【名城大学】建築学科の谷田研究室が「世界一小さな図書館」に見立てた館外返却ポストをお披露目
天白区を本がうごめく街へ! ー本のある空間づくりで地域貢献

理工学部建築学科の谷田真准教授研究室が「世界一小さな図書館」に見立てた館外返却ポストを制作し、11月13日、天白図書館内のおはなしの部屋でお披露目会を開催しました。11月14日以降、この返却ポストは天白区役所1階の正面玄関奥の風除室内に常設され、名古屋市図書館の館外返却ポストとして運用されます。
谷田研究室の学びとスキルが存分に発揮されたユニークな返却ポスト

谷田研究室は本学のメインキャンパスがある天白区を中心に本がうごめく街になることを目指し、「勝手にエリア・リノベーション」の一環として、これまでにも天白区の「一つ山荘絵本サロン105」や自動車図書館「book worm」の2つのプロジェクトを行い、屋内・屋外で思い思いに本を楽しむ時間と「本と人が出合う場」の創出に取り組んでいます。
今回の取り組みは、天白図書館、天白区役所と連携し、谷田研究室の学生たちが建築学科で学んでいるスキルを存分に発揮して、返却ポストの上に「世界一小さな図書館」の模型を設置。世界のどこにもないユニークな返却ポストは、小さなお子さんがいる家族に向けて、本を読むことの楽しさを伝え、実際の図書館に足を運ぶことを促す意図で製作されました。ポストの上に設置された箱の2つの穴を覗いてみると、小さな図書館の世界が広がります。


谷田研究室の学びとスキルが存分に発揮されたユニークな返却ポスト


同研究室の西澤七音さん(建築学科3年)によると、この「世界一小さな図書館」は、見て楽しいことを大前提に、人の動きとその関係性を意図して制作したという。本の読み聞かせをしている姉弟、絵本を大切に妹に渡す兄などストーリー性をもたせることで、見て楽しみ、説明カードを参考にその動きを探すこともでき、動きや関係性を子供も大人だけでも楽しめるように工夫されているとのこと。そのスケールは人物が1/30、本は1/1で、本に対する空間の使い方を学生がディスカッションを重ねながら考えてきたそうです。




ブックバッグ作りのワークショップも研究室の継続した取り組みから
お披露目会当日は天白図書館の協力を受け、絵本のブックカバーバッグ作りのワークショップも実施されました。子供たちは絵本のすてきな表紙に興味津々。選んだ表紙には下準備がされていて、表紙を折ってテープで張り付けると袋状になり、穴開けパンチで開けた穴にオリジナルの紐を通してすてきな手提げバッグのできあがりです。
借りた絵本を大事にバッグに入れ、学生たちに笑顔で手を振りながら楽しそうに帰る子供たち。図書館で楽しい時を過ごせたことが伝わりました。











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