メディア情報開発株式会社

    超並列・パラレルグリッドJava Batchフレームワーク 「Parallel Frame」を販売開始

    サービス
    2006年7月19日 15:00

    報道関係者各位                      2006年7月19日
    プレスリリース                メディア情報開発株式会社

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
          超並列・パラレルグリッドJava Batchフレームワーク
          「Parallel Frame(パラレルフレーム)」を販売開始
                http://www.mki.ne.jp/pf
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    メディア情報開発株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長:
    山田 隆信、資本金1億9千5百6十万円、以下メディア情報開発)は、基幹シス
    テムにおける大量バッチ処理を対象にした超並列・パラレルグリッド
    JavaBatchフレームワーク『Parallel Frame(パラレルフレーム)』を8月21日
    より販売開始します。

    2007年問題に起因して、基幹系システムのオープン化プロジェクトは、今後
    ますます加速することが予想されます。しかし、既存のCOBOLプログラム資産の
    半分以上占めるとされているバッチプログラム資産のJavaへのマイグレー
    ションに際しては、処理スピードの問題と共に多くの課題が残っているのが
    現状です。

    そのような背景の下、メディア情報開発では、主要株主であるNTTデータとの
    連携で大規模基幹系システムのオープン化プロジェクトに数多く参加しながら、
    ノウハウを蓄積すると共に『Parallel Frame』の製品化とブラッシュアップを
    強力に推進して参りました。『Parallel Frame』の最大の特徴は、Javaを基盤
    技術としていながら、COBOLバッチのアルゴリズムをノンプログラミングで
    再構築できるフレームワークと、そのフレームワークを超高速に稼動させる
    プロセッシング・モジュールで構成されている点にあります。

    製品概要―――――――――――――――――――――――――――――――

    ■超並列・パラレルグリッド処理
    一般的に、J2EEを基盤としたバッチ処理ではCOBOLと比較して処理性能が大幅に
    劣ります。この問題点を克服する為、高速バッチ処理を実現する以下の機能を
    提供しています。
    ・超並列・パラレルグリッド処理機能
     大量のデータ処理を行う1つのバッチジョブを自動的に並列分割した上で、
     それぞれの処理を個別のサーバでグリッド処理させることにより、
     スケーラブルな超並列処理機能を実現します。
    ・分散プロセッシング機能
     複数の個別バッチジョブシーケンスを複数台のサーバに割り振りながら処理
     させることが可能です。

    ■Javaバッチ開発環境/パターン・フレームワーク
    ・パターン・フレームワークの提供
     COBOLやPL/Iで開発された既存のバッチプログラムを、同様のアルゴリズム
     でJavaバッチとして容易に移行することを可能にしたパターン・フレーム
     ワークを提供しています。また、これらの開発は専用のGUI画面から
     パラメータ設定を行うことでノンプログラミングによる開発を実現して
     います。

    従来、開発の現場では、「バッチ処理のアルゴリズムに親しんだCOBOL、PL/I
    のエンジニアは、J2EE技術を基盤とした開発への敷居が高く、逆にJ2EEに親
    しんだエンジニアはバッチ処理のアルゴリズム解析への敷居が高い。」
    と言った現象が起こっていましたが、このようなミスマッチを完全に解消する
    ことが可能になります。

    ■各種ユーティリティ群
    ・仕様書ジェネレーター
     完成したプログラムから自動的に仕様書を出力します。
     これにより、運用保守フェーズでの仕様書改訂メンテナンスの作業が不要に
     なります。
    ・ダイナミックドキュメント
     保守改訂段階での改訂波及箇所のトレースなど、プログラム全体の構成を
     動的にクロスリファレンスする機能を提供しています。これにより、開発者
     しかメンテナンス出来ないという属人性を完全に排除することが出来ます。

    今後当社では、メインフレーム上のバッチ資産のオープン化を目指す企業を
    主な対象として、「Parallel Frame」及び、「Parallel Frame」を利用した
    移行開発プロセスをプロフェッショナルサービスとして提供して参ります。
    また、移行開発に伴うSI受託に関しても、当社中国現地法人でのオフショア
    開発を積極的に推進しており、保守・運用までをトータルにサポートする体制
    を準備しています。

    *当社中国現地法人と包括的業務提携を行っているSIer
     東軟軟件分有限公司: http://jp.neusoft.com
     海輝軟件有限公司 : http://www.hisoft.com/jp
     その他の提携先 中国全土に約15社

    尚、当社では次期製品として、「ParallelFrame」のC#.NETバージョンの
    リリースを11月に予定しております。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ■会社概要
    会 社 名:メディア情報開発株式会社
    代 表 者:代表取締役社長 山田 隆信
    住  所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門 1-4-3 虎ノ門鳳ビル6F
    設  立:1996年2月9日
    資 本 金:195,600,000円
    事業概要:各種情報システムのコンサルティング、設計、開発、保守、
         自社パッケージ開発・販売業務


    ■今回の発表に関する報道関係各位からのお問い合わせ先(記事掲載の場合等)
    メディア情報開発株式会社 広報担当:礒部(イソベ)
    T e l : 03-5157-0140
    F a x : 03-3591-2134
    E-mail: info@mki.ne.jp
    U R L : http://www.mki.ne.jp/pf
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

    カテゴリ
    テクノロジー
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。