自転車の安全利用促進委員会

    <主婦の子ども乗せ自転車利用に関する意識調査> 7割以上の主婦が子どもの同乗時に“危険”と感じた経験あり! 主婦が自転車の運転を最も注意する時間帯は“夕方”

    調査・報告
    2014年10月24日 14:30

    毎日の買い物、子どもの送迎など移動手段や運搬手段として、多くの主婦が自転車を利用しています。さらにその中で、坂道や重い荷物を運ぶのに、とても便利な電動アシスト自転車の利用者も年々増加し、国内販売台数は40万台以上となり、2011年には二輪車(オートバイ)の販売台数を上回りました。一方で、自転車事故は減少傾向にありつつも、自転車事故は後を絶たず、より自転車利用者のルール・マナーの徹底が重要となっております。

    表1

    そこで、今年1月に発足しました「自転車の安全利用促進委員会」は、子どもを乗せられる電動アシスト自転車と子どもを乗せられる普通自転車(電動アシスト自転車以外の自転車)に、子どもを乗せて週1回以上利用している20~40代の主婦を対象に「主婦の子ども乗せ自転車利用に関する意識調査」を実施し、1,236名(電動アシスト自転車利用主婦618名、普通自転車利用主婦618名)の回答を集計しました。


    【調査トピックス】
    1.自転車の購入基準は「価格」「安全性」が高い傾向
    電動アシスト自転車の購入基準で第3位の「メーカー・ブランド」(62.2%)は、普通自転車では第6位(23.2%)と大きな差が明らかに
    2.主婦が子どもを乗せている時に危険と感じた経験は、1人で乗って危険と感じた時の2倍以上!
    3.子どものシートベルト着用率に比べて、ヘルメット着用率の低さが浮き彫りに!普通自転車利用主婦の半数以上が子どもにヘルメットを未着用!
    4.主婦が事故に遭った(遭いそうになった)時間帯と、自転車を運転中に最も注意する時間帯は、夕方が1位!


    今回の調査結果を受け、自転車ジャーナリスト遠藤 まさ子さんは次のように述べています。

    ■遠藤 まさ子さんコメント
    「もはや育児用品のひとつとしても欠かせない存在となっている電動アシスト自転車。メーカーやブランドに対する意識が普通自転車よりも高い背景には、「大手メーカーなら万全の安全評価を行い、開発にも十分な時間と資金をかけているから安心」といった思いがあるのではないでしょうか。一方で普通自転車の購入基準は圧倒的に「価格」が多く、電動アシスト自転車には安全対策や運転性能、耐久性といった「乗りもの視点」がより強く向けられていると考えられます。どちらも同じ「乗りもの」である一方で、商品の選び方や価値観に大きな差が生まれるということは、まだまだ自転車が生活用品・道具として考えられている裏返しなのかもしれません。

    今回の調査では安全マークを購入基準にする方は半数以下にとどまりましたが、安全性を担保するものとしての認知が広がることで、もっともっと購入基準としての優先順位はあがるはず。自転車を購入する際は電動アシスト機能付きかどうかに関わらず、ぜひともBAAをはじめとする安全マークに注目していただきたいと思います。」


    【調査概要】
    調査方法:インターネットリサーチ
    調査対象:(1)全国の週一回以上子どもを乗せて、電動アシスト自転車を利用している主婦
         (2)全国の週一回以上子どもを乗せて、普通自転車を利用している主婦
    回答数 :合計1,236名((1)と(2)、それぞれ618名)
    調査日 :2014年10月6日(月)~10月7日(火)
    ご注意 :図表の構成比は四捨五入しているため、構成比の和が100%にならない場合があります。
    調査主体:自転車の安全利用促進委員会
    利用者の方々に安全安心で快適な自転車生活を送っていただくため、自転車の購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーといった自転車の利用方法、そして日々の心がけの大切さを啓発し、安全安心な自転車利用に関する様々な情報発信を行うことで自転車が関連する社会問題を減少させることを目的とし活動してまいります。
    ホームページ: http://jitensha-anzen.com


    ■本調査結果にコメントをいただいた有識者のプロフィール
    遠藤 まさ子(えんどう・まさこ) 自転車ジャーナリスト
    自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。自転車の中でも子ども乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。
    http://www.atpress.ne.jp/releases/52886/img_52886_5.jpg


    以下、調査データです。

    ■自転車の購入基準は「価格」「安全性」が高い傾向
    電動アシスト自転車の購入基準で第3位の「メーカー・ブランド」(62.2%)は、普通自転車では第6位(23.2%)と大きな差が明らかに

    あなたが自転車を購入した際の購入基準は何ですか?
    (MA、普通自転車n=582、電動アシスト自転車n=595)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/52886/img_52886_1.jpg

    主婦にとって自転車は無くてはならず、生活の一部とも言える身近な乗り物です。
    無くてはならない乗り物だからこそ、購入する際に何を基準にするかが重要となります。

