くまもとアプリ運営事務局(熊本市 地域政策課内)

    地域の未来に寄り添う医療グループ〜桜十字グループが「くまもとポイント事業」に込めた想い〜

    熊本市が2025年度から本格運用を開始した「くまもとポイント事業」。
    地域活動やボランティア参加を促進するこの制度に、桜十字グループは、同グループ会社であるプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」を運営する熊本バスケットボール株式会社とともに、いち早く協力を決定しました。
    医療・介護・予防医療を軸に、地域のウェルビーイングを支える桜十字グループ。
    今回の協力は、単なる支援ではなく、「地域とともに生きる」というグループの理念を体現するものです。
    本記事では、桜十字グループと熊本市との連携、そして地域に根ざした多彩な取り組みをご紹介します。

    桜十字病院の正面玄関
    桜十字病院の正面玄関

    地域の健康とつながりを育む「生き活き健康教室」

    桜十字病院で毎月開催されている「生き活き健康教室」は、2025年11月で166回を迎える長寿企画。
    参加費無料で、医療スタッフが正しい医学知識に基づく健康情報を市民にわかりやすく伝えています。
    熊本ヴォルターズと共同で開発した「ヴォルさく体操」なども取り入れ、地域住民の健康づくりを楽しくサポート。さらに、熊本市の健康アプリ「もっと健康!げんき!アップ くまもと」と「くまもとアプリ」が連携し、参加者には「健康ポイント」と「くまもとポイント」が同時に付与される初の取り組みとして注目を集めています。

    生き活き健康教室の様子
    生き活き健康教室の様子
    ヴォルさく体操の実演風景
    ヴォルさく体操の実演風景

    親子の挑戦と学びを応援する「くまもとこども未来フェス」

    2025年夏に開催された「くまもとこども未来フェス」では、桜十字グループが熊本市、イベントプランナーさやまる氏と連携し、親子の“挑戦・学び・健康”を育む場を提供。熊本市の4課によるPRブース出展にも協力し、親子に向けた情報発信の機会を創出しました。
    また、保育・教育に関心のある高校生ボランティアを多数受け入れ、学びながら活動する高校生たちをサポート。頑張った高校生には、メディメッセ桜十字自慢の「マルタスジェラート」でねぎらいのひとときを提供するなど、若者の社会参加と成長を後押しする取り組みが展開されました。

    親子でイベントを楽しんでいる様子
    親子でイベントを楽しんでいる様子

    地域活動に励む人々へ「健康と癒しのご褒美」

    桜十字グループは、くまもとアプリの抽選会にも積極的に協力。メディメッセ桜十字からは「ペアランチチケット」「マルタスジェラート」「水素吸入体験」など、健康と癒しをテーマにした景品が提供されました。
    特にペアランチチケットは、管理栄養士とシェフが共同開発した健康メニューが楽しめるとあって、抽選会でも屈指の人気を誇りました。地域活動に励むボランティアを「食」や「ボディメンテ」で応援する、予防医療に取り組む桜十字グループならではの景品です。

    メディメッセ桜十字のランチ
    メディメッセ桜十字のランチ
    マルタスジェラート
    マルタスジェラート

    桜十字グループが描く、地域との未来

    桜十字グループがこうした社会貢献活動に積極的に取り組む背景には、グループが掲げるビジョン「WELL-BEING FRONTIER」があります。
    このビジョンは、医療の提供にとどまらず、地域の人々が自分らしく、心豊かに生きることを支える社会づくりを目指すものです。
    桜十字グループはこのビジョンを、具体的な空間やサービスとして地域に届けています。

    WELL-BEING FRONTIER
    WELL-BEING FRONTIER

    ■「まってるラウンジ」――病院は大切なものに気づける場所

    桜十字病院内のロビーに設けられた「まってるラウンジ」は、このビジョンのキッカケとなった空間のひとつです。
    病気やケガで当たり前の日常が変わる瞬間。
    その病院で過ごす「待つ時間」を、ただの空白ではなく、希望や内省の時間として肯定的に捉え直すことで、患者や家族が人生の大切なもの――すなわちウェルビーイングなものに気づき、新たな繋がりが生まれるような空間を提供しています。

    まってるラウンジ
    まってるラウンジ

    ■「UGOKKO(うごっこ)」――こどもの未来に“健康の貯金”を

    もうひとつの象徴的な取り組みが、0〜6歳のこどもを対象にしたウェルネスジム「UGOKKO(うごっこ)」です。
    ここでは「運動・栄養・睡眠」の3要素を軸に、医療専門職が連携して、こどものココロ・アタマ・カラダの成長を総合的にサポート。
    現代のこどもたちが直面する「こどもロコモ」や生活習慣の乱れといった課題に対し、予防医療の視点からアプローチすることで、人生100年時代に向けた“健康の貯金”をつくる取り組みとなっています。

    UGOKKO(うごっこ)
    UGOKKO(うごっこ)

    あとがき

    桜十字グループの取り組みは、医療の枠を超え、地域の未来を見据えた“共生”の姿勢に満ちています。
    くまもとポイント事業との連携は、その理念を市民一人ひとりの暮らしに届ける新たな一歩。
    地域の健康とつながりを育むこの挑戦が、熊本の未来をより豊かに彩っていくことを期待しています。

    ●桜十字グループ

    ●桜十字病院

    ●メディメッセ桜十字

    ●こどもウェルネスジムUGOKKO(うごっこ)


    くまもとポイント事業については「くまもとアプリ公式ホームページ」をご覧ください。

    ■お問い合わせ

    くまもとアプリ運営事務局(地域政策課内)
    熊本市 地域政策課
    TEL 096-328-2477(平日 9:00〜17:00)

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