2025年7月にリニューアルした赤れんが庁舎を会場に 映画「カムイのうた」地域上映会&パネル展開催!

東川町×北海道新聞社 アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」

東川町の企画で2023年11月に製作した映画「カムイのうた」を通じ、多文化共生社会の実現を目指す、アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」。そのプロジェクトの一環として、今年7月にリニューアルした赤れんが庁舎(札幌市中央区北3条⻄6丁目1番地)を会場に、映画「カムイのうた」の地域上映会&パネル展を8月と9月に渡って開催します。
アイヌ文化伝承者・知里幸恵さんをモデルに、アイヌが暮らしていた自然環境の豊かさ、社会環境の厳しさを通して、文化や価値観が多様であることの尊さ、北海道が世界に誇るアイヌ文化の素晴らしさを感じられる作品です。合わせて、パネル展も同時開催いたします。

●開催概要

【8月開催】
・開催期間:2025年8月15日(金)・16日(土)・17日(日)
・上映時間:
8/15(金)
①16時30分~19時00分<開場:16時00分、CLOSE:19時30分>
8/16(土)
①9時30分~12時00分②13時00分~15時30分③16時30分~19時00分
<開場:9時00分、CLOSE:19時30分>
8/17(日)
①9時30分~12時00分②13時00分~15時30分③16時30分~19時00分
<開場:9時00分、CLOSE:19時30分>
・会場:赤れんが庁舎2階「赤れんがホールA」
(札幌市中央区北3条⻄6丁⽬1番地)
・観覧料:無料※赤れんが庁舎入館料は別途かかります。

【9月開催】
・開催期間:2025年9月19日(金)
・上映時間:
9/19(金)
①13時00分~15時30分②16時30分~19時00分
<開場:12時00分、CLOSE:19時30分>
・会場:赤れんが庁舎B1階「道民ベースA」
(札幌市中央区北3条⻄6丁⽬1番地)
・観覧料:無料※赤れんが庁舎入館料は別途かかります。

●映画「カムイのうた」について

北海道東川町では、1903年に生まれ、19歳の若さで亡くなったアイヌ文化伝承者・知里幸恵(ちり・ゆきえ)さんをモデルに、日本の先住民族であるアイヌ民族とその文化の素晴らしさ・重要性を伝え、差別のない世界を目指すために映画「カムイのうた」を製作しました。
2023年11月23日より北海道内で先行上映が始まり、2024年1月26日からは全国の劇場で上映され、2025年7月現在までで全国70館以上の劇場で公開されました。

世界の映画祭で多数の作品賞を受賞

●カルカッタ国際カルト映画祭(インド):2023年8月-9月国際長編映画部門作品賞受賞
●モントリオール・インディペンデント映画祭(カナダ):2023年秋優秀長編映画選出
●グランド・シネ・カーニバルモルディブ(モルディブ):2023年9月長編映画部門特別賞
●ハーキュリーインディペンデント映画祭(スペイン):2023年9月長編映画部門佳作

<映画「カムイのうた」映像媒体の貸し出しを行っています>
北海道が世界に誇るアイヌ文化に多くの方が触れていただけるよう、学校施設やイベントホール、公民館などの会場をご用意できる方に、映画「カムイのうた」の映像媒体を貸し出し、地域や団体のみなさまでこの映画の上映会を開催していただく事が可能です。この地域上映は、現在日本国内・世界で70回以上実施されています(2025年6月時点)
地域上映の申込→https://moula.jp/LP/kamui/screen/

<アイヌ文化が学べるデジタル教材の無料ダウンロード>
アイヌ民族やアイヌ文化について、興味を抱き、より深く知ってもらうため自由に閲覧・ダウンロードできる「デジタル教材」を制作。お子様はもちろん、大人の方でも理解が深められる内容になっています。また、映画「カムイのうた」と親和性が高い内容にしているため、映画と一緒に読むとより一層深い理解が得られる作りになっています。
■デジタル教材は多言語(11言語)展開しています。
①日本語 ②中国語(繁体)③中国語(簡体)④英語 ⑤ベトナム語 
⑥インドネシア語 ⑦韓国語 ⑦タイ語 ⑧ミャンマー語 ⑨ウズベク語
⑩フランス語 ⑪ロシア語
デジタル教材閲覧・ダウンロード→https://moula.jp/LP/kamui/learn/

●アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」について

北海道東川町では、多様な文化と国内外の交流を推進し、多文化共生のまちづくりに取り組んでいます。その一環として、2023年には大雪山文化と、大雪山のふところで生きるアイヌの文化を広めるとともに、差別のない世界(=多文化共生社会)を次世代に伝えることを目的に、東川町とさまざまな機関・団体と連携して“オール北海道”で作り上げた映画「カムイのうた」を製作。2024年にその映画に込められた想いを、若い世代をはじめより多くの方に気軽に触れていただけるよう、㈱北海道新聞社と連携してアイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」を発足し、多文化共生社会の実現と継承に取り組んでいきます。

●映画「カムイのうた」・アイヌ共生プロジェクト「カムイのうたの学校」に込める願い

北海道には、言語、宗教、文化に独自性を持つ先住民族であるアイヌの人々が暮らしています。アイヌ語は文字を持たず、長い間、口語伝承によって受け継がれてきました。その中で、知里幸恵さんは、自身の命を懸けて「アイヌ語」を文字として記録し、後世に伝えるという大きな功績を残しました。
映画『カムイのうた』は、大雪山の雄大な自然を背景に、知里幸恵さんの半生をモデルにした物語です。この作品は、アイヌ民族が受け継いできた文化の重要性を伝えるとともに、差別のない世界を目指すためのメッセージを込めて製作されました。アイヌの人々が暮らしてきた豊かな自然環境と、厳しい社会環境を描くことで、文化や価値観の多様性がもたらす尊さを伝えています。
この映画とプロジェクトが、差別や迫害の歴史だけでなく、現代社会にも存在する「いじめ」「差別」「紛争」といった問題に目を向けるきっかけとなれば幸いです。そして、次世代を担う人々にとって、国内外の社会問題を解決し、共生共和共栄の社会を築くための一助となることを願っています。

●北海道東川町について

北海道のほぼ中央に位置し、北海道最高峰の旭岳(2,291m)をはじめ、美しい田園風景の広がる人口約8,500人の自然豊かな町です。「東川」はアイヌ語のチュプペッ(ChupPet)の意訳であり、「水源が東にあり日月の出る処」から名付けられたものとされています。稲作を中心とした農業と、木工業、観光業が主な産業です。大雪山からの伏流水の恵みを一身にうけ、全国でも珍しく全戸が地下水で生活しています。町の東部は日本最大級の大雪山国立公園に含まれ、可憐な高山植物、鮮やかな紅葉、一面のパウダースノーなどが特徴として挙げられます。登山をはじめとしたアクティビティなど、四季折々の姿で世界中の旅行者を魅了しています。 1985年には写真の町を宣言し、「写真映りの良い町」を目指し、写真文化を中心に国内外との交流を進めるなど、文化を通じたまちづくりに取り組んでいます。また、家具の産地でもあり、旭川家具の主要産地となっているほか、日本初の公立日本語学校を開設し、日本語留学生が暮らすなど国際交流が盛んな町でもあります。

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