トプコンがマレーシア(セランゴール州)に 東南アジア初のトレーニングセンターを開設

アジア市場における建設DXの普及に向けた人材育成拠点の構築

企業動向
2025年8月8日 10:30
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株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長 CEO:江藤 隆志)は、建設業におけるDXソリューションの活用を通した生産性向上を東南アジア地域で推進するため、マレーシア・セランゴール州シャーアラム市に、東南アジア初となるトレーニングセンター、Topcon Malaysia Training Center(TMTC)を開設しました。


Topcon Malaysia Training Center 外観

Topcon Malaysia Training Center 外観


本施設は、日本、米国、イタリアに続くトプコンとして4か国目の設立となります。約8,500m2の広大な敷地に、施工現場を再現した実習エリアを備え、最大30名が同時に受講可能な座学スペースを併設。最新の測量機器や建設機械を活用し、ICT施工による建設プロセス全体を体験・習得できる実践的な学習環境を提供します。経済成長にともないインフラ需要がますます高まるマレーシアをはじめとする東南アジア地域において、今回のセンター開設を通じて、地域に根ざした人材育成を推進し、建設業界の技術力向上や都市インフラの整備に貢献してまいります。


本施設では、建設業・測量業に従事する技術者のみならず、公共部門の職員や学生など、幅広い層を対象に、実践的な建設・測量ワークフローの教育を行います。トータルステーション、GNSS受信機、レーザースキャナー、マシンコントロールシステムなどの最新機器に加え、三次元設計データの作成をはじめとする関連ソフトウェアも活用し、理論と実技を融合した高度なトレーニングを提供します。


当社は本取り組みを通じて、マレーシアおよび東南アジア地域における政府機関、民間企業、高等教育機関との連携を一層強化し、トレーニングセンターを人材育成およびインフラ開発の中核拠点として活用することで、建設業界の課題解決や、生産性の向上、さらには地域社会への貢献を目指してまいります。



【施設概要】

名称 :Topcon Malaysia Training Center

所在地:No 34, Jalan 31/47, Seksyen 31, Kota Kemuning,

    40460 Shah Alam, Selangor, Malaysia

設備 :屋外デモンストレーションエリア 約8,500m2

    屋内研修施設

開設日:2025年8月6日(水)


運営(デモトレーニングなどのお問い合わせ先):

Topcon Positioning Asia (Malaysia) Sdn Bhd

+60-350223688

mys_survey_sales@topcon.com



【株式会社トプコン概要】

代表者  :代表取締役社長 CEO 江藤 隆志

設立   :1932年9月1日

資本金  :16,891百万円(2025年3月末現在)

売上高  :2,160億円(2025年3月期)

上場取引所:東京証券取引所プライム市場〔証券コード:7732〕

従業員数 :(連結)5,327名(2025年3月末現在)

事業内容 :「医・食・住」に関する社会的課題をDXで解決する

      グローバル・ソリューションプロバイダー

      ・医(ヘルスケア):眼健診(スクリーニング)の

       仕組みづくりによる眼疾患の早期発見

      ・食(農業):「農業の工場化」による食料の安定的な生産

      ・住(建設):「建設工事の工場化」による安心・安全で

       住みやすい街づくりに貢献するDXソリューションビジネスを推進

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Topcon Malaysia Training Center 外観