■Tapionタブレットの展示のご報告
飲食業界の人手不足を解決するための省人化ソリューション「Tapionタブレット」が、7月23日から25日に関西で行われた国際ホテル・レストラン・ショー2025に展示されました。会期中の来場者総数は13,609名となり、昨年の10,770名を大きく上回るなど、高い関心が寄せられました。

■飲食業界における社会課題
コロナ禍を経て回復基調にある飲食業界において、慢性的な人手不足は深刻化しています。採用難により注文業務や会計処理の負荷が運営の課題となるほか、近年の多様なキャッシュレス決済への対応も課題となっています。
「Tapionタブレット」は、オーダーから会計まで来店者がセルフで完結できるテーブルトップオーダーシステムとキャッシュレス決済が一体化したソリューションです。本システムの導入により、スタッフの負担軽減と業務効率化が可能となり、人手不足の現場における即効性の高いソリューションとして注目を集めています。
■展示内容と効果
「Tapionタブレット」はPOSベンダーである日本リテイルシステム様の出展ブースにて展示されました。実店舗でのPoC(実証実験)に基づく日本リテイルシステム様の改良版として初公開され、セルフオーダーやセルフ決済が初めてのお客様でも直観的に操作しやすい仕様となっています。
なお、PoCは東京都千代田区の「とんかつ和幸輝 日比谷店」様で実施したもので、現在も継続して稼働しております。


実機の操作で決済にかかる時間を計測したところ、20秒弱で完了するなど操作性の高さを体験いただいております。
その他、来場者から寄せられた主な声
・「お客様自身で注文から決済までこんなに簡単にできるのは画期的」
・「店員は配膳と下げ膳だけで済むのは助かる」
・「現金を一切扱わずに済むのは経営上も安心」
・「個別会計ができるテーブルオーダーは初めて見た」
PoCを実施している店舗では、従業員による会計業務を不要にできることや、オーダーの取り漏れの防止になるなど、これまでのオペレーション上で生じていた課題を解決できています。また、ピークタイムでも少人数での店舗運営が可能となり、従来よりも人手を削減できるなど、省人化の効果が出ています。
■今後の展望
今後も当社はTapionタブレットの実店舗での効果検証を重ね、導入の拡大を進めてまいります。本取り組みを通じて、深刻化する飲食業界の人手不足の解消や、省人化による業務効率化に寄与することを目指します。