アングロ・イースタン社、ハドレー・シッピング・グループ向けに インマルサットのNexusWaveを採用

船舶管理大手のアングロ・イースタン社が、同社技術管理を担うハドレー・シッピング・グループの船舶向けに、インマルサットのNexusWaveを採用し通信のアップグレードをいたしました

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2025年8月20日 10:00
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インマルサット・マリタイム(ビアサット社)は、このほど、アングロ・イースタンがハドレー・シッピング・グループの船舶を、同社の完全管理・統合型の通信コネクティビティ・ソリューショ「NexusWave」へアップグレードすることを発表しました。

ハドレー・シッピング・グループは、長年インマルサット・マリタイムの通信サービスを利用いただいており、今回のNexusWaveへの移行は、統合された複数の軌道を利用可能となる、統合型のソリューションの導入に向けた大きな前進となります。これにより、高度な運航パフォーマンス、エンタープライズレベルのサイバーセキュリティ、そして将来的な運航ニーズや船員福利厚生を支えるスケーラブルな基盤が提供されることになります。

アングロ・イースタンは、技術船舶管理のリーダーであり、海事分野のデジタル革新を強く推進してきました。同社は2023年に複数軌道を活用した通信の接続に対する戦略を導入しており、今回、同社管理船の幅広い船舶にNexusWaveを搭載することで、運航上のデジタル・トランスフォーメーションの加速、サイバー・レジリエンスの強化はもとより、船員向けにも家族に寄り添い、かつ信頼性のあるインターネット環境の提供を一層推し進めています。

アングロ・イースタン CIOである、トルビョルン・ディムブラッド氏は次のように述べています。
「NexusWaveによって、統合されたマルチネットワーク・アプローチを通じて、安全かつ高性能な通信接続を活用できるようになりました。このソリューションは、当社が目指すデジタル先進的な船舶像と合致しており、NexusWaveを順次展開していく中で、乗船中のトライアルの成果を非常に楽しみにしています。」

また、ハドレー・シッピング・グループ オペレーション・ディレクター である、スニット・ダス氏は次のように述べています。
「インマルサットのNexusWaveが提供する完全無制限のデータは大きな利点ですが、当社が当通信サービスに対し投資を決めた理由は、単なる帯域幅の利点にとどまりません。今回のアップグレードは、運航効率と船員の福利厚生に関する長期的な目標を支えるものです。組み込みのサイバーセキュリティ機能、そしてインマルサットの能力に対する信頼により、NexusWaveは、進化し続ける海事データと接続需要に備え、当社の船隊を将来にわたって支えることができます。」

NexusWaveは、高速通信、堅牢なボンデッド・ネットワーク、シームレスなグローバル・カバレッジを組み合わせ、現代の海運業が求める拡大するニーズに対応します。スケーラビリティを考慮して設計されており、スマート船舶運航から船員福利厚生プログラムの強化まで幅広くサポートします。

インマルサット・マリタイム グローバル副社長である、 ガート・ヤン・パンケンは次のように述べています。
「アングロ・イースタンおよびハドレー・シッピング・グループとの協力は、海上におけるより最先端かつ安全性に優れており、そして途切れない通信を利用しての運航の実現に向けた私たちの共通の取り組みを反映するものです。NexusWaveは、現代の海事産業における運航業務が直面している複雑な課題に対応可能なよう設計されており、私たちはお客様が次世代の接続性をより先進性を持って導入していただけることに対し、誇りをもって支援してまいります。」

Inmarsat Maritimeについて

インマルサット・マリタイムはビアサット社の一員として、海事産業のデジタル化を推進し続けています。40年以上にわたり、船主や運航者が常につながり、安全に航行し、運航効率を高め、船員の福利厚生を確保できるよう、信頼性が高く革新的なソリューションを提供してきました。
ビアサットは「世界の誰もが、そしてあらゆるものがつながることができる」という理念を掲げるグローバル通信企業です。世界24か国に拠点を持ち、消費者、企業、政府、軍事分野にわたり、人々の暮らしを地上・空・海でつなぐ高品質で安全、かつ手頃で高速な通信を提供し、持続可能な宇宙開発にも取り組んでいます。
2023年5月、ビアサットはインマルサットの買収を完了し、両社の人材・技術・資源を統合することで、新たなグローバル通信パートナーとして発展を遂げました。詳細はwww.viasat.com、Viasat News Room、またはLinkedIn、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、Bluesky、Threads、YouTubeをご覧ください。
Inmarsat Maritimeは英国ロンドンにあるビアサット国際事業本部を拠点としています。詳細はInmarsat.com/maritimeをご覧ください。

将来予測に関する記述について

本プレスリリースには、1933年米国証券法および1934年米国証券取引法に基づく「セーフハーバー条項」の対象となる将来予測に関する記述が含まれています。これには、NexusWaveソリューションの機能、利点、性能に関する言及が含まれます。
読者の皆様には、実際の結果がこれらの記述と大きく異なる可能性がある点にご留意ください。乖離をもたらす要因には以下が含まれます:
• 第三者の通信容量やサービスを確保できるかどうか
• 衛星の建設・打ち上げ・運用に伴うリスク(異常や運用上の不具合、性能低下など)
• ViaSat-3級衛星や将来の衛星から期待される効果を実現できるかどうか
• 衛星プロジェクトに伴う予期せぬコスト発生
• ブロードバンドサービスに関する事業計画を予定通りに実施できるかどうか
• サービス開始前の通信容量制約
• 新技術・製品・サービスを成功裏に開発・販売できるかどうか
• その他、海事産業に影響を及ぼす要因
また、詳細については米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイト(www.sec.gov)に公開されているViasat社の年次報告書(Form 10-K)や四半期報告書(Form 10-Q)のリスク要因をご参照ください。
本資料に含まれる将来予測は作成日現在の見解を示すものであり、当社は理由の如何を問わず、その更新や修正を行う義務を負うものではありません。

免責事項

本資料の情報は誠意をもって作成されていますが、その適合性、正確性、完全性、妥当性、または目的適合性について、インマルサットグループおよびその役員・従業員・代理人は、明示・黙示を問わず一切の保証や責任を負いません。適用法が許す最大限の範囲において、いかなる責任も明確に否認・排除されます。
地図上の通信カバレッジは予告なく変更される場合があります。
「Inmarsat」は国際移動衛星機構が所有する商標であり、Inmarsat Global Limitedがライセンスを受けています。本書に記載されたインマルサットのロゴおよびその他の商標は、インマルサット/ビアサット・グループに帰属します。

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インマルサット株式会社 担当:高橋・田畑
〒106-0032東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー25階
TEL: 03-5545-5184
Email:japan@inmarsat.com

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