室町時代に流行した稚児物語を絵画化した作品です。物語は、比叡山延暦寺の僧が、東大寺の聡明な少年を見初めるところより始まり、その後の二人の別離と邂逅とを描きます。

    室町時代末期に比叡山で五巻の「芦引絵」が作られ、それを模写させたという記録がありますが、いずれも現存しません。この絵巻はそれらを写して現在に伝える、唯一の貴重な作品となります。


    この度、令和2(2020)年度から令和6(2024)年度にかけ、文化庁の重要文化財(建造物・美術工芸品)修理、防災、公開活用事業費国庫補助を活用し、池田市からも補助を受けて実施した、重要文化財修理事業が完遂いたしました。事業の成果を皆様にご覧いただきたく、全巻を一堂に展示する特別公開の機会を設けますので、足をお運びいただければ幸いです。


    【開催期間】 2025年12月17日(水)~12月21日(日)

    【開館時間】 10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)

    【会場】 逸翁美術館 大阪府池田市栄本町12-27(阪急宝塚線 池田駅下車 徒歩10分)

    【観覧料】 無料

    ■鑑賞講座

    【講師】 仙海 義之(せんかいよしゆき)(阪急文化財団 上席学芸顧問)

    【日時】 2025年12月20日(土)14時~

    【会場】 逸翁美術館内 マグノリアホール

    【定員】 80名(先着順、当日13時30分より会場受付にて整理券を配布します)


    ※本展開催期間中、館内ミュージアムショップにて商品を購入されたお客様に、「芦引絵」オリジナルポストカード1枚(旧製品)をプレゼントいたします。(なくなり次第終了)

    ※茶室「即心庵」での呈茶は実施いたしませんので、ご了承のほどお願い申し上げます。



    公益財団法人 阪急文化財団 https://www.hankyu-bunka.or.jp/


    リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/d7d36df097c49ef398e20fad2f484361fac73464.pdf


    発行元:阪急阪神ホールディングス

        大阪市北区芝田1-16-1

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