コスト高・人手不足などに対応する中小企業の実態を調査 近畿大学と大阪府商工労働部が共同研究の成果報告会を開催

    その他
    2026年5月14日 16:00
    令和7年(2025年度)成果報告会の様子
    令和7年(2025年度)成果報告会の様子

    近畿大学経営イノベーション研究所(大阪府東大阪市)は、大阪府との包括連携協定に基づき、令和7年度(2025年度)に「環境変化に対する中小企業の対応」をテーマとした共同研究を実施しました。このたび、研究成果を「中小企業のダイナリズム」として取りまとめ、令和8年(2026年)5月27日(水)に、近畿大学東大阪キャンパスにて成果報告会を開催します。

    【本件のポイント】
    ●近畿大学経営イノベーション研究所と大阪府商工労働部が「急速に変化する経営環境に対する中小企業の対応」をテーマとした共同研究を実施
    ●大阪府内の製造事業者を対象にアンケートおよびヒアリング調査を実施し、経営環境の変化への対応や新事業への取り組み実態を把握
    ●研究成果をとりまとめ、企業経営に関心のある方や行政機関等を対象に成果報告会を開催

    【本件の内容】
    近畿大学経営イノベーション研究所は、大阪府と本学が2018年(平成30年)に締結した包括連携協定に基づき、2020年(令和2年)に大阪府商工労働部と大阪産業振興プロジェクトに関する覚書を締結し、大阪産業の振興と発展を目的に共同研究・共同調査の実施のほか、各種研究会を年4回程度開催しています。
    このたび取り組みの一環として、令和7年度(2025年度)に、「急速に変化する経営環境に対する中小企業の対応」をテーマとした共同研究を実施しました。本研究では、原材料・エネルギー価格の高騰、人手不足、AI・DXの推進など、急速に変化する経営環境の中で、中小企業がどのように対応し、新たな価値創出に向けたイノベーション活動を展開しているのかについて、アンケートおよびヒアリング調査を通じて明らかにしました。アンケート調査では、大阪府内の製造事業者(従業者数10人以上)を対象に実施し、1,200通を発送、292通の回答(有効回答率24.3%)を得ました。加えて、ヒアリング調査として事前調査1件、本調査3件を実施し、経営環境の変化への対応や新事業への取組実態を分析しました。
    その結果、人手不足という課題に対応するため、人的資本経営を積極的に推進する企業や、外部企業・大学等との連携により不足する経営資源を補完し、自社独自の製品開発に取り組む企業など、さまざまな工夫が確認されました。
    また、創業からの年数が比較的浅く、従業員の平均年齢が若い企業ほど新規事業に積極的である傾向が確認されました。さらに、既存の製品にデザイン面の工夫や外部視点を取り入れて再定義することで、アートやファッション、サブカルチャーといった新たな市場を開拓する動きも見受けられました。
    これらの成果を「中小企業のダイナミズム」として取りまとめ、企業経営に関心のある方や行政機関等を対象に成果報告会を開催し、大阪府内の中小企業のさらなる発展および行政による効果的な支援施策の推進につなげます。

    【開催概要】
    日時  :令和8年(2026年)5月27日(水)15:00~16:30
    場所  :近畿大学東大阪キャンパス 33号館-アクティブ・ラーニング・コモンズ
         (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
    対象  :一般の方(定員80人、参加無料、要事前申込)
    申込方法:5月25日(月)までに下記のURLからお申し込みください。
         https://forms.gle/fAhKfSdMeHgpPP1n7
    お問合せ:近畿大学経営イノベーション研究所
         TEL(06)4307-3046 E-mail:miri@bus.kindai.ac.jp

    【プログラム】
    15:00~15:05 開会挨拶 経営イノベーション研究所長 教授 文能照之
    15:05~15:50
    「大阪府内製造業の環境変化への取組―アンケート及び訪問調査からみえるもの」
    大阪府商工労働部 大阪産業経済リサーチセンター
    主任研究員 小野顕弘 氏
    主任研究員 工藤松太嘉 氏
    15:50~16:10
    「新事業の創出に有効な要因に関する実証分析」
    近畿大学経営学部・経営イノベーション研究所 教授 峰滝和典
    16:10~16:30 質疑応答、閉会

    【近畿大学経営イノベーション研究所】
    経営イノベーション研究所は、近畿大学21世紀教育改革の目標を実現するために、2011年(平成23年)に設立されました。以来、国内外の学界と連携し、経営イノベーション研究のフロンティアを開拓し研究成果を世界へ発信することで、マネジメントの分野における近畿大学の国際化水準と学問的地位を高めることを目的に活動を行っています。

    【関連リンク】
    経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 文能照之(ブンノウテルユキ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/103-bunnou-teruyuki.html
    経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝和典(ミネタキカズノリ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html

    経営学部
    https://www.kindai.ac.jp/business/
    経営イノベーション研究所
    https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/management-innovation/

    カテゴリ
    ビジネス
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては、プレスリリース内に記載されている企業・団体に直接ご連絡ください。

    Loading...
    コスト高・人手不足などに対応する中小企業の実態を調査 近畿大学と大阪府商工労働部が共同研究の成果報告会を開催 | 学校法人近畿大学