日本初QSSがフルHD対応IPTV向STBソリューションを販売開始

報道関係者各位
PRESS RELEASE                       2006年6月2日
                 キュービットスターシステムズ株式会社

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        日本初、キュービットスターシステムズが
      フルHD対応IPTV向けSTBソリューションの販売を開始
    フルスペックハイビジョン放送向け1080i、1080p対応の他、
   標準放送のアナログストリーミング・ビデオオンデマンドにも対応
           http://www.qubitstar.com/
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ユビキタスコンピューティングのプラットフォームを提供するキュービット
スターシステムズ株式会社(本社:東京都港区芝浦3丁目15番6号、代表取締役
社長 關 信彦(せきのぶひこ)、資本金:1億2500万円、
以下「キュービットスター」)は、日本で初めて、フルスペックハイビジョン
対応のIPTV向けSTBソリューションの販売を開始いたします。

新型IPTV向けSTB-Q1080は、キュービットスターが得意とするLinuxをベースに
開発されており、従来の標準放送フォーマットによるビデオストリーミング・
ビデオオンデマンドに対応しているほか、1920×1080i及び1080pのフルスペック
ハイビジョンにも対応しています。

日本国内においては2011年にテレビ放送の完全デジタル化が予定されており、
プラズマテレビ・液晶テレビなどハイビジョン対応のディスプレイ市場が急速
に拡大しています。また、日本では、e-Japan戦略の順調な進展のもと、既に
世界一高速かつ安価なブロードバンド環境が整っており、総務省は2010年には
日本国民100パーセントに対してブロードバンド環境を提供するとしています。
このような通信環境の整備により、ブロードバンドとテレビを融合した高品位
なIPTVサービスが今後急速に進展するものと考えられます。

さらに世界市場においては、2009年にデジタル・セット・トップ・ボックス
普及台数が9000万台を、また、2010 年には HDTV 視聴世帯数が8,700万世帯を
超え、市場収益は 340 億米ドル規模に達するものと予測されています。
このような世界的な状況を背景にIPTV向けSTB-Q1080は開発されました。

今回、キュービットスターが発表したIPTV向けSTB-Q1080は、オーディオ
フォーマットとしてはMPEG-1 Layer I and II,MP3,LPCM,ADPCM,HDCD audio,
MPEG-2 and MPEG-4 AAC-LC 2.0,WMA9@L3 2.0,WMA9 Lossless 2.0に、
ビデオフォーマットとしてはMPEG1, MPEG2, MPEG4, VOB, DIVX, AVI, XVID,
ASF, WMV9 に、イメージフォーマットとしてはJPEG, PNG, GIF, BMPに、
ストリーミング・メディアとしてはISMA(Internet Streaming Media Alliance)
MPEG-4, MPEG2 TS over IP など多様なフォーマットに対応しており、幅広い
用途が見込まれています。
また、IPTV向けSTB-Q1080は、システムソリューションとして販売されるため、
既存のサーバのフォーマットに合わせてカスタマイズすることも可能です。

キュービットスターでは、IPTV向けSTB-Q1080の販売台数として、
初年度50,000セットの販売を計画しています。

<価格と供給>
IPTV向けSTB-Q1080は、システムソリューションベースで提供されます。
50,000セットのIPTVサービスにおいてSTB-Q1080一台あたり30,000円前後の
プライスで提供することを予定しています。また、サーバシステムについては、
15億円程度から提供可能です。

【キュービットスターシステムズについて】
キュービットスターは、組込み技術をベースにしたユビキタス・ソリュー
ション・ビジネスを、2002年より開始し、組込用OSの開発販売、ネットワーク
構築、DB、サーバの設計・構築・運用をワンストップサービスで提供しています。

世界をリードする日本のデジタル家電を支えるのは組込みソフトといわれており、
この組込みソフト開発事業分野の市場規模は2003年には2.4兆円となっており、
ユビキタスコンピューティングが浸透すると思われる2010年には8兆円を超える
市場規模になると予測されています。

キュービットスターは、今後ますます大きくなるユビキタスコンピューティング
市場において、LOHASをキーワードとした低負荷かつ環境フレンドリーな
コンピューティング環境の実現により、業界のリーディングカンパニーとなる
ことを目指しています。

【会社概要】
商号  : キュービットスターシステムズ株式会社
事業内容:コンピュータのソフトウェア設計・開発及び技術開発、
     ユビキタス・コンピューティングの為のソフトウェア、
     並びに保守に関する業務、
     ハードウエア開発・販売、
設立  :2001年11月
本社  :東京都港区芝浦3-15-6
代表者 :代表取締役社長 關 信彦
資本金 :125百万円
従業員 :20名
関係会社:合肥中国科学技術大学量星科技有限公司(55%出資の子会社)
業績  :2005年度売上(100百万円)
     当期利益(40百万円)

【用語について】
◎フルスペックハイビジョン
走査線1125本(有効走査線1080本)、解像度1920×1080(16:9)、1440×1080(4:3)
で表示される高精細度テレビジョン放送。インターレース方式(1080i)と
プログレッシブ方式(1080p)の2種類がある。

◎IPTV
IP放送によるテレビ放送(多チャンネル放送や、他の放送の再送信を含む)
およびビデオ・オン・デマンド(VOD)を言う。
回線性能や回線事業者の関係上、通信系の網構成を取る光ファイバー回線
(FTTH/FTTx)を用いたサービスがほとんどである。

本リリースに関するお問い合わせは
戦略本部 大山まで
E-mail: info@qubitstar.co.jp
TEL: 03-5484-6655
FAX: 03-5484-6656

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