    そこで、普通自転車を利用している主婦(以下「普通自転車利用主婦」)と電動アシスト自転車を利用している主婦(以下「電動アシスト自転車利用主婦」)に「あなたが自転車を購入した際の購入基準は何ですか?」と聞いたところ、電動アシスト自転車利用主婦と普通自転車利用主婦の両方とも、1位は「価格」2位は「安全性」という結果となりました。

    しかし、3位、4位以降の結果は両者の差が明らかとなりました。電動アシスト自転車利用主婦は3位「メーカー・ブランド」4位「デザイン」、普通自転車利用主婦は3位「デザイン」4位「車体の重さ」という結果となりました。

    この結果から、特に電動アシスト自転車は高価な買い物であり、毎日のように乗るもののため、価格を最も重要としつつも、安全性も購入基準の上位になりました。また、電動アシスト自転車利用主婦で3位に「メーカー・ブランド」(62.2%)が入った一方、普通自転車利用主婦では6位(23.2%)となり、大きな差が生まれました。メーカーやブランドの信頼性も、電動アシスト自転車利用主婦の購入基準の重要なポイントのようです。


    ■主婦が子どもを乗せている時に危険と感じた経験は、1人で乗って危険と感じた時の2倍以上!

    あなたは今まで、自転車に自分1人で乗っている時に、危険だと感じたことはありますか?(SA、n=1,236)
    あなたは今まで、自転車に子どもを乗せている時に、危険だと感じたことはありますか?(SA、n=1,236)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/52886/img_52886_2.jpg

    毎日のように乗る自転車であるため、時には運転中に危険を感じることもあるのではないでしょうか。
    そこで、「自転車に自分1人で乗っている時に、危険だと感じたことはありますか?」と聞いたところ、普通自転車利用主婦(39.2%)、電動アシスト自転車利用主婦(35.6%)と4割未満という結果になりました。しかし「自転車に子どもを乗せている時に、危険だと感じたことはありますか?」と聞いたところ、子どもを乗せている時は一転して、普通自転車利用主婦(79.4%)、電動アシスト自転車利用主婦(74.3%)となり、1人で乗っている時よりも、2倍以上の危険と感じた経験があると回答しました。

    また、それはどのような時に危険を感じたかを聞いたところ、「子どもが大きく動いた時」「子どもが、はしゃいで立とうとした時」「子どもが寝てしまった時」など、子どもが動く事によってバランスを崩してしまうことが、多くの原因となっていることが明らかになりました。


    ■子どものシートベルト着用率に比べて、ヘルメット着用率の低さが浮き彫りに!
     普通自転車利用主婦の半数以上が子どもにヘルメットを未着用!

    自転車に子どもを乗せる時に、シートベルトを着用していますか?(SA、n=1,236)
    自転車に子どもを乗せる時に、ヘルメットを着用していますか?(SA、n=1,236)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/52886/img_52886_3.jpg


    子どもが大きく動くことで危険と感じた経験がある主婦が多くいることがわかりました。

    そこで、「自転車に子どもを乗せる時に、シートベルトまたヘルメットを着用していますか?」と聞いたところ、シートベルトに関しては、“全く”または“ほとんど”着用させていない普通自転車利用主婦(29.5%)、電動アシスト自転車利用主婦(18.7%)と3割未満となった一方、道路交通法でも義務化されているヘルメットの着用に関しては、普通自転車利用主婦(52.3%)、電動アシスト自転車利用主婦(34.2%)となり、普通自転車利用主婦では半数以上が、“全く”または“ほとんど”着用させていないと回答しました。

    ヘルメットの着用は義務化されており、もしもの時のために子どもの頭を守るヘルメットの着用の重要性と義務化されていることの認知不足が、浮き彫りとなる結果となりました。


    ■主婦が事故に遭った(遭いそうになった)時間帯と、自転車を運転中に最も注意する時間帯は、夕方が1位!

    あなたは今まで、自転車を運転中に事故に遭った、遭いそうになった時間帯はいつですか?(MA、普通自転車n=193、電動アシスト自転車n=206)
    あなたが自転車を運転中に、特に注意する時間帯はいつですか?(SA、n=1,236)
    http://www.atpress.ne.jp/releases/52886/img_52886_4.jpg


    自転車事故が多い時間帯は8時~10時、16時~18時であり、朝の通学・通勤時間帯と夕方に多く起こっています。(警視庁調べ/平成25年)
    そこで、「あなたは今まで、自転車を運転中に事故に遭った、遭いそうになった時間帯はいつですか?運転中に、特に注意する時間帯はいつですか?」と聞いたところ、普通自転車利用主婦と電動アシスト自転車利用主婦共に、事故に遭った、遭いそうになった時間帯と特に注意する時間帯を“夕方”と回答しました。
    特に夏から秋にかけては、日が暮れる時間が早くなるため、自転車の運転は特に注意が必要です。
    また、早めのライトの点灯やスピードを控えめにするなど、事前に事故を起こさない・遭わないようにルール・マナーを順守することを心がける必要があります。

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