睡眠時無呼吸の"隠れ低呼吸"が体内環境に与える影響──CPAP離脱者に共通する呼吸構造を整理した初期報告
睡眠時無呼吸症候群(SAS)やCPAP離脱者の隠れ低呼吸を防ぐ
【新しい調査結果】
トラタニ株式会社(本社:石川県かほく市)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)やCPAP離脱者に共通する「夜間の隠れ低呼吸」に着目し、呼吸の深さと体内環境の関係を整理した初期報告を公開します。
当社が行った睡眠時の呼吸データ測定(n=11)では、
CPAP離脱者に共通する"隠れ低呼吸"と、寝具による改善の可能性 が確認されました。
通常の寝具と当社寝具を比較したところ、
呼吸数が平均33%低下(21回/分 → 10回/分)
呼吸の深さが平均45%向上
吸気と呼気の差が広がり、呼吸波形が安定
という変化が見られました。
測定には ResMo テレメトリー式生体信号測定装置を使用しています。
この結果は、
「CPAP離脱者の呼吸がなぜ浅くなるのか」
「気道以外の要因が体内環境にどう影響するのか」
という疑問に対し、新しい視点を与える初期報告 です。
【背景】
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の標準治療であるCPAPは医学的に有効ですが、
装着の違和感
マスクのズレ
二酸化炭素排出の停滞
睡眠の質の低下
などから、離脱率は30〜50%と報告されています。
離脱者の多くは、
「気道が塞がること」だけでなく、
胸郭の動きが浅くなる"隠れ低呼吸" を同時に抱えています。
【因果の整理:胸郭の動きが浅くなると何が起きるか】
睡眠中は筋肉が緩み、胸郭の動きが小さくなります。
そこに舌根沈下が重なると呼吸はさらに浅くなり、
酸素供給の不安定化
自律神経の乱れ
体内の代謝ストレス
心臓への負荷増大
という 内部のストレス連鎖 が起こります。
これは、気道の閉塞だけでは説明できない
体内環境の落差(内部の酸欠) です。

【新しい視点:気道だけでなく"体内環境"を見る必要】
日本の睡眠医療は「気道の閉塞」を中心に議論されますが、
海外の研究ではすでに、
低呼吸が自律神経を乱す
夜間の酸欠が代謝を悪化させる
深い呼吸が脳の老廃物排出に不可欠
断続的低酸素が心臓負荷を高める
など、体内環境の視点 が重視されています。
当社はこの視点を「呼吸の物理学」として体系化し、
胸郭・舌根・重力の3要因から夜間の呼吸構造を再整理しました。
【解決方向:構造的アプローチで"中呼吸"を守る】
CPAPは「気道を広げる」治療ですが、
離脱者に必要なのは 気道確保と胸郭の動きを守る構造的アプローチ です。
当社はアパレル3D設計の知見を応用し、
アゴが下がらない構造で舌根沈下を防ぐ
姿勢変化でも胸郭が動きやすい角度を維持する
という立体構造の寝具を開発しています。
これは商品訴求ではなく、
“呼吸の深さを守るインフラ” としてのアプローチです。
【調査概要】
調査期間:2024年4月〜2026年5月
調査主体:トラタニ株式会社
調査対象:成人男女(20〜65歳)
有効サンプル数:11名
調査方法:
ResMo テレメトリー式生体信号測定装置および
aams 呼吸解析システムを用いて、
呼吸数・呼吸深度・胸郭可動性・IE比・呼吸波形を測定。
通常寝具と当社寝具の条件比較を実施。
【締め:睡眠時の呼吸は「生命の上流」】
睡眠時の呼吸は、
体温・代謝・自律神経・心臓・脳のすべてを支える 生命の上流 です。
CPAPが続けられない人、
SASの症状が改善しない人、
朝の不調が続く人は、
「気道」だけでなく "呼吸の深さ" に目を向ける必要があります。
当社は、呼吸の物理学をもとに、
睡眠時の体内環境を守る新しい選択肢を提示していきます。
【会社情報】
トラタニ株式会社
代表:虎谷 生央
所在地:石川県かほく市
事業内容:
・ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売
・睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究
・寝具および関連技術の開発
公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/



















